ことしの経済財政運営などの基本方針「骨太の方針」の原案がまとまりました。 賃上げ拡大に向けた環境整備を図り、子ども・子育て政策を抜本的に強化して少子化の傾向を反転させる一方、財政運営をめぐっては、コロナ禍を脱し、経済が正常化する中で歳出構造を平時に戻していくとしています。 骨太の方針の主な内容を詳しくお伝えします。 【マクロ経済運営】 まず、経済運営の基本方針が述べられています。 ▽ロシアによるウクライナ侵攻が国際秩序の根幹を揺るがし、 ▽デフレ経済からの脱却や ▽急速に進行する少子化とその背景にある将来不安への対応など 「時代の転換点」とも言える内外の構造的な課題に直面しているという認識を示しました。