現地時間19日(以下現地時間)、FSS(セルビアサッカー協会)のトミスラフ・カラジッチ会長は、ラドミール・アンティッチ監督が減棒での続投を受け入れ、同監督が引き続きセルビア代表を率いることになったと発表した。ロイター通信が報じている。カラジッチ会長は「監督とFSSの間で見苦しい対立が生じ、互いに悪感情を抱いたが、延々と会議を開き熟慮を重ねた結果、EURO2012予選も彼に任せることに決めた」とコメント。「ひどい言葉の応酬があった」と、両者の仲が危機的状況だったことも明かし「理想的な解決策ではないだろうが、アンティッチ監督の報酬を半額にすることも叶ったし、彼は今もこの仕事の最適任者である。彼は留任する」と、同監督続投の決定を渋々伝えた。アンティッチ監督とカラジッチ会長の仲は、2010年W杯で早期敗退を強いられたことで悪化。同監督は当初、減棒受け入れを拒んでいたため、FSSは監督交代も視野に入