ポテトチップスやお気に入りの甘い飲み物に手を伸ばす前に、今一度考えてみよう。最近の研究により、1日あたり100gの超加工食品を摂取するごとに、心血管疾患、高血圧症、消化器系疾患、さらには癌の発症リスクが高まることが明らかになった。 中国・広州、中山大学孫逸仙記念病院の循環器専門医、シャオ・リウはこの研究発表のプレスリリースに「超加工食品の特徴は、糖分、塩分、その他の非栄養成分を多く含み、栄養価が低いにもかかわらず高カロリーであること」と記している。「これらの食品は脂質異常症、腸内環境の乱れ、肥満、全身性炎症、酸化ストレス、インスリン抵抗性など複数の要因を引き起こし、健康に悪影響を与える恐れがある」 同研究では、ヨーロッパ、アジア、米国、オーストラリアの成人計828万6940人を対象に実施された、超加工食品とその健康への影響に関する41件の調査を分析。その結果、超加工食品の摂取量が1日100
