極右とみられるグループに射殺されたジェノ・コカさんび葬儀が営まれた日、自宅では家族と親類縁者が悲しみに暮れた=4月29日、ハンガリー・ティサロエク(AP) 東欧ハンガリーで経済が減速し社会不安が増大する中、少数民族のロマ人、いわゆるジプシーに対する反感が強まり、相次ぐ殺人事件にまで発展している。政府は反差別・反暴力を訴えて事態の沈静化を図ろうとしているが、事件の捜査は進展していない。何世紀もの間ヨーロッパ社会が内包してきたジプシーに対する差別問題が、経済危機の中でまた表面化した形だ。 極右グループの犯行と断定 ハンガリーの首都ブダペストから北東 210キロの村、ティサロエクで4月29日、ロマ人青年、ジェノ・コカさんの葬儀が営まれた。コカさんは1週間前に行方不明となり、村はずれで射殺体となって発見された。警察当局は手口や遺留品などから、今年に入って少なくとも4件のロマ人殺人事件を起こしている
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