弁護士も見放したのか。2人の代理人弁護士が辞任した作曲家、佐村河内(さむらごうち)守氏(50)が孤立無援の窮地に立たされている。このままでは、約束している会見の実現も危ぶまれる。 佐村河内氏の代理人として、ゴーストライターと聴覚障害偽装について2度の謝罪文を発信してきた折本和司、若松みずき両弁護士だったが、15日に代理人を辞任。佐村河内氏や関係者との間で「今後の方針に関し、意見の違いが生じたため」という理由だった。 辞任は秒読みだった。3年前から耳が聞こえるようになっていたという内容で12日未明に出された2度目の謝罪文には、折本弁護士らの“釈明”も添付されていた。そこには、新垣(にいがき)隆氏(43)が佐村河内氏の聴覚はあると会見で指摘したことへの反論として「耳が聞こえないというのは本当だと思う」と説明したことが「結果としては誤っており、当職らの確認不足でした」と記載。折本弁護士らの佐村河