映画『天使の分け前』のケン・ローチ監督 イギリスの名匠ケン・ローチ監督の『天使の分け前』が4月13日(土)より公開される。これまでもハードな現実と闘う若者たちを主人公にしてきた彼が、今作ではスコッチウイスキーの故郷スコットランドを舞台に、ケンカ沙汰の絶えない若者が眠っていたウイスキーのテイスティングの才能に目覚め、家族や仲間とともに逆境に打ち勝とうとする過程を、ユーモアと人情を交えて描いている。ケン・ローチ作品の脚本を数多くてがけてきたポール・ラヴァティとともに完成させたこの若き失業者の再生の物語について、監督は「明るくてファニーな面を持った映画をつくりたいと思った」と解説。また、先日4月8日のサッチャー元首相死去の際に「現代でもっとも分断と破壊を引き起こした首相だった。彼女の告別式を民営化しましょう。入札を行い一番安い見積もりでやりましょう。それこそ彼女が望んだものですから」とコメントし