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2025-01-15

苗字を変えると同じ墓に入れない

皆は気づいていたのだろうか。

私はバカなので全く気づかなかった。

籍を入れるとき苗字に執着がなかったため特に考えもなく変えた。

変えたところで関係が大きく変わるわけでもなく、自分が変わるわけでもなく、持ちつ持たれつ一緒に過ごしている。本当にありがとう

相手実家へ遊びに行くと、特に取り繕う事もなく一緒にご飯を作って食べて、テレビを見て談笑して泊まって帰る。私を受け入れてくださる本当に優しい良い方々だ。

籍を入れて初めて盆に帰ったとき、みんなでお墓参りに行った。

いやー暑いっすね、お寺でかいですね、とたわいもない事を話す。ここが我が家のお墓だよと案内され、手を合わせるときにやっっっっっっっと気づいた。

!?!?

私ってここの墓に入るんだ!!!!?

おじいちゃんや両親、兄弟と同じ墓に入れないんだ!?!?!?!?!?

あああああああああそっか!!!!??!!?

お初にお目にかかりますよろしくお願いしま!!!!?!?

みたいな、だいぶ失礼な事を思っていた。

今まで自分にあるとも思わなかった信仰心帰属意識みたいな存在認知してしまった。気づいた瞬間からとてつもない寂しさを覚えていた。

本当に直前まで1ミクロンも気づかなかった。

なにがそんなに寂しいのかと、少し振り返った。


小さい頃から夏休みやお正月といった長期休暇に父方の祖父母の家に遊びに行って、最後には墓参りにというのがお決まりだった。

アイスを食べてお墓に行ってお水をかけて、お祈りして、と刷り込まれてきた馴染みのお墓。

母方の祖父母は家が近いので毎年お盆なんかには親戚で集まって草むしりして、終わったらみんなでご飯を食べて、と身近なお墓。暮れの大掃除には仏壇の道具も全部下ろして拭いていく。おばあちゃんがご先祖様の写真文章を只々教えてくれる。これをいまも続けている。

こんだけ積み重ねればそこに帰るものだと思うし、私に馴染みすぎて気づかないわけだった。


一緒になれないのが悲しくて少し泣いていた事もあったが、こんな失礼なこと誰にも言える訳もない。

言えないし、聞いた事も調べた事もなかった。

みんなはどうなんだ?とも、なんだか怖くて調べられない。

苗字を変えた人は似たような事を思ったのだろうか?

私が異常に執着して悲しくなっているだけなのか?


まあ法律で決まってるわけじゃないから入ろうと思えばできるし他にもあるんだろうけど、習わし的にはそうって話。

これ以外は全然ハッピーだけど、事前に知ってたらショックは少ないかもな〜って思って書きました。

今は「よろしくしてもらうぞ!」って気持ち墓参りに行ってます!!

2025-01-14

[]1月13日

ご飯

朝:ロールケーキ。昼:そば海鮮丼。夜:バナナ。ギョニソ。チーズキュウリわかめ冷奴納豆目玉焼き人参玉ねぎシメジ和風スープ。間食:アイス

調子

むきゅーはややー。おしごとは、それなりー。

○夕木春央「箱舟」

大正舞台にしたシリーズ探偵達を抱える作者のノンシリーズ長編で、今作は舞台現代でかなり色が違う。

廃墟探索に来た元登山サークル社会人ご一行が自然現象やら何やらで危機的な状況になり、一週間以内に誰か一人の死を持ってしてでないと脱出できない状況に追い込まれる。

しかし、そんなピンチの中で何故か発生する殺人事件

生贄にするならその犯人にするのが理想だが…… という流石にゲーム的と形容したくなる舞台設定のフーダニットもの

今作の魅力はなんと言ってもこんな壊滅的な状況でものらりくらりと推理をし、頭脳労働に勤しむ探偵役の翔太郎だろう。

視点人物である柊一の従兄弟で、他のキャラとは雰囲気が違うと度々語られる超越的な探偵役らしい探偵役。

他のキャラが慌てふためく中でも与えられた証拠を丁寧に吟味し、クローズドサークル化におけるフーダニットを見事に絞っていく。

証拠品とアリバイを駆使した非常にロジカル推理方法は、名探偵誤謬や操りに対しても目配せがされており、格好いいキャラクタだった。

パズラー的趣向としてはシンプルな論ではあるものの、ある二択を確定させるために序盤に出て来た瑣末な会話がキーワードになるのも面白い

ホワイダニットを良い意味で軽んじ、動機の点は犯人特定した後に問い詰めれば良いという割り切りもステキなところだ。

また謎解き以外の物語的な側面では、相方になる柊一の異性とのロマンス描写を冷めた目線茶化すのも、また名探偵らしさだろう。

だがしかし、本作の魅力はそのある種凡庸フィクション的な名探偵らしさのその先、凡百な名探偵達との大きな差が明かされる彼の非常に人間味溢れる振る舞いにある。

会話文として書き下されるわけではないのに、ありありと想像がつき、名探偵としての立場がある種の解体、もしくは再構築を魅せるエピローグは圧巻。

名探偵とはなんなのか? 悩めるミステリ作家達が数多の答えを出してきたこの苦悩に、また一つ大きな大きな解答が提示された。

太郎の振る舞いは名探偵らしいか、らしくないのか、僕は非常に名探偵らしいと感じてしまったが、多種多様反論想像できるのも面白い

anond:20250114170511

https://anond.hatelabo.jp/20180125111257

 

2018-01-25

■[今日知った言葉]恥かきっ子

親が四十歳を過ぎて産んだ子供のことを指す。

 

地方によっては、捨てるふりをして他の夫婦に拾ってもらう(養子)ということもあったらしい。

 

現在では「(避妊に失敗して生まれた)他の兄弟から年の離れた子供」という意味でも使われているようだが、

 

もとは「四十の恥かき子」「四十八の恥かき子」などとも言い、明らかに親の年齢が重要視されている。

 

古い書籍で「年の離れた子供」の意味で使われているものも見当たらない。

 

近年になってあらわれた新しい用法であろう。

20歳年上の人と結婚する

自分20代相手40代子どもがいて、そこそこの頻度で会ってるらしい。

最初おもしろいかなと思って付き合い始めた。

そして、それまでは結婚とか出産に興味がなかったんだが、自分の状況が比較ドラマチックな気がしてきたので、結婚することにした。子供も欲しいと思っている。

正直、状況としては割と面白いと思うんだけど、意外とよくある話なのだろうか。

自分子供だったら、生まれた時から知らない兄弟がいるのって、ドラマみたいで少し憧れるんだけど。

まあ、たまに年齢差による価値観の違いというか、ジェネレーションギャップを感じて疲れることがあるから、もしかしたら将来後悔するかもしれないが。


だれにも理解されない気がするけど、意外と多数派な気もしていて、なんとなく増田に書いてみた。

同じような境遇とか考え方の人っているかな。

自分が産まれる前に死んだ兄弟名前を付けられるって完全にその死んだ兄弟の代わりで辛すぎる

anond:20250114124345

ジャック、よく聞け。人の寿命には限界がある。誰にでも寿命はある。いつかは死ぬ寿命とはなんだ?最適の遺伝子構成に伝えるための猶予期間だ!

から子へと…生命情報が流れていく。それが生命だ!

 しかし、我々はこの世に何も残してはいない。親父の体細胞から作られた我々兄弟『恐るべき子供達』はあらかじめ子をなす能力を取り上げられて生み出された命のバトンを渡せない我々は何を残せばいいのか?

我々が生きたという事実...それこそが生きた証!

生命バトンを渡す際 親は子に伝える DNA情報にはない様々な情報

私は人の記憶にこの国の歴史記憶されたいだけだ

愛国者達』はデジタル情報を統制することで己の支配権益を守ろうとしている。

私は私の記憶、私の存在を残したい!!!

 歴史イントロンにはなりたくない、いつまでも記憶の中のエクソンでありたい。それが私の「子を成す」ということだ。

何故カワンゴこと川上量生は軽視されるのか

まぁ「争いは同じレベルでないと成立しない」ってやつんだなろってのはわかりますけどね。

どうもこの辺りは十把一絡げに扱われがち。

だけど格としてはこの中では西村山本と比べて、夏野剛川上量生は圧倒的に上なんだよな。ここが一緒なのが間違い。

そして川上は、DWANGO創業経営者であり、あそこまで育てて角川書店合併EXITしたわけだろ。他の連中とは実績が違う。DeNAの南場さんに匹敵する人物だよ。

西村芸人山本一郎総会屋2.0なんて言われたけど、この二人は要するに山師なわけで、社会的に見たらマイナスしかないよね。存在しない方が良い。

夏野剛川上量生は、西村山本と比べたとき実業家としてはガチだという所で大きな違いがある。

たくさんの部下がいれば凄いのかと言われりゃ、そりゃ凄いだろと言うのが社会人としての一般的な考え方であるが、循環論法っぽいのでもう少し分解すると

こいつらは新しいものを作ってんだよな。それでのし上がってる。社会に間違い無くインパクトを与えているから強い。

その上で優劣を付けるなら、川上の方が一枚上手だろうなと言うのが俺の感想だが、まぁ、そこは諸説あるだろう。大企業文脈から見たら夏野の方が偉いだろうし。


では何故川上量生が軽視されるのかというと、見てくれが軽いからというのが一つあるだろう。弱そうなのである

この記事を見てほしい。

https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1301/16/news086.html

ドワンゴの当時の経営陣がずらりと並んでいるが、この中で最も弱そうなのが左から三番目なのは論を持たないと思うが、これが川上である。夏野氏のような悪役顔だったらもう少し嘗められなかったに違いない。


次に、ドワンゴが急成長していく中で、あえて川上氏は部下に軽口を許していたようなところがある。会社はある程度大きくなると、社長カリスマ型のセルフブランディングしないと統治が難しくなっていくのはわりと知られていると思われるが、どうも川上氏はそれを好まなかったように見える。


最後は、まぁ、自分の身内に危害が及んだとき、本人が黙ってられないところがあるのだろうなと思う。そういう点では、角川書店の角川兄弟に似てんなーと思う。あの二人も実業家として、表現者として、リーダーとして凄い人たちのなのは言うまでもないと思うが、いざという時に責任を取り過ぎて失脚しているところがある。

川上量生犯罪を犯すようなタマではないだろうが、わざと無駄死にするような所がある。

例えば、要するに後になって整理すると、Webフィルタリング著作権侵害のデットコピー海賊版サイトを加えろという、たかだかそれだけの主張をしたことがあった。それに対して山本一郎がしゃしゃり出て挑発した際、わざわざ乗っかって同じレベルで戦ったのは、山本一郎挑発の矛先が他に向かわないようにするためだったと思われる。個人的にはあん会長なんだからそんなことすんなよ、それあんたの仕事じゃ無いだろと思うのだが、そう言う所がある。

あの論争、ネトヲチからすると山本に軍配を上げる人が多いだろうが、実際のところ、そう言った論争に乗っからない地道な活動の結果、多くのWebフィルタリングデフォルト海賊版サイトが含まれるようになっているというのが現在の結果である。故に、当時の川上らの主張、フィルタリングは実現し、山本らの主張は海賊版サイトの台頭とその被害の増大という現実の前には粛々と無視されたという事になる。

故に、川上量生の行動は無駄死にだったと言える。

本人もその気質自覚しているところがあって、半ばアーリーリタイアしているのはそう言う事なのだろうとは思うのだが。


結論:カワンゴこと川上量生が軽視されるのは、弱く見えることと、自ら進んで道化を演じているか

以下人を呼ぶためのトラバ

anond:20250113004321

2025-01-13

息子や兄弟高校生の時に逮捕された人

っている?

我が子、11月前後万引きという名の窃盗を数え切れないくらい行っていたらしい。

弁護士曰く、留置から鑑別行くころになるだろうと。その後どうなるかわからないんだって。もしかすると少年院かもしれないと言われた。

犯罪を犯さな約束で夜遊びくらいなら、と認めていたのがよくなかったんだろうけど、まさかと思った。迷惑をかけたお店に本当に申し訳ないし、警察の方にも本当に迷惑ばかりかけている。

逮捕から1週間。育て方が悪かったんだとか、あの時ああしていれば、こうしていれば、と去年だけでなく息子の幼い頃まで遡って自分を責める日々が辛い。

母子家庭から夫婦で支え合うこともできない。

学校も辞めることになるだろう。元々不登校気味ではあったけど、どうにか進級できる見込みだったのに。

更生できるんだろうか。近くに息子が逮捕された人がいないからわからない。

何年か後には健全に生きてられるんだろうか。

今はただ、出てきた息子共々消えてしまえたらいいのにと考えるばかりだ。

続 介護は突然やってくる

以前遠隔地の両親共倒れの話を投稿した主だか、昨年母が逝った。(母は若年性認知症、父はとある病気により倒れ以後胃瘻状態に)母の最後は喋ることもなく、人としてはなりたっていなかったが、コロナ禍でガラス越しに会った孫と嫁を見たときの一瞬思い出した表情とその後の悲しそうな表情が忘れられない…

亡くなった後とある亡国の秘境の村にて、シャーマンが飲むとあるものを服用した際に、母と交信をしてこれまでの対応肯定してもらった気がして号泣

(まあ、色んな意見が出そうなので詳細は省く。あくま個人の話よ)

認知症は本人も辛いし、周りもつらい。

また延命治療家族内でも意見が別れた。私は物を自分で食べられなくなった時点で延命するのはおかしいと思っている。自我がしっかりしてるならまだしも、認知症が進んでいる状態チューブサイボーグのように活かすのは非人道的と思っていたが、延命しないと数日で亡くなるということであり、最低限の栄養を送る対応になった。これはじわじわ時間をかけて死ぬことになり個人的にはいまでもこの対応でよかったのか疑問である

先日兄弟に会ったとき天の最終巻から2冊くらい読んでみてくれと話をした。

父もいつ延命の話を迫られるかわからない

ネタバレ感想映画ロボットドリームズを見ました

私の好きな人たちがオススメしてくれたので、気になっていた映画ロボットドリームズを見たのですが、私個人の好みの話をするとかなり苦手な作品でした。とはいえ、とても考えさせられる物語でもありました。

作品に関して思うところがかなりあるので、ネタバレ全開で思ったこと書かせてください。全て書くと取り留めのない文章になってしまうので、

ドッグの非力さ、能力の低さ、不器用さ】
ロボットをどう捉えるか】
ラストシーンに関して】

この3点を中心に焦点を当てて書いていきたいと思います

ドッグの非力さ、能力の低さ、不器用さ】

これがもうね、見ていてつらい。本当に。具体的には、

①壊れたロボットを持ち上げようとするも叶わず、後日助けることにする

最初はあまり深く考えずに見ていたため、ロボット動物たちには決して持ち上げられないくらいの重量があるのかと思っていたのですが、よく考えたら物語冒頭の配達員や、ジャンクヤードのワニがロボットを軽々運んでいるところを見ると、決してどうやっても運べない重量という訳ではないんですよね。あの世界では種の違いによるものなのかもしれませんが、ドッグ動物たちの中でも身体的に優れているとは言えなかったため、友人(あるいは恋人)の危機に際して最善の方法をとることができなかった。

②ビーチの錠前破壊不法侵入を犯して捕まった後、ロボットの即時救出を諦める

錠前を壊す以外に最低でも2つの侵入方法があったことが作中でわざわざ明示されています。それを教えてくれたのは、海から漂着した海兵?たちと、下水道をこじ開けて侵入したスカベンジャーです。なので、「この物語あくまコミック調のフィクションから錠前を壊して侵入する以外ロボットの元へ行く方法はなかったんだよ~」となどという意見は悲しいですが通用しません。一度捕まった後も、ロボットを助ける方法複数あった。けれど、ドッグはそれをしなかった、またはそれらの方法想像、あるいは実行できなかった。

まあ、これがもし普通映画だったら、ドッグは諦める前に「必ず君を助けにくるから!」とロボットに声をかけるんでしょうが、この辺りはセリフのない映画面白さではありますね。「6月1日ロボット救出!」はあくま自分が掲げた目標しかなく、ロボットと交わした約束ではなかったわけです。

自分の心の隙間を一時でも埋めてくれたダックに、会いに行こうとしなかった

舞台はおそらく80年代マンハッタン。ダックの引越しであるヨーロッパへ行くことは簡単ではないかもしれませんが、不可能ではない。ですがドッグは作中その選択はせず、他者との繋がりを得るためもっと手っ取り早い方法をとった。会いに行くとまではいかなくても、せめてダックに向けて手紙を返すシーンみたいなものがあったらまた印象も違ったとは思うのですが。それと、ダックや他者とのコミュニケーションきっかけになったゲイラカイト釣り、そしてソリですが、どれを取ってもドッグは不出来・不慣れなんですよね。これも見ていてつらい。作中どこをとってもドッグ他者比較して明確に優れているな、という点が見つからないんです。もちろん、他者比較して優れているところなんてそんなものなくたって動物(人)は愛し愛されるべきだとは思うのですが、それでもドッグは(これは本当に私個人感想なんですが)不出来で何をやっても上手くいかない過去自分を見ているようで何だか胸が痛くなりました。また、私の兄弟は、「可愛い絵柄だから見れたが、これが実写映画だったらもっとジメジメして見ていられなかったと思う」と言っていて、確かにその通りだなと感じました。ドッグというキャラクター風景作画がとっても可愛く、音楽演出も明るいため見落としそうになりますが、これを全て人間に置き換えたらそれはもはや悲劇だなと...

ドッグラスカルの対比

ロボットの二人目のパートナーと言えるラスカルは、ドッグ比較して様々な面で優れている描写があります。いくつか例を挙げると、ドッグよりもロボット工学精通している、普段冷食ばかり食べているドッグに対して、ラスカルは朝パンケーキを焼いたり屋上バーベキューしたりと料理が得意な描写がある、ゲイラカイトや二代目のロボットを買う際、値段を見て安いもので済ませてしまドッグに対して、ラスカルは大きなビル屋上や一室を自由に使っていたり、壁の塗装を行ったりと、マンションあるいはホテルオーナー(≒裕福)だと思われる描写がある etc...

ドッグラスカルと同じかそれ以上に機械いじりに長けた人物だったら、ロボットが壊れた際その場ですぐに修理なり応急処置なりをすることもできたかもしれない。

あとなにより終盤の花火のシーンでラスカルロボットビル屋上からバーベキュー片手に花火を見ているのに対し、かたやドッグティン(二代目ロボット)は橋の下サンドイッチ一枚食べながらそれを見ているのがなんだが残酷すぎて嫌な気持ちになりました。もちろん、大事なのは「何をするじゃなく誰とするか」「何を食べるではなく誰と食べるか」だとは思います。でも、わざわざ2組の境遇にこれでもかってくらい対象的に差をつけているのがこの作品意地悪なんですよね。「幸せの形は人それぞれなんだから別にいいじゃーん」と言われたらそれは本当その通りなのですが、じゃあ「他に人や遮る建物もないビル屋上バーベキューして好きな音楽聴きながら花火を見るのと、他にも人がいるなか橋の下サンドイッチ一枚食べながら花火を見るの、どっちがいい?」って聞かれたら、そりゃあ前者を選びますよねっていう。

他者に対する無自覚暴力

ハロウィン無関係子どもに当たる、喧嘩を売ってきたアリクイに仕返しをする、ロボットにとって危険である海に二度もロボットを連れていくなど、ドッグ内面も未熟であることが端々から見てとれますもっとも、未熟なこと自体は悪ではなく、そこから成長していく物語というのは昔から現在まで創作基本的アプローチとして広く使われてきたテーマではあります。ですがドッグには作中精神的な成長が見て取れなかった。もちろんこの作品のメインテーマが成長ではないことは重々承知していますが、でもこれやっぱ、かなりしんどいんですよね。何かしらの成長や前進があって欲しかった。ロボットは長い夢を通じて精神的成長をしたともとれるお話でしたが、ドッグは何か問題に直面した際にいつも場当たり的でインスタント対処を続けてきたので、きっとこの先も似たような失敗や別れを経験してしまうのではないか、とか憂慮してしまます。まあそうやって失敗や別れを繰り返すのもまた人生ケセラセラ、みたいな話なのか?違うか。

ドッグも行動力が無いわけではないので、「ならどうしてこんなに孤独なんだろう」と途中までは思っていましたが、段々彼の行動に違和感を覚えるところが強くなっていきました。ドッグ第一主人公と言っても過言ではないと思いますが、彼に感情移入してしまうと中々にしんどかったです。6月1日ロボットを探す際、周囲に止められるまで穴を掘り続けるシーンとか、良いところももちろんあるんですけどね。ドッグは彼なりに出来ることを精一杯やっていたんだと思います。でもそのやり方とか判断、彼の能力が、作中の他の登場人物より拙く描写されていること、またロボットを助ける方法がないわけではなかったと明示されているのがこの作品残酷だなと思いました。ロボットとの別れがの原因が不慮の事故とかだったらここまでモヤモヤしなかった気がします。

ロボットをどう捉えるか】

ロボットは作中では動物たちと同列の命としては扱われていません。私はロボット動物たちと同じ命だと思っていた(思いたかった)のですが、この点に関してはこの作品シビアな部分の一つで、結構残酷描写が多いです。絵的に分かりやすいシーンで言えば、ロボットの足を切断する海兵?や、ロボットスクラップにするジャンクヤードの人たちでしょうか。子どもロボットを叩いて虐待しているようにも見えるシーンもありましたね。でも、それだけでなくドッグラスカルも彼らほどではないにせよ身勝手な行いをロボットに向かってしているなと私は感じました。例えば、ドッグは泣く泣くロボットをビーチに置き去りにしたわけですが、もし仮にこれがロボットではなく他の動物、例えばドッグの子どもだったらどうでしょうか。彼はどんな手段を使ってでも子どもを助けたでしょうし、ビーチの警備員役所の人もビーチに入れてくれないなんてことは起こらなかったでしょう(これはあくまで仮の話なので、「ドッグはどう見ても独身だろ」とかいう分かりきった低次元ツッコミは勘弁願います)。何が言いたいかというと、要はドッグ相手ロボットから一旦諦めたし、警備員も置かれているのがロボットだったからビーチに入れてくれなかったのです。ここからも、作中のあらゆる動物ロボットを物として扱っているのが見て取れます海兵?たちはロボットの足を使って舟の穴を埋めていましたが、ドッグ自身の寂しさを埋めるためにロボットを利用していたという点で両者は同じ穴の狢だなと思いました。

また、ラスカルについてはロボットに対してもかなり良心のある人物として描かれてはいますが、自分の好きなようにロボット身体を改造し、自身プレイリストロボット身体に忍ばせるのを良しとしていたりと、見方を変えれば猟奇的とも言えなくもない行動をとっていました。ロボット目線で考えると、動物たちのエゴに振りまわされ続ける話と言えなくもないんですよね。この辺りに気持ち悪さを覚える人と、「ロボットあくまロボット」と割り切れる人でこの作品感想は大きく変わってくるのかなと感じます。たしかに、ロボット通販番組商品であったように、動物たちから見てロボットあくまで寂しさを埋めるための道具でした。だから平気で1年間放置するし、壊れたら好きなように修理するし、新しいものを買ったりもする。でも、ドッグロボットに感じていた友情愛情は嘘ではない。人間ロボットの違いについて考えさせられますね。

ラストシーンに関して】

長い夢を通じて一人になることの辛さを知ったロボットは、自分が今ドッグと再会してしまったらティンやラスカルはどうなってしまうんだろうと夢想して、再会しないことを選択した(と私は解釈した)のですが、美談のように見えてこれも辛くて。これ、逆だったら良くある話だと思うんですよ。『ドッグが偶然街でロボットを見かける。声をかけたい気持ちは当然ある。でもロボットの傍らには新しいパートナーと思しき人物が。そして自分の隣にも今は新しいパートナーがいる。もうあの頃に戻ることは出来ないけれど、今はせめて一人踊ろうか』って。これだったらそこまでモヤモヤした気持ちにはならなかったと思います。なんだかちょっとバタフライ・エフェクトみたいですし。この場合の再会しないという選択は、ドッグにとっての贖罪でもあり成長でもありますから。でもこれ逆なんですよ。「自分”が”見捨てた人が、街で幸せそうにしているのを見かけて、その人の幸せを願う」のと、「自分”を”見捨てた人が、街で幸せそうにしているのを見かけて、その人のことの幸せを願う」のって、天と地ほどの差があると私を思います後者は並の精神で出来ることじゃないですよ。「まぁそれはロボットから…」って言ってしまったらそれまでかもしれませんが。ロボットには何も悪いところなどなかったのに、この結末は正直あんまりだなと。いや、ロボットがこれで良いと思っているのなら、それがロボットにとってのベストなんでしょうけども。ああ、上手く言語化できない。

ちょっと別の作品を例に出しますが、映画トイストーリー3」では、ロボットと同じように、本意では無いものの持ち主に置いていかれたロッツォというキャラクターがいます。ロッツォは何とか持ち主の家まで辿りつくことが出来ましたが、家の窓を覗くとそこには既に新しい『ロッツォ』を買ってもらっている持ち主の姿がありました。持ち主に捨てられ、帰る場所を失ったロッツォは歪んでしまい、ヴィランとなってしまうのです。帰る場所の有無という違いはあれど、私はこのロッツォとロボット境遇が似ているなと思いました。なので、持ち主を許すことができず全てを憎むようになったロッツォに対して、同じく捨てられた側であるロボットが全てを赦す(というとあまり言葉が正しくないかもしれないですが)という彼(彼女)の精神が、あまりに高尚すぎるなと感じました。私からすると、悲しみと怒りのあまり反転してしまったロッツォの方がまだ理解できるんですよね。もし私がロボットだったら、きっとドッグを恨み続けてしまうことでしょう。何と言いますか、ロボット遊戯王ZEXAL主人公九十九遊馬くんかの如く菩薩メンタル天元突破でシンギュラっているのに対して、ドッグは前述のとおり殆ど成長が見られないのがかなりグロテスクに感じます...。防水型のロボットより手軽で安価ロボットを買って、ロボットを二度も海に連れて行くシーンなんて正にそうですよね。「ロボットがまた壊れてしまうかもしれない」よりも「誰かと海に行きたい」という自身欲求を優先しているあたり、過去経験から学びや成長をしていないのがしんどくて。いや、潤滑スプレーを散布しているあたり一応前回よりほんのちょっとだけ進歩はしているんですけれども。でもその一歩が本当に小さすぎるというか何というか。このように終盤になってもドッグロボットを命として見ていないところからロボットドッグへの愛情と、ドッグロボットへの愛情に差がありすぎる気がします。やっぱり対等じゃないんですよね。人間ロボット友情を描いた作品って他にも色々あるかと思いますが、基本的にはバディものだったり、主従はあれどロボットのことを同じ命として互いに尊重しあう対等な関係性の物語が多いかなって思います。ですが、この作品はそうではなくロボットを命としては見ておらず、気軽に消費できる道具として使っている。その上で友情とか言われても、やっぱり頭にハテナが浮かんでしまます。「二人の友情」というより、「深慮あるロボットの健気で一方的愛情」という方が自分はしっくりきました。ドッグは、ロボットが与えてくれたもの、満たしてくれたものと同じくらいのものロボットへ返すことが出来ていたのかな…?うーん。

私は、友情愛情はある程度対等な立場がその前提にあるものだと考えています。けれど、ドッグロボット最初から最後まで対等ではなかったように思えて、愛って何なんだろうと考えさせられる作品でした。

けっこう感動や友情といった文脈で語られているような気がする本作ですが、私はこの映画を見終わったあと、下がった口角が元に戻らないくらいには暗い気持ちになってしまいました。

メリーバッドエンドとも少し違うような形容しがたい結末の本作ですが、少なくとも心温まる!とか感動の友情!みたいな手放しで良かったと言えるお話にはとても思えず、心にしこりの残るお話に感じましたね。

この作品のどのあたりに人は感動するのか正直私には分からなかったので、純粋に知りたいなと思い、どなたか教えてもらえたら嬉しいです。色んな方の感想も聞いてみたい。

これはいつか何処かで見た言葉受け売りですが、私は伸ばした手が届く物語が好きです。

昔はどんでん返し系と言いますか、ラスト5分で全部ひっくり返るような後味の悪い映画が好きでよく見ていたのですが、今はもう聖人が報われなかったり、他者のために何かを我慢したり、自己犠牲にするような物語はあまり見たくないというか。鑑賞後スカッとする映画の方がやっぱり好みなのかもしれない。

なんかさ、これ見た後だと人間ロボットの曇りなき友情物語をみたくなっちゃうな。ベイマックスとか。

anond:20250113004224

年収2千万程度じゃ孕ませまくりとまではいけないな

せいぜい4人兄弟育てるぐらいだろ

2025-01-12

地域スポーツクラブの親たちの思い出

いまから20年ほど前、小学校スポーツクラブに入っていた。

そこで見た大人人間関係が大変いびつであったことを思い出した。

まず、そのクラブ大人ヒエラルキー大人の貢献度で決まる。

毎週クラブに顔を出し、親が監督コーチになったり、親でない監督コーチの世話をしたり、子供たちを試合会場に車で送迎できるとヒエラルキーが高くなる。

また、上の兄弟スポーツクラブ所属していた過去があれば、その実績値も加算される。

子供評価にも親のヒエラルキーが反映される。

ヒエラルキーが高い親の子供は優遇され、そうでない子は冷遇される。

そして、親のヒエラルキーが高いことによって厚遇されているということが、また親のヒエラルキーに反映される。

親がクラブ活動に貢献しているから、子供レギュラーになり、子供レギュラーから親のヒエラルキーも上がる、といった具合に。

子供能力もある程度は評価されるが、良いポジションや良い打順は高いヒエラルキーの子供だった。

後に親から聞かされたが、ぼくは能力順ならレギュラーになれたが、親のヒエラルキーが低いので先輩にレギュラーを奪われていたらしい。

コーチから親が謝られたそうだ。

ここまでが子供時代に見たことで、大人になって思い出してみると、ますますいびつさが増す。

まず、子供時代に見た、保護者ヒエラルキーは必ずしも親の年収社会的地位とは比例しないということだ。

しろ、土日祝日に他にやることもなく、子供の球遊びを熱心に追いかけ、小さな社会での地位競争に明け暮れる人が、自身の属す社会集団でどういう立場であるかは容易に想像できる。

自身の上がり目のない人生に早々見切りをつけ、子供人生自分人生も託して、次世代競争に賭けていたのだ。

今にして思えば、なんと退屈な人生で、子供に対して無責任な態度なのだろうと思う。

でも、地元の行く末を後追いできる今ならば、彼らが自分人生に見切りをつけたのは間違いではなかったとは思う。

ただし、子供スポーツ成功したという話は聞かないので、賭けに勝ったとも言えないのだが。

とはいえ、そんな子供時代スポーツクラブを呪っているわけではない。

親にあのヒエラルキーを駆け上がって欲しかったとも思えない。

あん無為で小さな社会で、ぼくのために人生を浪費してくれなくて良かった。

親のヒエラルキーの壁を超えるほどの天才的な活躍ができれば、ぼくも勘違いしてスポーツの道にのめり込めたかもしれないが、そんなことはなかった。

早々見切りをつけてスポーツで上を目指すことを諦めたことは、後の人生を助けてくれた。

そして、歪な親社会フリーライドできたこともまた事実なのだ

熱心な親たちのお陰でぼくたちの練習遠征が成り立っていたし、低ヒエラルキーの子供でも、それなりに父兄は面倒を見てくれた。

彼らの歪な関係性のおかげで、ぼくは楽しく皆と遊べた。

ぼくが親になっても、彼らのようにクラブヒエラルキーを追い求めるのは無理だろう。

子供勝手に楽しくやって欲しいし、親には親の人生がある。

子供時代のぼくもそれでよかった。

今でも全肯定はしないけど、それでも当時はあれで良かったのだと思う。

大人ってあんまり楽しそうじゃないと思っていたけど、子供の頃に想像していたよりは楽しい大人になれているし、ぼくにとっては良い経験だった。

疲れた

それなりにちゃんと働いて、好きな物を買い食べたい物を食べれる程度にはちゃんと稼いでちゃん自分ひとりで暮らしていて、友達は少ないけどいないわけではないし職場や親兄弟との関係特に悪くないけど、

でも、ただ単に自分の周囲の人たちとそつがない人間関係を築けることでしかなくて、それ以上他人から特別に思われたり大事にされたりしたりするための能力と運が決定的に欠けているんじゃないかなと思うんだよね〜〜

自分のことは自分が一番好きになって大事しましょうとか言うけどさ、ずーっとそればっかりじゃ疲れちゃうよね〜。

anond:20250111220512

遠慮なく言うけど、介護のこと考えたら親は60までに死んでもらった方がいいし

兄弟もなんか問題多そうだからいなくなってくれた方が楽でしたよね

けっこうまじで素直にうらやましい環境かも

文鳥だけは悲しい

2025-01-11

親族の子供引き取った後に妹や弟を作るのってエゴ

前提として

子作りは全てエゴ。それはそう。

それはそうと話を聞いてほしい。

義姉の子供を引き取る事になりそうだが、その場合弟や妹を作ってしまうとその子供に精神ダメージを与えてしまうだろうか?

アラサー会社員学生時代に付き合っていた人と2年前に結婚

そろそろ子供が欲しいと思っていたが、子宝に恵まれ不妊治療用のクリニックに通い始めて数ヶ月経った。

私達2人とも兄弟がいたのもあり、子供ひとりっ子ではなく2人は欲しいよねと話していた。

義姉はいわゆる「未婚の母」という状態認知などもなし。女手ひとつ子供を育てていたが昨年大きな病気が見つかり入院。先月余命宣告があった。

義姉とその子供(以下A君)の面倒を見ていた義母から私達に「子供を引き取ってくれないか?」と相談があった。

私とA君はお盆正月などの行事の際顔を合わせたぐらいだが、夫が実家を出る前まではかなり面倒を見ていたと聞いていたので、なんとなく任される気はしていた。

A君は現在小学生低学年なので、ある程度事情もわかっているだろうと思う。

そんな状況で私達が新しく子供を作るのは、かなり精神面にダメージを与えてしまうのではないか?と不安に思っている。

もし子供ができたとしたら平等に可愛がりたいと思っているが、子育て経験がないので絶対!と言い切れるほどの自信はない。

しかし、元々子供は2人欲しかったしお金かけて不妊治療を始めたのに諦める事になったらとても辛い。せめて1人はパートナーと私の子供が欲しい。

でもやっぱり引き取った子供にも幸せになって欲しい……と堂々巡りになっている。

ちなみに夫の意見としては「気にせず子供作ってもいいんじゃない兄弟多い方が楽しいでしょ」とかなら楽観的なものだった。本当にそうなるだろうか。

血のつながりが重要だ!と主張したいわけではないが、片方は養子、片方は実子、しかもそれを知っているのは養子の方だけ。となった場合やはり辛いものがあるのでは……と悩んでしまう。

身近な人には相談しづらいので皆さんの意見をお聞かせください。

2025-01-10

父が観たかもしれない『夏の庭』を観た

94年公開の相米慎二監督映画『夏の庭 The Friends4Kリマスター版が劇場公開されている。二十年以上気になっていた映画だったので、観に行った。

私は四姉妹の一人として育った。

二十年前に亡くなった父は、男の子が欲しかったというような言葉を娘の前で一度も発したことはないが、たとえば趣味自転車を走らせて帰ってきた夕方に「河原で休憩していたら少年に格好いい自転車ですねと話しかけられた」と嬉しそうに話したり、深夜にたまたま付けたテレビでやっていた兄弟デュオ平川地一丁目ドキュメンタリーを一人で最後まで見ていたりしたことを覚えている。

あるとき新聞テレビ欄を見ながら、今夜この映画を見ようと思うと母に話しかけていたのが『夏の庭』だった。普段映画を観る習慣のあまり無かった父だが、この映画原作を読んだことのあった私は、新聞の紹介文を見て興味を惹かれたのだろうとすぐ分かった。『夏の庭』は小学生男の子三人と、近所に独りで暮らすお爺さんとのひと夏の交流物語だ。

その日父が実際にこの映画を観たのかは分からない。少なくとも私は一緒に観ていない。父が別の部屋で一人で観たのかもしれないが、観ていないかもしれない。この映画を見ようと思う、という発言けが頭の片隅にずっと残っていて、それ以外のことは覚えていない。

二十年以上、その記憶がなぜか消えず、かといって『夏の庭』を観るわけでもなく過ごし続けた。

今回の劇場公開の機会に、せっかくだからと観に行った。

いい映画だった。少年たちの素朴な存在感がいとおしかった。夏の暑さや庭の草木匂いが伝わってきて心地よかった。

もし観ていたのだとしたら、たぶん父も好きだったと思う。

大金を払って示談したのに風評が広まりさらなる制裁批判を受ける

中居くんの件である

今Xでは中居くんさらなる制裁批判を受けるなら9000万円も払って示談した意味がないという言説が投稿されている。

示談意味がわかってないやつは未開人だ、ぐらいの勢いで。

結論として俺の経験から言えば、示談に持ち込めたところで制裁普通にくらう。批判もくう。

おかしいことではないのだ。示談内容に守秘義務があったとしても、示談する前に漏れていたり、示談の後に周囲が漏らしたりしてバレるよね。

さて、自己紹介させてもらうが俺は女を殴るカスだ。病気だよ。

今も時々酒に酔っては妻を殴る。

昔話をしようか。

もう15年前の話になるが、俺が当時付き合っていた女に3回目のDV通報されて留置所にブチ込まれた時、俺は女に被害届を取り下げてくれるよう手紙を書いた。

3度めのDVともなると罰金が百万円と弁護士が言うし、何より仕事でどうしても外せない案件があり出てなくてはいけなかった。示談要求したわけだ。

結果彼女DV野郎を飼っているだけあってとことんまで俺に甘く、被害届を取り下げてくれ、じゃあ示談にしてもう耐えられないから別れて欲しい、という流れになった。

示談で結局百万円払った。接近禁止、連絡禁止、等など、色々と細かく示談内容が決められた。で、俺は許されたのか?いや社会はそんなに甘くなかった。

俺が逮捕された時点で会社首になっていたし、さすがに俺のあまりクズっぷりに親兄弟友達、みんな離れていった。

何もかも失った。社会制裁が俺を待ち受けていた。これが現実だ。

俺がDVをするということは3回めの逮捕から彼女が周囲にこぼしていたし、特に3回めの通報女友達相談していたことで知れ渡っていたわけだ。

そうすると加害者は許されない。示談がお互いで成立していてもだ。社会抹殺。まあ人間カスだしね。当然だよ。

示談執行猶予がつくことや刑務所に行くこと、罰金を払うことは回避出来ても、社会制裁は免れない。

中居くんトラブルがあったけどこれからテレビに出るよというが、スポンサーテレビ局は9000万円級の示談バチバチの(恐らく)性加害者を起用するだろうか?

なかなか厳しいんじゃないかな。

2025-01-09

イシシのひとりごと

ノシシ……おら……ほんの少しだけど、ほんの少しだけど、その気持ちが分かりはじめてきただよ……分がってたんだ、その気持ち……本当は……いつも寂しいんだって……

夜中、一人でどこかにいなくなっちまう、そんなとき……何を考えてるのか……おらには分かるだ……もう分かっちまっただ……でもおらたちは……双子……兄弟……だから……だめなんだ……だめなんだぁ!

ゾロリ先生といると安心する。ゾロリ先生はおらたちの誇りだもの……どんなにいたずらしてても、楽しい、んだけど……おらにはノシシがいて……ノシだってイシシが本当に大事だって……わかんだぁ……

昨日、ゾロリ先生に、やっと自分気持ちを伝えただよ……丘の上で……花がいっぺえ咲いてて……ゾロリ先生はいものように優しくて、おらを抱きしめてくれて……今夜、やっとおらたちは結ばれる……立派なベッドの上におらは投げ出されて、それで本当に、ゾロリ先生はおらを抱きしめてくれる……

ノシシ……こんなにおらは幸せなんだって分かるんだよ……幸せだよ……でも……おら……おら……ノシシの気持ちも、とっても分かる……こんなきれいなベッドの、真っ白いシーツを汚してまで愛されるのに……ゾロリ先生とやっと繋がれるのに……

もうおらはまっさらだぁ……まっさら身体だよ……今日のためにすんげえきれいにしてきただぁ……ゾロリ先生もいまシャワー浴びて、すっげえ幸せなのに、こんな気持ちは……分かんねえだぁ……ノシシ……そうだ、分かっちまったんだ、おらもノシシのことが……だから……

いま、おらの前にゾロリ先生がいる……ゾロリ先生が下の方から上の方まで、ぜんぶ、ぜんぶ愛してくれんだぁ……そんなんなのに……いま少しずつ……下のほうに口を……入れて……出して……ああ……でもおらの気持ちは……ノシシ……わかんだ……わかんだ……いや……わがんね……ああ……ゾロリ先生っ!

ゾロリ先生っ、ゾロリ先生なら本当のこと言えるだあ……ゾロリ先生、いますっげえきれいで、すっげえでっかいだあ……素敵だあ……おらゾロリ先生に抱かれていると幸せだけど、どうしてもノシシのことを思い出しちまうだ、こんなにイシシが幸せなのに、ノシシが寂しいままだと思うと……胸が……苦しくて……ゾロリ先生……もっと激しく抱いとくれ、もっと激しくだぁ……そうでないとおら、おら、おら……

ゾロリ先生っ! もっともっとくれだぁ! ゾロリ先生ゾロリ先生がねぇと、おらもっと寂しくなっちまいそうだぁ! あ! あ! あっ! おら少し痛くても耐えるだよ、ゾロリ先生ノシシのためなら! 目の前が見えなくなりそうだぁ……これは痛くて泣いてるんでねぇ、寂しくてもねぇ、ゾロリ先生と繋がれて嬉しいんだ……きっとそうなんだ……きっと……う、う、あ、ああああ、ゾロリ先生っ、ノシシ! ああ……あ……あ……ぁ……ぁぁぁ……もうずぶずぶだぁ……おら、もうずぶずぶだぁよ……でも分かんなくなるくらい……ゾロリ先生……もっと、くれだぁ……まだまだおらを汚してくれだぁ……汚しきってくれだぁ……ノシシのために……ゾロリ先生のために……おらを……汚して、罰して……ぁぁぁぁぁぁ……

anond:20250109163715

兄弟など扶養義務がある範囲、と言うのを一瞬で観光客医療ツーリズムすり替えましたね。

なかなかに手慣れた分断煽りです。みなさんこういった人に煽られてはいけませんよ。

相手が言ってもいない事を仮定して、理論破綻しているかのように見せかける手口です。

anond:20250109161819

いや圧倒的な強者男性だったよ。

同じ高校だったけど特待生で成績1位、スポーツ万能、イケメン性格も優しいという完璧超人だった。

そいつは有名大学進学。俺は高卒社会人になってからも暫く仲良くしてた。

そんな彼でもモテまくるので女には不誠実だった。同時並行しまくり。

当時の俺は「友達アナ兄弟になるのは嫌だ」という謎のこだわりのせいで最適解が見えてなかった。本当に惜しい事をした。

 

余談だがそいつ彼女と同じバイト先だったんだけど、バイト先の全ての男が狙う程の超絶可愛い子で俺の50年の人生の中でも(芸能人も含めた上でも)最高の可愛らしさだった。

の子が不誠実な対応されて落ちてる時に相談に乗って「私と付き合います?」って言われたのが俺の人生ピークだった。

もちろん「アナ兄弟は嫌だ」が発動したし、そもそも冗談だったと思うので付き合えた未来は無かったと思う。思うけど、たまーに思い出しては「うわぁああああ!!!」ってなる。

anond:20250109130025

そんな風に躊躇無く見捨てる事のできるひとばかりではないのが現代社会なのですよ。

結局は誰もが幸せになりたいし、誰かが確実に不幸になる事を望まない。それが親や兄弟など扶養義務がある範囲であれば尚更。

選択肢なんて出てません。

また、憲法改正されていませんので、結局は不合理な生活保護という仕組みで巻き取らざるを得ず、それは社会全体の負担として重くのしかかってくるだけです。

高齢者の高額療養費が上がらないのがズルい!現役狙い撃ち!→ 違う

https://www.nhk.or.jp/shutoken/articles/101/017/83/

高額療養費の負担増が現役世代ばかり!高齢者お金持ってるでしょずるい!見たいに言ってる奴がまた現れてて、また分断煽りかよとうんざりなんだが、

よく考えてみてくれ。

高齢者負担金を増やしたところで、高齢者負担能力はもう今後伸びる事は無いのだよ、基本的に。

するとその負担能力を超えた分は誰が払うと思う?

結局、今の日本法律だと、その家族親族が支払うか、生活保護に近い状態になって公的扶助によって支払うかのどちらかなんだよ。

ある日突然、自分コントロールの効かない部分で高額の費用がかかってしまって来る人が増えるだけ。そんなもん増やしても社会不安定化するだけ。


高齢者医療介護負担を増やせ、という議論で抜けているのは以下の視点。これを持っていこう。

そもそもに、分断煽りをしたい奴が高齢者を持ち出してきてるだけで、これは年齢関係いからね。また金は絶対ではなく負担率で考えるのも年齢関係いから。

ここで年齢持ち出してる時点で煽りからね。


ミクロで見ると、個人健康個人健康管理の状況などによって変わるように見えるが、マクロ的に見ると一定確率で発生する現象と見做されるわけ。

こういった現象ランダムに発生するんで、誰にでもある日突然親や親族負担が降りかかってきて、高い金を払う羽目になる可能性がある。

自分健康自分担保する、ここまでは多くの人はやれるだろうし、自分の事だから自己責任と飲み込む事はできるだろうが、

兄弟などについてもそこまでコントロールしてやれるだろうか?

無理でしょ。

から基本的には誰にでも起こりうることだし、起きてしまったら逃れられない。

このように、コントロール不能リスクを増やしてしまうのだ。

そのコントロール不能リスクたまたま当たった人(ただし、多くの人は親がいるので無視できる確率にはならない)が、色々な物を犠牲にしなければならないほどの高負荷を求められる一方で、当たらなかった人は、わずかに自己負担が下がる、と言う事になる。

一方で、ちゃん保険保険として働くと、その負担が軽減されることになる。当たってしまった人の人生を変えない程度に負担が軽減されて、当たらなかった人が広く浅く支えることになる。

まさにこれが保険役割だ。コントロール不能リスクを低減することが保険役割だ。


そう言った保険役割を考えると、普段の小さな医療費の支払いの自己負担を上げつつ、高額療養費は上げない方が望ましいのだが、財政的、あるいは政治的にもそれが難しい。

ならば、負担能力に応じた形にしていくしかないわけで(負担できない人に負担を求めても無理なので)それをずるいだのなんだのと煽ったところで問題解決しない。

最後最後生活保護が来るが、生活保護効率が悪い政策なので、これを使わずに済むように他ですくい上げるほうが社会にとっても本人にとってもまだマシと言う事も認識しておこう。

anond:20250108171255

追記を読んだが。

増田は「相続人配偶者」でしかないので、妻の相談に親身に乗るのはもちろん大切だがその一方で、「利害関係はそれなりにあるが権利を有していない姻族」でしかないことを留意しておくと吉。

増田妻に関しては、最悪は相続放棄すれば逃げられると言えば逃げられるので、あまり首を突っ込みすぎない方がいいよ、特に妻の兄弟や、会社従業員とか増田増田妻よりも深刻な状況の人がいるなかで、「被相続人配偶者」がネット情報で賢しらに何か言ったり行動したりするとろくなことにならない。相続で一番やっかいなのは無能な働き者の妻の配偶者」ってのは相続かいわいのあるあるなんだよね。

2025-01-07

毒親にならなかった母親

昨今の毒親というワードに引っ張られて、最近ずっと自分の幼少期のことを考えてた。

考えた末に増田自分母親毒親じゃないと結論づけたけど、もしかたらこれは結果論かもしれない。

ここから自分語りで申し訳ないが、増田母子家庭三兄弟育ち。

厳密に言うと幼稚園生の頃に母親増田たちを連れてほぼ夜逃げみたいに家を出て、離婚が成立したのは小学校5年生くらいの時(たぶん)

極貧生活だったので別居当初は煎餅布団を2セット敷いて4人で寝てたし、テーブルもなくて衣装ケースでご飯を食べてた。

途中で増田母が粗大ゴミ置き場からテーブルとか拾ってきてた。

毒親の話に戻るけど、毒親について調べた時、厳密な定義がなかなか出てこなくてエピソードトークが多かったため、それを読んだ当時の増田もしかしてうちって毒親だったかも?と思った。

具体的には

・親に殴られる

お小遣いなどない

家事兄弟で分担

・門限が厳しく、破ると玄関ドアの前で反省させられてた

・住んでいたマンション敷地から出てはいけない

勉強の成績に関してとても厳しかった

・進路についても高校はこのレベル以上じゃないとダメという指定があった

食事、振る舞い、言葉遣いルールが厳しかった

などなど

今並べるとあん毒親じゃないかもしれないな…

でも増田自分母親毒親と思いたくなかったので、大人になった今の時点で一つづつ紐解いてみた。

冒頭でも話した通り増田の家は極貧だったので母はダブルワーク。

朝起きて顔を合わせて子供学校に送り出したら、すぐに仕事に行って昼過ぎに帰ってきて、2時間ほど仮眠を取ったら子供の夕飯を作って、夕方には仕事に行って深夜1時過ぎに帰ってくる生活

そんな中で、増田家の生活を回すためには子供労働力としてみないと多分回らなかったと思う。

から洗濯掃除皿洗いなど基本的家事小学校を上がった時点で兄弟で分担だったし、末っ子保育園/幼稚園の送り迎えは増田と長子でやってた。

ありがたいことに幼稚園小学校と併設、保育園マンション敷地内にあった。

マンション敷地から出てはいけないって言うのは、敷地の中に保育園もあって公園もあったので、ある意味監視の目が行き届いてたからだと思う(増田の住んでた地域治安も悪かった)

門限は時間を過ぎると母が仕事に行く時間になって顔を合わせるチャンスがなくなること、その後は連絡が取れない時間が長いか安全のため(たぶん)

小さい時は何となく家が大変なのは分かるけど、何でこんなルールに縛られないといけないんだと思ってた。

けど、小学校入学直前の増田小学生増田長子、そして乳幼児増田末っ子増田母の4人の生活はたぶん凄く大変だったと思う。

うちは三兄弟全員、アクティブ人間だったので成長するにつれて取っ組み合いの喧嘩が絶えない家庭だった。喧嘩両成敗で増田母に殴られることも多々あったし、怒られて殴られることもあった(理由は覚えてない)

言葉遣いとか食事ルールが厳しかった理由については憶測しかないけど、片親家庭で育ってるのでとにかく足りないことがないようにだと思う。

両親が離婚した理由モラハラ価値観の違いがあるんだけど、結婚当時、父は障碍のある方、ホームレス、片親家庭に偏見を持ってて、表立って言わないけどそう言ったいわゆる弱者を下に見る人間だったらしいので、そんなことも踏まえて、とにかく社会に出た時に恥をかかないように、育ちで馬鹿にされないようにってことだと考えてる。(でも、家族内で年上の人に対しては兄弟だろうが敬語で話さないといけないのは今でも少し変な気がする)

結婚して分かったけど、子どもを育てるって想像以上にお金がかかる。

うちは本当にお金がなかったので、「申し訳ないけど大学は全員、国公立で家から通える距離奨学金じゃないと行かせられない。そのためにはい高校に入らないといけないし、制服を何着も買えないから全員同じ高校に通ってもらう」と言われた。

結果として増田は長子より頭が良くなかったので同じ高校に通えなかったし、末っ子は家のことと将来を考えて技術系の高校に進学してそのまま就職したけど、成績や学力、進学先に厳しかったのはこういう理由なんだろうなと思う。

これは脱線だけど、増田就職して始めてもらった源泉徴収にすごくびっくりした。

だって大卒1年目の給料増田高校生の時の母の給料より全然高かったから。

奨学金じゃないと大学に行けないので、高校卒業前に奨学金の申し込みをするんだけどその時に親の源泉徴収票が必要になる。

その時の増田は非常に世間知らずだったので、親の源泉徴収票を見て、大人になったらこんなにお金あるんだ〜、これって第一種奨学金通るかな。通らなかったらどうしよう。って考えてたけど、今考えたら、通らないわけないし、逆にどうやって子供3人も育ててたんだ。

具体的な金額を言うと、181万円。

181万円って増田の今の年収3分の1!!!

国民民主党が掲げる103万の壁撤廃の178万円とあんまり変わらん!

物価高が苦しかったり、老後のこととか子供教育費とか考えて、不安になることもあるけど、増田母の苦労に比べたら屁でもないし、そんな中で子ども3人も育てたらそりゃ少しはヒステリックになったりするわ。

こうして長々と書いたけど、年末年始に久しぶりに母親に会った時に増田謝罪された。

子どもの時に好きなこともさせてあげられないし、お金もなくてたくさん苦労をかけて申し訳なかった。今は子どもたちがみんな結婚もして、孫も連れて来てくれて本当に嬉しい」

母親は本当は語学力を活かして海外仕事がしたかったらしいけど、それもできない状況だったので増田海外拠点仕事をしてることを話したら「私ができなかったことを子どもが叶えてくれて嬉しい」とも言ってくれた。

増田は母のことがとても大事なので、正常性バイアスがかかって、自分母親毒親じゃないって思いたがってるのかもしれない。

それでも、結果論だけど増田の母が自他の境界線がはっきりしてたことで、兄弟たちが健全に育って母親毒親にしなくて済んだんじゃないかな。と思った。

今、2歳の子どもを育ててるけど増田は母のような人間になれるか不安だし、子どもが人様に迷惑をかけない大人にならないかもすごく不安

できるだけ増田子どもの時に感じてた不安感や、苦労をかけたくない。

どうやったら、毒親にならずに子どもを育てることができるんだろう。

anond:20250107214631

何度も書いてるやつ

 

⭐️恋愛少女マンガ)は年齢制限コンテンツです

ほっぺにチューもそれが性的意味合いを持つなら世界的に該当なの

わたしもう16歳なのに保守的な親がキスシーンで目を隠す』とか投稿されて

『車を運転出来る年なら問題ない。両親は隠すのではなくセックスについて話し合うべき』

とか投稿されたりするのが世界なの

 

倫理観が死んでる日本コンテンツ業界は『BL』と『少女マンガ』は良いエロとして平然と垂れ流してるけどな

しかエロは垂れ流すが意識高い親のみが性教育するだけで子ども性教育社会や成り行きにぶん投げ

あとパブリッシャーパワーでゴリ押ししてAppleレーティングをガン無視してるけど

海外じゃ17+でもそのままじゃ配信出来ない日本のAppたくさんあるぞ

 

というか、海外を例に出すまでもなく、まともなご家庭は、子供も発達状態に合わせて性教育しま

お前ら子どもが出来る過程をいつ知った?(https://anond.hatelabo.jp/20210630183036#)

>  小学校道徳精子が雌の体内に入って受精すると子どもが出来ると学んだ。じゃあ、どうやって体内に入るのか。疑問になって先生に聞いたが適当にはぐらかされた。なので俺はずっと> 精子というのは汗のように分泌されて、共同生活してると偶発的に雌の体内に入るのだと思った。

>  高学年のクリスマスに親から人体について解説した本をもらった。そこに子どもが出来る過程が描かれていた。勃起した男根女性器に挿入し前後することで受精すると、イラスト付きで解説されていた。

 

 

⭐️大人になったら、フィクションセックス現実セックス区別自然つくようになるという根拠のない無駄な期待は投げ捨てた方が良い

それを明示的に説明し教える義務を負うのは、どう考えてもオタクコミュニティーではなく親のはずだが、何故か日本の親は社会に丸投げ(ネグレクト)なのである

親も子と同じ特性持っていてツッコミ不在(違和感に気付かない)だったの???みたいな

 

残念ながら日本語では女性に重点を置いた発達障害(特にASD)の性にまつわる書籍しか見つからなかったが、

Sex Education for Teens With Autism とかで検索するといろんな資料が出てくると思うよ。

彼らは、親から兄弟姉妹からも先輩や友人から先生牧師から自然セックス意識を学ぶことはできないとして、

様々な親向けの資料当事者向けの学習資料があるよ。

 

下記は、ORCという団体運営するアスペルガー向けの性学習きっかけのためのサイト

交際をはじめる前に伝えるべきこと、ときめき片想いをどうしたら良いかデート最中セックス最中にすべきこと・してはいけないこと、

セックスをいつするのかなどが説明され、簡易な学習理解テストも付いている。よろしければ参考にどうぞ。

性的露骨な素材とポルノ 

性的露骨な内容には、芸術的または教育的ではなく、エロティック(興奮)を目的としたセクシュアリティ説明または描写するものが含まれます

これには、ビデオ写真、または書かれた物語が含まれ場合があります

行為従事している実在人物が含まれ場合もあれば、性的要素を含む漫画アニメ場合もあります

性的露骨な内容は、ポルノと呼ばれることがよくあります

 

プライベート事柄プライベートに保つ(非公開にする)

多くの人は、ポルノ性的露骨な内容について非常に不快に感じます。それは物議を醸す私的活動であるため、多くの人が口にしないテーマです。

多くの人が性的露骨な素材を見たり使用したりしないことを選択していますが、現実には、自慰行為などを容易にするために利用する人もいます

あなた性的露骨な素材を使用することを選択した場合、そのような資料は非公開にする(プライベートに保つ)ことが重要です。

これは次のことを意味します:

 

 

注: 性的露骨な内容は一般的に非公開にする必要がありますが、不快な思いをした場合は、質問したり、サポートを求めたりすることができます

混乱したり不快になったりした場合は、信頼できる人(家族セラピストなど)と話すことはいつでも大丈夫です。

例:
自閉症スペクトラムの18歳のアダムは、自宅のバスルーム性的写真を見るのを楽しむことがあります。これは個人的ことなので(プライベートが保たれているので)大丈夫です。
ただし、アダムポルノ写真を背景画像として携帯電話に保存することがあります
アダム家族や彼の知人がこれらの写真を見たとき、彼らは恥ずかしくて不快に感じたそうです。

 

ポルノと実生活

行為がどのようなものか知りたいのは当然です。

一部の人々は、セックスがどのようなものかを理解するためにポルノに目を向けます

ただし、ポルノ描写されているセックス自然でも本物でもないため、混乱や欲求不満を引き起こす可能性があることを理解することが非常に重要です。

例:
24歳の自閉症スペクトラムゲイリー
ある日ゲイリーが年上のいとこのリックと遊んでいた時、リックはどんな仕事がしたいのかと聞いてきました。ゲイリーネットで見た動画を思い出します。
その中には、ピザ配達人が女性の家に食べ物を届け、女性と性行為をするという内容のものがありました。
ゲイリーは「ピザ配達人になりたい」と答え、その理由ポルノビデオ描写を交えて説明しました。
リック最初は笑っていましたが、ゲイリーが本気で言っていることに気づくと、気まずそうにゲイリーを見つました。
ゲイリーは、彼のいとこがポルノビデオが偽物であったことを明示的に彼に説明するまで、何が間違っているか何が悪いのかを理解していませんでした。
それ以来、ゲイリーポルノビデオで発生するシナリオは偽物であることが多いと想定し、他のリソースからセックスについてもっと学ぶべきだと判断しました。

  

ロマンチックまたは性的愛情の公開展示

ロマンチック愛情性的愛情を公に示すことは、それが予期されていなかった場合に、多くの人々を不快にさせます

たとえば、キスセックスではありませんが、他の人がキスするのを見ると、不快に感じる人もいます

これは、学校職場家族など、性的ではない状況から知っている誰かが、予期していなかったとき

ロマンチック方法で誰かにキスしたり触れたりするのを見た場合特に当てはまります

 

公共の場相手の頬にキスをするのは通常適切ですが、

メイクアウト」(いちゃつく)したり、連続して何度も相手キスしたりすると、見物人を不快にさせる可能性があります

同様に、頬にしかキスをしていなくても、二人がとても近くに座っていたり、どちらかが相手の膝の上に座っていたりすると、

それもまた周囲の人を不快にさせてしまうかもしれません。

例:
ダニエルと彼のガールフレンドのナオミは、ある夜、友達と夕食に行きました。
夕食時、ダニエルとナオミはとても近くに座って、頬と唇に何度もキスしました。
ダニエルとナオミの友達はこれを見てとても不快で恥ずかしい思いをしました。
彼らはその夜ダニエルとナオミと過ごす時間を楽しんでおらず、次に夕食に行くときに彼らを招待しませんでした。

 

OCRSEX ED. FOR SELF-ADVOCATES:

https://researchautism.org/sex-ed-guide/

 

 

⭐️エロ問題社会に丸投げはやめてどうぞ

自分の子もの性教育社会に丸投げするのをやめましょう

社会に丸投げする前にそれぞれのご家庭でセックスについて話し合おう

このニュージーランドCMなんか良いと思うよ

 

(自宅で寛ぐ母親の元にポルノ女優男優が訪ねて来る。困惑する母親)


女優あなたの息子さんが色々なデバイスわたし達のことを観てるの」

女優わたし達のビデオ大人向けなんだけど、あなたの息子さんはまだ子どもでしょ?」

女優「息子さんは恋愛関係もまだわかっていないかも?」

女優わたしたち(ポルノの中では)性同意の話とかしないものね。いきなり始めちゃうから

男優「うん、ぼくは実生活じゃ絶対あんな真似はしないし」

女優「そう!」


  ガシャン!

  突然のポルノ俳優の来訪に気づいた少年は驚きのあまり皿を床に落とす


母親「(少年に振り返り) どうしたの?」

女優「はーい!マット」


   少年ノートPCを持ったまま固まる


母親「(落ち着いて、サンドラ) (どうしたらいいかわかっているでしょ)」


母親「(固まっている少年に向き直って)じゃあマットそろそろ話をしましょうか」

母親ネットで見るもの現実のお付き合いがどう違うか。良いとか悪いとかではなくて (“No Judgement”) 」


ナレーションニュージーランドでは多くの若者ポルノセックスを学んでいます

ナレーション:“リアル大事相談政府こちらのサイトまで



Keep It Real Online - Pornography

https://www.youtube.com/watch?v=6c3Edm8NdGs


Keep It Real Online: Home

https://www.keepitrealonline.govt.nz/


[BBC][日本解説] ポルノ俳優がいきなり自宅に?性教育についてNZ公共広告

https://www.bbc.com/japanese/video-53124515/


どんなにフィルタリングをしようが完全にエロから子どもを遠ざけることは不可能

であれば、子どもフィクションセックスに触れる前にちゃん現実セックスについて話あっておきましょう

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