<弱み(=ストレスを感じるポイント)は、心の要求の現れであり、適切なコミュニケーションの基準となるもの。内向型人間はまず自分の弱みを知っておこう> 世の中には、内向型人間と外向型人間がいる。おおざっぱに言えば、人付き合いが苦手な人と、人と関わるのが好きな人だ。 コミュニケーションコーチのシルビア・レーケンによれば、「自分は劣っている」と思い込みがちな内向型人間も、自分の「内向性」と正面から向き合い、自分の強みを活かせば、社会的に成功できる。 そこで前回の記事では、内向型人間の典型的な10の強みを紹介した。しかし、強みの裏側には弱みがあるもの。弱み、すなわち「ストレスを感じるポイント」を自覚しておくことも必要だと、レーケンは言う。 自らも内向型だというレーケンが著した『内向型人間のための人生戦略大全』(岡本朋子訳、CCCメディアハウス)では、第3章で内向型人間の典型的な弱みを10項目(以下)