阿久根市長 賞罰委“市長派”で独占 恣意的処分の懸念も 2009年12月29日 00:09 カテゴリー:政治 九州 > 鹿児島 裁判所の決定に従わず懲戒免職にした元係長の復職を認めなかったり、ブログに障害者を差別的に記載したりした鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が、市賞罰審査委員会の委員4人全員を“市長派”で固める意向であることが28日、分かった。職員の間では「恣意(しい)的な厳しい処分が乱発されるのでは」と懸念する声も上がっている。 4人は、市長派の山田勝市議、石沢正彰市議と市長が民間採用した、橋口信幸企画調整課長と美しい海のまちづくり公社の岩井洋二事務局長。竹原市長が同日、課長会で明らかにした。 阿久根市の賞罰審査委員会は従来、他の自治体と同様、市職員だけで構成していた。しかし、人件費総額の張り紙をはがして懲戒免職になった元係長の処分問題で委員会が「文書戒告が相当」としていたことから、