石狩の焼き肉店 「松阪牛」と偽り販売 中国人団体客に (11/26 10:29) 【石狩】石狩観光協会理事が経営する石狩市内の焼き肉ステーキ店が、中国人の団体客に対し、産地が違う国産和牛を、高級ブランド牛の「松阪牛」と偽って表示し、提供していることが25日、北海道新聞の調べで分かった。松阪牛の証明に使われる書類をコピーして客に渡し、本物に見せかけていた。同店は取材に「中国人には(本物かどうか)分からないと思った」と偽装を認めており、景品表示法違反(優良誤認など)の可能性もある。 この店は、石狩市生振の焼き肉ステーキ店「茨戸ガーデン・ノースヒル」で、同協会理事を務める岡茂社長が経営している。岡社長は石狩地方食品衛生協会理事も務めている。 同店が「松阪牛」として中国人に販売している肉を北海道新聞が入手し、民間研究機関に分析を依頼した結果、三重県松阪市周辺で生産した和牛に限られる松阪牛とは組成が