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2018年8月26日のブックマーク (3件)

  • 円城塔『文字渦』 - 黌門客

    中島敦の名篇「文字禍」を一字だけ変えた、円城塔『文字渦』(新潮社)が出た。表題作は第43回川端康成文学賞を受賞しており、この作品集はそれ以外に、「緑字」「闘字」「梅枝」「新字」「微字」「種字」「誤字」「天書」「金字」「幻字」「かな」の十一篇を収める。それら計十二篇すべてがことごとく文字に関するものであるから、出版元は「文字小説」といい、作者自身は「文字ファンタジー」と表現する(2018.8.1付「朝日新聞 夕刊」)。文字好きとしては見逃せないではないか。 最後まで読み通してみて、この作品集に一貫するのは、「文字で『世界』を記述できるか」という問いかけに対する回答であり、そのひとつの試みだろうと思った。またそれは、日語の複雑な表記体系を最大限に活用したいわゆる実験小説でもあり、やや大仰にいえば、「文字言語」復権の試みでもあるように感じた。 「言語」というものは、音声が文字に先立つわけだから

    円城塔『文字渦』 - 黌門客
  • 迷惑な話。|幡野広志

    “ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。”が昨日発売された。 Amazonでは一時的に品薄状態になっていて、値段を倍近くに釣り上げた業者が出品しているけど、今日増刷が決定したのですぐに解消されるとおもいます。 近所で流通している書店か電子版、Amazonで購入したい方は少しお待ちください。Amazonから出版社に大口で注文が入っているのですぐに解消されます。 プレミアがついて高くなるかも!!なんてことは絶対ないので早まらないで。 最初からもっと部数を刷れよって声も聞こえてきそうなんですが、が売れないと言われる時代、初めて書籍を出す人間に対して出版社も冒険できないのが実情です。それでも担当編集者さんが頑張ってくれて、比較的多く部数を刷っているんです。 息子から花束を渡されて、からは手作りのプラ板というものをいただいた。 プラ板という存在を知らなかったのだけど、楽しそうなのでぼくも作って

    迷惑な話。|幡野広志
    mshkh
    mshkh 2018/08/26
    アドバイスしたけりゃ金を払えという仕組みがあれば、雑音は減るだろうけど、一方で、純度の高い馬鹿がパワーアップしそうなので、まあ解決策は悩ましい
  • 演劇・ダンス学べる国公立大学が創設へ、学長は平田オリザ

    国際観光芸術専門職大学(仮)は、2021年4月開学を目指す兵庫県の専門職大学。文化・観光創造学部文化・観光創造学科(仮)の1学部1学科で、学生は2年次以降、“観光”“アートマネジメント”“パフォーミングアーツ”の3つからコースを選択する。実現すれば演劇・ダンスの実技を専門的に学べる、初の国公立大学が誕生する。 平田は日8月25日付の自身のブログで大学の構想について語っており、「この専門職大学は、実現すれば演劇界の悲願の達成であると同時に、兵庫県北・但馬に四年制大学をという地域の悲願の成就でもあります。是非、地域に愛される大学を目指したいと思います」とコメントした。

    演劇・ダンス学べる国公立大学が創設へ、学長は平田オリザ
    mshkh
    mshkh 2018/08/26
    「専門職大学」かあ。大学の専門も今後細分化されていくんだろうけど、予算もないし、その意義については常に問い続けられるんだろうな