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はてなキーワード: 昆虫採集とは

2024-12-18

昔の名作小説は、エンタメに溢れる現代においてはややしょぼい刺激ではないか

普段からあんまり本は読まないけど、今年はぼちぼち読んだ年だった。聞いたことあるけど内容は知らない本を古本屋で2,3冊買って読むの繰り返し。

昨日読み終わったのは安部公房の「砂の女」。主人公昆虫採集で出かけた先の集落で一面砂の壁に囲まれた一軒家に監禁される話。言ってしまえばそれだけで、で?って感じだった。

この前読んだカフカの「変身」もそうだった。朝起きたら幼虫になってた。で?なんかジャンプ+の読み切りとかでありそうじゃね。起きたらドラゴンの角生えてたとかさ・・・

この2冊は主人公がとんでもない状況になるという渾身のフルスイング自分にとって空振った結果、それ以降の展開にあんまりのめりこめなくて困った。

登場人物想像もつかない境遇になるっていうのは近年のサブスクまみれの時代において目に入ってくるファストフード的な映画漫画普遍的にみられる要素でやや食傷気味というか新鮮な驚きに乏しかった。

でも文庫本最後解説とか読むと「二十世紀人間が誇るべき小説である。」とか書いてある。もしかしたら、昔はエンタメが少なすぎた結果、朝起きたら幼虫になってたとか言うだけでバカ驚いて本にくぎ付けになったのだろうか。

それともこの手の本には何か全く別の、魅力的な要素があって、その辺のアンテナがぶっ壊れている自分に響いてないだけなのだろうか。

より後年の(つまり現代に近い)小説になると、奇抜な展開の一発屋みたいな小説が減って、より練りこんだ設定というか細部が詰まってるものが多いと思った。例えば「プロジェクト・ヘイル・メアリー」はフィクションエネルギー物質でっちあげてここまでいろんな試行錯誤をする、一冊の本の中に別の世界が丸々入っているようなまさにSFという感じの作りこみに驚いた。村上龍の「コインロッカーベイビーズ」は二人の人間10年くらいの人生を様々な場所転々としながら追体験しているようで、2回目を読もうとは思わなかったけど、濃密さに夢中になった。(カンブリア宮殿で見かける村上龍がこんなに倒錯した人物だということには驚いた。)

話が逸れたけど、要するに一番上に挙げたような作品の食べ方が分からないという話。かもしれない。ヘミングウェイの「老人と海」もでっかいカジキを一冊掛けて釣り上げる話で で?って感じだった。本の面白さを感じる受容体がぶっ壊れてるのか、まだ活性化されていないだけなのか分からないけど、俺は本の面白さが中々わからない。でも今挙げた老人と海なんかアメリカ雑誌掲載された瞬間、2日後には売り切れるほどの人気ぶりだったという。読んで何を感じたんだろうか。

ずっとこんな感じなのでブラッドベリの「華氏451度」は主人公自分と少し重なって何回も読んでいる。買ったのは結構前なのに、あんまり変わらない。

2024-02-24

anond:20240224172257

田舎ならキャンプ釣り昆虫採集バードウォッチングスポーツ、苺狩り、ハイキング登山天体観測とか色々出来るからなぁ。

そういうこと言う奴らって結局東京上げ、地方下げしたいだけやで。

しょーもないプライドやで。

2023-07-27

小学生の頃の夏休みを思い出すゲームを買ってきた

くっそ暑いのでSteam夏休み追体験ゲーム買ってきました。

どんな内容なのかかるーく書いてみます

ストーリー

念願の夏休みだけど両親が忙しくて叔父叔母の家に預けられる事になった小学生主人公

都会ぐらしの主人公にとって、田舎の夏にはワクワクする事がいっぱい。

従姉との再会。大自然との触れ合い。宝探し秘密基地。ひと夏の忘れられないおもいでを30枚の絵日記に残そう!

様々な夏休み体験ミニゲーム除く)

作中にあるミニゲーム形式夏休みの想い出

フラッシュ暗算をひたすら繰り返すゲームになっています。大変だった記憶が蘇る・・・

と言うか釣り昆虫採集です。どうぶつの森と地続きなのかな?ってぐらい多種多様な虫や魚が採れます釣りスキルを強化して海釣りに挑戦して・・・なんかマグロとか釣ってんだけどって笑えちゃう。余った虫魚は研究者に売ってお金になるので本作のメイン金策です。

家事の大変さを学ぶとして叔母さんの洗い物を手伝います。汚れが数値化されていて0ちょうどになるように加減したりして磨いていく。マイナス1以下になると割れちゃうから注意。やったなーって記憶が蘇る。

タイミングよくゲージを止めて相手のメンコを吹っ飛ばす!まるでコロコロコミックのようなノリで展開される笑いと熱血のあるシナリオ駄菓子屋で買えるめんこのコレクション要素も見どころ。

占い師と協力して特殊釣りゲームを行って金色の魚を釣り上げるミニゲームで作中で一番むずかしいか・・・主人公の体力を上げておかないと積むのも面白さの1つ。

近所の高校夏季練習にお邪魔して、小学生ながらマラソンを鍛えて顧問先生に挑戦するミニゲームです。ときメモをなんだか思い出すデキ。

とまぁ、ゲームだけど、懐かしの夏休みを堪能できました。面白かったです。

https://store.steampowered.com/app/1227890/_/?l=japanese

ゲームこちらです。

冬休み版も日本限定で先行発売されたようなので次はそっちを遊びます

2023-03-08

現実世界ポケモンに相当するもの

ポケモンブランド力はすごい

そしてファンの年齢層もすごい

まさに老若男女がポケモンを愛し、好み、様々なグッズ、ゲームアニメなどと親しんでいる

ポケモンGOでついに高齢層にも認知された

ポケモンsleepも登場し、ポケモンはもはや生活に溶け込んでいる、という人も多いだろう

我が家も例に漏れず、ポケモン第一世代の俺自身は相変わらずポケモンをやっており、小2の娘は最近ポケモンにドはまりしている

そしてついに、本当にポケモン存在して欲しいと言い出した

そうだよね、それみんな思っているよ

だが残念なことにこの世にポケモンはいない

でも、ポケモンじゃなくとも、様々な魅力的な生物がこの世には存在しているし、ポケモンと同じく、トレーナーと心を通わせて、技を磨いて、勝負で戦う生き物もいる

ポケモンそもそもの発想と言われる昆虫採集もそれだ

枝に捕まえたカブトムシを歩かせ、友達カブトムシとどちらが枝に残れるか戦わせるような遊びはシンプルだし、そこまでしなくともどちらが大きいか大きさを比べる勝負したことがあるだろう

もっと本格的になると、闘牛闘犬闘鶏などもあるし、タイではベタを使った闘魚もある

バトルをしなくとも、美しさを競う錦鯉金魚品評会もあるし、盆栽や菊、バラなどの品評会もある

このような、実在の生き物を一所懸命育て、競わせる遊びは、ポケモンゲームに負けず楽しいし、のめり込む価値はあると思う

しかし、そのような育成すら、自分で行うのはなかなか大変だ

では、最近ポケモンバトルと同じように、興行として他者の育てた生物を競わせる大きな大会があれば、ファンとして観戦し、それをもっと手軽に楽しめるのではないか

金魚品評会と異なり、できればトレーナーとの絆を感じる意思疎通があり、継続的テレビで見れるような競技があるといいな

…あるんですよ、競馬って言うんですけどね

競馬ポケモンバトルと同じだ

馬はポケモンと変わらず可愛い

色も茶色から栗色、真っ黒、グレー、白もあるし、脚の色や額の模様なども馬ごとに随分違う

個人的には明るい栗毛かわいいと思うし、美しさで言えばソダシに代表されるような白毛馬も最近存在している

馬1頭1頭に持ち前のスピードやパワー、スタミナ、気性や性格のような、ポケモンで言う種族値のようなものが刻まれている

ポケモン種族値というよりは、人間と同じ個性特性かもしれないね

大回りコース向き、小回りコース向き、短距離向き、長距離向き、のような適性が馬ごとにあり、これはポケモンでいうタイプにあたる

さらポケモントレーナーが頑張ってポケモンを育てるように、調教師ポケモンを育て、レベルを上げて、努力値も振ってくれる

そもそもポケモンでいう孵化厳選のような、出生ガチャも、牧場の人が頭をひねって最強の馬が生まれるように血統表を見て考えている

そして本番のバトルは、直接の戦闘ではなくレース

レースでは騎手と馬のコミュニケーション大事で、これは本当に人馬一体となる勝負

馬は、ポケモンの技と同じように、スタートダッシュ、いい位置で折り合う、馬群をこじ開ける抜け出し、最後の末脚、並ばれても抜かせない根性、など、様々な特性や技を使って勝負をする

こうやって考えると、孵化厳選から育成し、実際のバトルまでするポケモントレーナーマジで化け物だ

競馬で言えば牧場、育成、馴致、調教騎乗まで全て1人でやるってことだし、オーナーブリーダートレーナージョッキーだな


競馬ギャンブル、のイメージがある人も多いと思うけど、別にギャンブル要素が100%ではない

賭けなくともスポーツ観戦として見ていれば楽しめる

スポーツ観戦、ポケモンバトル観戦的な楽しみがめちゃくちゃあることは知って欲しいなと思う

でも、見るだけじゃ足りないのよ、やりたいのよって思うかもしれない

そういう人は金魚ブリーディングとか菊の交配とかが競馬よりいいかもしれない

ただ、そっちにいかなくとも、競馬でも関わり方は色々ある

実際の馬の育成やレース自分が関わることはお金的な意味で困難だけど、応援したい馬の馬券を買えば、本当に勝ってくれた時に自分にも賞金が出るようなもんで、喜びは何倍にもある

それがギャンブル的な要素の利用方法

それじゃなんか違うと思う人は、一口馬主と言う手がある

1頭数千万円する馬を個人で持つことは難しいけど、それを数十人から数千人で分割して所有できるシステム一口馬主

自分出資馬が入賞すれば賞金は本当に自分にも分配されるし、馬券だとリターンがない4着以下でも、一口馬主なら賞金が配分される

応援する馬を見つけ、継続して見ていくことで本当に競馬面白くなるよ

ポケモン好きな人は、わかってしまえば本当に競馬楽しいと思うんだ

ポケモン好きな人競馬を浸透させていきたいなと本気で思っていて、ポケモン好きに競馬普及活動をしている

さあそこのポケモン好きなみんな、もし興味を持ったら大阪杯皐月賞などを見てもらたらなと思う

一口馬主なら、DeNAヌーシーとか、広尾サラブレッドが手ごろな値段でお勧め

2022-11-29

オープンワールドとしてのポケモンSV

ハードゲーマーほど批判してるみたいだけど不思議

ポケモンってゲームは、ポケモンのものが全てなのよ

ポケモン出会い、捕まえ、育て、冒険するから楽しいわけで、そのポケモン要素無しで冒険のみの楽しさにするなら別にポケモンじゃなくていいわけ

で、実際ポケモンじゃないゲームの方が、そっちの出来はいいだろう

それなのに、ポケモンじゃないならやってない、って声がそこそこ聞こえるけど、実際はポケモンからやってるわけですよね

そしてポケモンじゃないならやってない派は、ポケモン要素なしの冒険要素に不満はあったのだろうけど、ポケモン出会い捕まえ触れ合う要素に不満言ってる人はほとんどいない

からやはり、冒頭にも言った通り、ポケモンゲームポケモンが全てなのよ

実際初期のポケモンGOって本当に捕まえる以外の要素なかったのに、あれだけヒットしたでしょ

宝探し感、昆虫採集や魚釣り感覚、それがポケモンの楽しさの根底にある

オープンワールドかどうかとか、ジム戦がどうとか、それって全部、今回はどういう形でポケモン出会わせるか?だけの問題しかない

オープンワールドなら探索の欲求をそそる工夫がもっとあるべき、って意見も見たけど、ポケモンゲームの最大の報酬ポケモンのものなので、あの山を超えたらまだ見ぬポケモンいるかもしれない、と思うだけで十分行きたくなるわけ

それはポケモンゲームならではの、独特な要素と思う


そういう意味では、今回のポケモンSVは、こういう形でポケモン出会いたかった、が詰まっててとてもいい

手段の部分を目的かのように批判してるのを見ると、なんか違うだよな感がある

2022-09-09

野生動物を触るのはNG←わかる。 昆虫採集OK←なんで?

寄生虫などの問題野生動物危険なのであれば昆虫NGなのでは?

2022-06-14

https://anond.hatelabo.jp/20220614233256



   昔、養老ありけり。  東大解剖学教官時代、恐ろしいオヤジの男なるも、平成に入りて元に戻り、段々に女性的になりて麻原彰晃と経緯同じ。

     学生試験の採点は階段から答案をまき散らし、一番遠くに飛んだのを優にしていた。

    学生に対し若いのにこんな穴倉にいないで遊んで来いと檄を飛ばす平成中期、様々なエッセイを書いて人気を博す。

     鎌倉の自宅に大量の書庫を備え、書庫が倒れて本に潰されても本望という。鎌倉から電車東大に通い、その最中に本を乱読す。

   昔から法律などの人定法を嫌い、あんもの人間が作ったもの政治ゲームに夢中になる時点で頭がおかしいと豪語し、自然を愛し昆虫採集に励む

     自分が金をもらったら風を喰らって行方をくらすといふ時代もあり。

2020-06-26

anond:20200625140657

植物 動物 料理

植物

他の人も言ってるが、植物栽培植物採集、園芸家庭菜園

上手く育たなくても楽しめたりする。

動物

昆虫採集、魚釣り金魚小鳥や犬などの飼育

飼うものは上手くいかないと死ぬのでお金持ち向け。

野鳥観察は眼が見えにくいとやりにくいのですすめない。

料理毎日の事なのでちょっと出来ると便利。

酒呑みとの相性は良さげだけど、人によっては酒量が増えそうな気がする。

家庭菜園紫蘇ミニトマト、胡瓜など材料を作れる。

相性や環境もあるけど、植物栽培100均プランターアパートベランダでも出来るから一番おすすめ

2020-05-16

昔々の夏休み

誰よりも大きいカブトムシクワガタを捕まえる事に兄弟で執着していた。

前日に砂糖水を仕掛けラジオ体操が始まるまでに虫を回収して回る。ラジオ体操の後に行く奴もいたな。

あるあるだけど楽しかっただろ。

子ども自転車で行ける範囲カブトムシがいそうな場所は全て網羅していたが、昭和ベビーブーム二世から昆虫採集キッズ人口は多く競争率はとても高かった。

これもあるあるだと思うが、行ってはいけないと言われる所も皆各所にあったと思う。俺の近所では捨てられたような無人の小さな神社だった。

いかにもおどろおどろした、初期のゲゲゲの鬼太郎ばりの神社で昼間でも暗い。その辺りは国道けが新しくできて開発は進まずほったらかしの土地にその神社けが残っていた。行ってはいけない理由は、今思えばヤンキーが集まったり浮浪者が寝泊りしていたのだと思う。

あんな恐ろしい所にカブトムシがいようが誰も近寄らないに決まっている、という事で俺たち兄弟カブトムシ欲しさにその神社に行く事にした。

兄が言い出した事だ。畏怖の念と言うのはまさにこれで、兄ちゃんすげえと心の底から尊敬した。後にも先にもこれ一回だが。

まずは明日夕方砂糖水を仕掛けに行く。

恐ろしさと期待と今まで味わった事のない高揚感で2人とも落ち着かなかった。

増田兄弟の大冒険

最大のカブトムシ

まさかの新種発見

その高揚感はすぐ親にバレた。何を企んでいるのかと父に詰められ兄は速攻で口を割った。

親に黙って、子どもだけで行ってはいけないと言われる場所に行く事がどれだけ危険か、と言う事を真剣説教された。両親の前で悪巧みがばれ項垂れる子ども2人に笑いを堪えながら父は言った。

よし、じゃあお父さんも一緒に行こう。

うそ!もう百人力だ!すげえ!

お母さんお弁当作って!

何で?!お弁当なんかいらないでしょう!

楽しい行事には弁当がもれなく付いてくると信じていたあの頃。

お父さんと兄ちゃんがいるならもう何も怖くなかった。

次の日の夕方がやって来た。その日は言われなくても宿題をやり、母の言う事も聞き、いつもより多めに入れてます砂糖水を用意して父が帰って来るのを待った。母は蚊取り線香を用意した。

父が帰って来て思い出したように、ああそうだった、よっしゃ、行くか。と言うと俺たち兄弟戦地に向かう兵隊の様に緊張した。

忘れ物がないか確認しながら、父の車に乗り込む。


5分で着いた。

まりの近さに子どもの俺でも拍子抜けしたが、暗くなりかけた夕方神社コウモリが飛んだりカラスが泣いたり、充分に子どもを震え上がらせた。

あっという間に蚊に刺されれる。父のすぐ近くに隠れドキドキしながら砂糖水を仕掛ける。

そしてそのドキドキはあっという間に、地面に落ちているエロ本に向けてのそれに変わっていた。

見た事のない体勢の裸の女の人の写真や、きゅうりを持った物凄いおっぱいの女の人の絵。きゅうり??

帰りの車ではあの女の人の写真や絵で頭がいっぱいで、カブトムシ鬼太郎神社の事はどうでも良くなっていた。兄も黙りこくっていたからそうに違いない。

それでも家に帰れば、明日カブトムシへの期待が膨らんできた。ラジオ体操前に行って、捕まえたカブトムシをみんなに見せたい。エロ本ももう一度見たい。

父が、ラジオ体操前って朝早すぎるだろと難色を示し、まぁ朝だし思ったほど荒れている訳じゃないしと母に言い、結局明日の朝は兄弟2人だけで行く事になった。

兄も俺もエロ本の事は口に出さなものの、エロ本をもう一度確認したい気持ちは同じで、カブトムシもいっぱいいるかも知れないし早く起きて行こうぜと張り切った。

エロ本カブトムシの力は強く兄が俺を起こしたのは4時。両親は熟睡中。コソコソと着替えていると母が寝ぼけながら、え、もうそんな時間ご飯は?と聞いて来た。帰って来てから食べる!と言い残し2人で自転車立ち漕ぎして神社に向かった。

まだうっすら明るいだけの神社はやはりおどろおどろしていたが、エロ本カブトムシには勝てない。

神社の前に自転車を止める。2人とも黙って早歩きで神社敷地に入って行く。

奥の方からコンコンと何かを叩くような音がした。兄と顔を見合わせる。幽霊がでるとか、怖い人がいる感じの恐ろしい音ではない。キツツキ?

少し進んで覗き込むと、砂糖水を仕掛けた木の前に着物を着たおばあさんがいた。普通ならここでひっくり返るところだが、俺たち兄弟にはそれが岩崎(仮)のおばあさんだとすぐに分かった。

岩崎のおばあさんとは近所の駄菓子屋岩崎のおばあさん。いつも着物を着ている。令和平成着物と違って、昭和のおばあさんの着物はマジもんだ。生まれからずっと着物を着ている人だ。何色とも言えない、茶色いような緑のような灰色のようなよれよれした着物をいつも着て、駄菓子屋岩崎で俺たちにお菓子を売るおばあさんだった。絶対オマケをしない、騒ぐと怒る、商品に触ると怒る、子ども相手商売には向いてないおばあさんだった。

岩崎のおばあさんはぶつぶつ言いながら白い人形を木に打ち付けていた。

岩崎のおばあさんにはビビらなかったが、その人形を木に打ちつけている行為が訳がわからず、恐ろしくなって兄とまた顔を見合わせ黙って逃げ帰った。

家に帰ると両親が起きて来て、早いねカブトムシは?と聞かれたので、岩崎のおばあさんがぶつぶつ言いながら白い人形を木に打ちつけてたかカブトムシは採れなかったと素直に言った。

母が父に、あそこ新しいお嫁さんとすごい仲悪いらしいからねぇーとニヤニヤして言ったのを覚えている。

エロ本には後ろ髪を引かれたが、なんとなくそ神社に行く事もなく夏が終わった。

それから何年か経ち、きゅうり意味がわかり、カブトムシも飼わなくなった。

駄菓子屋岩崎もなくなり、そのあとにはこの近所には全く似つかわしくない洋風の立派な家が建った。

2020-04-06

あつまれ どうぶつの森プレイしてみた

 私はしがないゲーム好きである。  

 どうぶつの森シリーズは初プレイなので、前作との比較などではなく、一本のゲームとして、プレイした感想を書いてみたいと思う。  

  

 ・良かった点  

 1.グラフィックが素晴らしい  

 小物のデザインが細部まで描かれているのもそうだが、たぬきち事務所プリンターなども、リアルでよくできている。  

 何より、素晴らしいのが博物館だ。静寂の中で神秘に包まれる独特の雰囲気を上手く再現出来ていると思う。  

 どうぶつの森の可愛さとリアリティの両立は今まで体験したことのないレベル大成功していると思った。  

  

 2.マイデザイン楽しい  

 マイデザインという自分で絵を描き、それを服にしたり、グラフィティアートにしたりして遊べる機能がある。  

 これも、良く出来ており、地面に絵を描くことで、道路や、畑を表現したり、市販に無い服を作り、ネット上のユーザと交換したりと使い方次第ではとても夢のある機能だと思う。  

 欠点としては、ドットで絵を描くのにコツがいることと、絵を描くのが苦手な人は、楽しめないかもしれないということだ。  

  

 3.住民との交流楽しい  

 可愛い住人と不細工な住人がいる。私の島にやって来たのは、タコカエルミュータント達だった。  

 初めは、何でこんな奴らなんだと思ったが、会話の回数を重ねたり、プレゼント交換をするたびに愛着が沸くようになってきた。   

 ショッピング中や、博物館の中でも出会うことがあり、出先で友人と会うような嬉しさがゲームの中でも味わえるとは思わなかった。  

  

 4.世界に没入できる  

 海岸沿いを歩き、海のせせらぎに耳を傾ける。星を探しに山を登り、夜空を見上げる。  

 フィールドを歩くだけで面白いし、何なら画面をつけっぱなしにして眺めているだけでもいい。  

 ぱちぱちと音を鳴らす焚火を眺めていると、不思議気持ちも落ち着いてくる。  

 本当に自然の中でキャンプをしているような、独特の空気を肌で感じられるのは本当に良かった。  

  

  

 ・悪かった点  

 1.やることがない  

 日常的にやれること言えば、昆虫採集、魚釣りに、森林伐採などだ。  

 橋や坂の建造、民家、施設移転も出来るがそれには莫大な費用必要となる。  

 日々の作業が早くもルーティン化していて、何か根本的な変化がないとプレイし続けるのは厳しいと感じた。  

 家具が沢山あるのに、殆どがただの飾りであり、ミニゲームなどがプレイ出来ると期待していたので残念だった。  

  

 2.住民性格コピペである  

 外見ごとに性格が設定されていると思ったのだが、別々の住民なのに語尾以外は同じことしかしゃべらない住民がいた。  

 筋トレの話しかしない男性キャラがいるのだが、別の島で別の外見なのに、同じ会話をしていたのだ。  

 キャラクター毎に個性があると思っていたので、初めて知った時はとてもショックだった。  

  

 3.操作性が悪い  

 物を買うときにまとめ買いが出来ないし、物を作る時もまとめて作成が出来ない。  

 道具は消耗品だと言わんばかりに、ばかすか壊れていくし、魚を釣る餌だって作らなければならない。  

 服も、色毎に買い集めないといけないのだが、まとめて買えないのでカラーバリエーションの数だけ試着室に入らないといけない。  

 薬草を一個買うたびに、会話を最初からやり直さないといけないドラクエがあったらどう思うのか、ゲームディレクターに聞いてみたい。  

  

 4.店の開店時間が厳しい  

 日用品が売っているお店は、朝の8時~夜の10時まで、服が売っているお店は、朝の9時~夜の9時までと時間制限がある。  

 大事金策要素であるカブの買い取りに至っては、午前と午後で価格が変動する。  

 平日の午前中にプレイをするのは、学生でも、社会人でも厳しいのではないだろうか?  

 本体時間をずらすという手もあるが、そうすると閉店時間が早くなってしまう。  

 たぬきちが24時間営業なのだし、お店も24時間営業でいいのではないかと思った。  

  

  

 ここまでつらつらと書いてみたが、イベントアップデートなども頻繁にあるようだし、当分はゆるりとプレイを楽しむことになると思う。  

 このレビューを読んで、どうぶつの森に興味を持った人は買って貰いたいと思うし、既に持っている人はゲームについて話が出来たら嬉しい。  

  

 それでは、良き、あつ森ライフを!

2019-11-10

じゃあ今どきの中学生って昆虫採集とか切手集めとかコーラの蓋集めとか伝書鳩調教とかやってんのかっていう話よ

2019-01-08

技能実習生雇用先への監査の話

年末大学時代サークルの先輩と飲む機会があった。先輩は前の勤務先で役員までしていたが二代目と折り合い悪く60歳で綺麗に退職。好きな昆虫採集をしている。但し最近まで引き受けていたのが技能実習生をやとっている農家監査。先輩曰く『最低賃金で働かすことができてボーナスも払わずに済む。今スーパー国産野菜あんな値段で買えるのは実習生のおかげで、こんなありがたい制度はないのだから最低賃金労働条件は守れ』と言い続け得てきて、確かに悪質な例もあるが大概はきちんとしているんだそうだ。その先輩が何故監査役を辞めたのかというと他ならぬ監査自身のp労働条件がきつくなってきたからで『岐阜から長崎諫早までいって15軒を3日だったのを2日ですませろと言ってきやがった。書類をその場でチェックし実習生自身の話を聞いていれば4~50分/軒はかかる。そんないい加減な監査ができるか!』と喧嘩になってやめたそうな

まあごもっともとしか言いようがないっすねえと返事をしたが

2017-05-10

http://anond.hatelabo.jp/20170510194957

メカ好きと生物好きは両立しない仮説に基づいて、動物図鑑を読ませて動物園に連れて行きまくれば鉄にはならないか

昆虫採集もいい

2016-05-03

[]

トリツカレ男を読んだ。すごくあたたかな内容の小説だった。大人童話。短いのに充実感で胸がいっぱいです。

この小説はなんといっても、トリツカレ男ことジュゼッペの人となりが愛おしい。

ある一つのことに馬鹿みたいに熱中して、どんなことでもプロ顔負けの練度にまで達してしまうジュゼッペ。取り憑かれる事柄はどれもこれも奇想天外で、例えばオペラに、次には三段跳びに、その次には探偵ごっこに熱を上げてしまう。熱中する切っ掛けも馬鹿げていて、オペラならラジオで下手な芝居を聞いたから始まったのだし、三段跳びバッタを見てたら突然衝き動かされてしまったのだという。

その上、どれもこれも違う熱中対象出会ってしまうと、ぱたりとやめてしまう。三段跳びでは世界新記録を叩きだして全国大会まで駒を進めていたのに、大会当日になって探偵に取り憑かれてしまっていた。せっかく応援に駆けつけたのに、町の人々はまたかと苦笑することしかできない。

この取り憑かれは本人の意思関係なく発生するようで、時と場合によっては周りの人がひどく迷惑することになる。オペラの時はところかまわず歌うもんだから周りの人は騒音に悩まされてしまうし、なぞなぞに取り憑かれてしまった時なんて、働いているレストランで客に謎かけをするもんだからものすごく疎まれしまった。

取り憑かれは節操が無い。語学学習に熱中し、潮干狩りに熱中し、昆虫採集に熱中し、競歩に熱中する。使いもしないサングラス収集し、誰も見たことがないくらい大きな雪だるま作りに性を出し、つなわたりを極めようとしてしまう。

代わる代わる、ある一つの物事ブレーキが壊れてしまった自転車のように突き進むもんだから、町の人は優しく呆れながらジュゼッペのことをトリツカレ男と呼んでいるのだ。

そんな素敵な素敵な彼がとある女性に取り憑かれてしまうのが本作なんだけど、火を見るより明らかな恋心がとても微笑ましい。相棒の人語を操るハツネズミ皮肉屋だけど可愛らしい。物語重要人物にあるタタン先生エピソードでは思わず目頭が熱くなってしまった。

みんながみんな真っ直ぐで、お馬鹿で、一生懸命なのだ最後まで読んで、この物語をぎゅっと両腕で抱きしめてあげたいような心地にさせられた。

ところどころ毒が利いてるのもよかった。一時間ほどで読める一冊だけど、充実した読後感が得られる小説でした。

2014-07-28

いい大人だけど昆虫採集楽しい

クワガタムシ捕まえて飼育始めたんだけど可愛いよね。

つぶらな瞳と攻撃的な性格ギャップがたまらない。

アラサーの女だけどタオルで首やら顔やら巻いて(虫除け)見てくれかなぐり捨てて山に入ってる。

プロの人、地元若者(小遣い稼ぎに取りに来てるっぽい)とのバッティングだけはすごい気をつかうけどそれくらいかな…

山奥の星空眺めてるだけでも気分いいしね。

虫さされが昔からひどくなりやすい体質だったけど最近はかゆみ止めの性能が上がったのか掻き崩すことも減ったのでひと狩りいくだけで体がボロボロってこともなくなった。

昔読んだ図鑑が著者の採集旅行の記録とかものってて、船でグロッキーになりながら御蔵島に行った話とか書いてあってすごい楽しそうだったんだ。

今は船も新しくなってもっと速く着くのかなあ?

私も離島の亜種とか捕まえてみたい…

お金ためていつか行きたいものだ。

 
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