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はてなキーワード: 真田信繁とは

2024-06-21

好きなライバル発表増田

伊藤匠が同世代藤井聡太を破ったというニュースがあったようだが、こういうライバル関係大好物だ。

将棋のことはよく知らないのでこの件についてはここまで。あとは好きなライバルを発表していくよ。というより自分用のまとめだね。

ライバル関係といっても、多くの共通点と少しの大きな違いがあるのが私は好きだ。

年齢や種族や得意なものは近いといい。しかしあまり似すぎると微妙

生い立ちは違ってると面白い英才教育を受けた天才VS野生の天才、的な。

ライバルなので思想や敵味方は違うことが多いね。後に共闘すると熱い。

こういう要素がその作品を読んだり見たりするきっかけになることが結構あった。


ライバルじゃないんだけど相棒とか、ライバルでも相棒でもなく単に組み合わされてるだけとかでも大好物

2022-11-18

歴史人物の最強ランキングは?

1位信玄は意外だった

ランキング結果

1位武田信玄 78.2点(1,693人が評価) ...

2位上杉謙信 78.2点(1,671人が評価) ...

3位伊達政宗 75.4点(835人が評価) ...

4位織田信長 74.9点(1,287人が評価) ...

5位真田幸村真田信繁) 74.4点(1,102人が評価) ...

6位本多忠勝 ...

7位島津義弘 ...

8位真田昌幸

2021-02-03

天伝の悪口を言う

舞台刀剣乱舞天蒼空の兵〜大阪冬の陣〜をdisる

【前提】これは刀ステのほぼ全演目を時にライビュ時に配信時に現場で見た上で基本的に末満さんとはセンスが合わないと思っているオタクによる悪口である

【おことわり】

・嫌なら観るなについて→刀剣乱舞ファンとして「今度こそは」の期待とか一度追いかけ始めたものから退却できないサンクコスト効果とかで引くに引けないんですよ

・この感染症さな劇場に行くなよ→ごめんて……

(1)長い。中だるみする。ちょくちょく挟まれ殺陣のせいで話が分からなくなる。

しょっぱなからアレですがこれは仕方ないと思う。上演時間ありきで脚本作るから

殺陣については私のアクション適正が低い。アクションを見慣れてない人間って殺陣が始まると

・「とおけんだんしが敵とたたかってるー!がんばえー!」くらいにIQが下がる

戦闘の背景にある対立構造、誰と誰が何故(何を賭けて)戦っているのか等の情報認識できなくなる

・結果として全ての殺陣が「代わり映えのしない場面」に見える

という現象が起こります(個人の感想です)

刀剣乱舞を題材にしている上殺陣特に売りにしてるステで殺陣を減らすわけにも行かないのも分かるのでこれも仕方ないとは思う。アクション適正上げてから来いってね。

(2)台詞が頭に入って来ない

末満さんの詩情が体質に合わない(完)

これに尽きてしまうとは思うんだけどもう少し悪口を。末満さんって滅茶苦茶台詞量多くないですか?一つ一つの台詞も長いし。青空のような人ってなんやねんいいこと言ったような雰囲気で無理矢理まとめんなて。

筆者は小説でも長い台詞や長いモノローグを嫌うのでマジで合わない。長台詞はここぞの一回くらいしか許されないと思ってる。心情の説明台詞モノローグに頼るのならもうそれは物語の形を取る必要はなくて増田で長文語りしとけよって思う。舞台物語をやるのなら、物語の展開からキャラクターの心情を追えるように手を変え品を変え尽力するのが職人仕事だと思ってる。

(3)複数ライン物語を同時並行する割にそれらが交錯しない。一つの物語でやる必要あった?一時間舞台二個やればよくない?って思う。

今回で言うと多分ストーリーラインが二筋あって

①秀頼と一期の「自分は誰であるのか」という物語…秀頼「自分秀吉の作った天下の上のお飾りに過ぎないのではないか自分が本当に秀吉の子であるかも定かではない。自分は本当に天下に立っていていいのか」→太閤から秀吉との繋がりを保証された上で「これはわしの戦だ!」・一期「弟がいてようやく成立する兄としての自己像以外に依って立つところがない」→「歴史を守るのが私の使命だ」(一期の物語誤読してるかも。すまぬ)

弥七真田信繁の「歴史に抗いたい」物語…しにたくヌェ〜〜ってやつ。序盤家康が「お前の知るわしがわしの全てではない」(物語は語り手の視点恣意に影響され、ある事柄完璧に語り尽くすことは不可能)からの諸説の可能性の提示からの決められた物語に納得いかね〜〜俺は後世のお前らの語る歴史のための駒じゃね〜〜俺の闘志を無かったことにすんじゃね〜〜ってやつ

①②って特に相互作用働いてないと思うんですよね

関連性のない複数ストーリーラインが(殺陣や長台詞ガンガン交えて)同時進行するからま〜〜〜〜じで集中力途切れるし作品全体も散漫な印象になる

あと諸説ってめっちゃ連呼してたけどなんかダサい

あと細々したところで家康の戦への欲求とかね。正直家康のあのキャラ付け加州の見せ場作りと三英傑の物語やりましたってアリバイ作りのためとしか思えない。ちなみに戦への飢えについての話は義伝でもうやってんですよ……再利用かよ……

(4)弥七真田信繁の行動原理に納得行かない

諸説に逃げて生き延びればそれで良いってなんか随分控え目だけどそれこそミュのみほとせの信康みたいにコソッと逃げればよくない?弥七が言ってた通り諸説の余裕があるならその余裕に自力で滑り込むことは可能では?史実を守る本能に導かれた刀剣男士にナイナイされちゃうの?そっかあ……

「生き残りたいポン!」「諸説に逃げるポン!」「俺らを助けるオリジナル刀剣男士作るポン!」「だから逸話集めのために刀剣男士斬るポン!」「だから派手にドンパチ起こして刀剣男士誘い込むポン!」って論理の飛躍を感じる。

(5)物語恣意性、物語無き物の物語、無かったことにされた物語についての話はもうやってるんだよなあ……

ミュのむすはじとあおさくでやってるんだよなあ……

今作で特に別解を出したわけでもなく、ただ無かったことにされた物/者たちの憤りにスポットライト当てたところで終わってるし

(6)いつもの謎のやついい加減にしてクレメンス

三日月と山姥切国広と結の目となんやかやを巡る時空SFっぽいやつ

ようわからん(完)

基本、作中の本筋に関わらず、また作中で解決されない謎って作品鑑賞のノイズになると思うんですよ。ステはこの謎と三日月の行く末を全作品を通してのサブストーリーにしていますが。

ちゃん考察しつつ追ってればワクワクするんだろうけど。いや連載モノなら○○編をやりながら全体としてはワンピース探したり黒ずくめの組織追ったりするのが普通なので別に刀ステが下手打ってるとは言い切れませんが。

ただね〜〜〜〜やけに難解だし時系列スターウォーズ形式だし末満さんは意味深キーワード大好きだしですっきりしなすぎて私にとってはノイズなんすよ。公式解説本出してくれ。図解してくれ。

そもそも作中での情報開示渋ってファン考察に委ねるのやめてくれ。本能寺再演で左右逆とかキャス変にも意図があるとかそういうのほんといいんで……そういう場外戦が許されるのはエヴァだけなんですよ……

まあ昨今はインターネットSNSのお陰で場外戦が盛り上がりやすくなっているから、そういう作り方もアリ寄りのアリなんでしょうが……

ツイッター考察読んでもいまいちわからんってか読む気も失せるのよ……結の目ってなんなんだよ……

(7)真田十勇士の処理雑すぎワロタ

史実存在してはいけないもの」を登場させたか物語内で回収しないといけないのは分かる。でも集団自決から無駄死にって雑じゃね?てか登場させる意味あった?物語ある刀剣遡行軍が回収したポン!って次作への伏線のためか?

(8)キャラクターが多すぎて登場に必然性がない

これはどちらかというと過去作、悲伝や慈伝への悪口ですね。維伝以降大分気にならなくなった。登場されるためだけの登場シーンが多いし「このシーンは大般若じゃなくて小夜の方が当人性格や来歴踏まえて相応しいだろ」(キャラ適当です)みたいなシーンが頻出してた。

今回はまあ……主人公の一期とそれを支え受け止める弟二振り、一期とシンクロしてアイデンティティに悩む秀頼、一期と秀頼に秀吉のことを話してなんかいい感じにする太閤江戸の終わりに物語を持つ者として江戸を始めた家康対峙する加州、今回の主人公ではないけどシリーズ主人公である山姥切国広という具合でそれぞれに役割があったかな。宗三は必然性に劣るけど、一振くらい作品中の葛藤から距離を置いて渦中のキャラを諌めたり助けたり話を進めたりするゲリラサポーターキャラがいるのは悪いことじゃない。

(9)加州顔濃ッ

ごめんて

ごめんけどキュートでけだるく飄々とした加州というキャラクターからキュートが抜け落ちてただのハンサムになってんだよな〜〜〜〜いや演技は良かったよ全然加州だった

ただ加州っぽい媚びがなかった。まあ主の前じゃないから当たり前だけど

ただただHandsomeになっていた

「愛されっこないよね」とか言われても「せやな……お前は多分愛する側やな……」って言いたくなるくらいハンサムだった

【よかったところ】

ステアラをよく活用してた。クライマックス360度の戦闘を次々見せる場面はとても華麗だった。

弥七が健気でかっこよかった

最後巨神兵みたいな出来損ない刀剣男士のデザインFGOっぽくてかっこよかった

2020-03-03

本拠地大坂城で迎えた徳川戦。

先鋒・後藤又兵衛大敗、援軍も勢いを見せず惨敗だった。

城内に響く浪人のため息、どこからか聞こえる「今日落城だな」の声。

無言で逃げ始める兵士達の中、日本一の兵・真田信繁は独り曲輪で泣いていた。

上田合戦で手にした栄冠、喜び、感動、そして何より信頼できる仲間たち・・・

それを今の大坂城で得ることは殆ど不可能と言ってよかった。

「どうすりゃいいんだ・・・」信繁は悔し涙を流し続けた。

どれくらい経ったろうか、信繁ははっと目覚めた。

どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たい甲冑感覚現実に引き戻した。

やれやれ、帰って調練をしなくちゃな」信繁は苦笑しながら呟いた。

立ち上がって伸びをした時、信繁はふと気付いた

「あれ・・・兵士がいる・・・?」

曲輪から飛び出した信繁が目にしたのは、大坂平野まで埋めつくさんばかりの大軍だった。

千切れそうなほどに旗が振られ、地鳴りのように鬨の声が響いていた。

どういうことか分からずに呆然とする信繁の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた。

「源二郎、出陣だ、早く行くぞ」声の方に振り返った信繁は目を疑った。

「ち・・・父上?」「真田の小倅、居眠りでもしてたのか?」

「た・・・太閤殿下?」「なんだ信繁、かってに関白殿下隠居させやがって」

「三成殿・・・」 信繁は半狂乱になりながら陣立てを見渡した。

一番備:福島正則

二番備:加藤清正

三番備:堀秀政

四番備:前田利家

五番備:小早川隆景

六番備:真田昌幸

七番備:大谷吉継

八番備:石田三成

九番備:豊臣秀吉

暫時唖然としていた信繁だったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった。

「勝てる・・・勝てるんだ!」

猿飛佐助から兜を受け取り、戦場へ全力疾走する信繁、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

翌日、真田丸で冷たくなっている信繁が発見され、吉村村田は陣中で静かに息を引き取った。

2017-08-22

ポリコレのせいで、大河ドラマを楽しめなくなった

「おんな城主直虎」を見ているんだけど、ポリコレ的に正しくない表現が多すぎる。

  

  

↑これらを美しく、しか肯定的に描いているドラマだった。放送禁止しろとは言わないが、時間帯を深夜にするなど、ゾーニングをしなくていいのだろうか。

  

あまつさえ町おこしに使っているんだよね、このドラマ

浜松駅に立ち寄ってみたときポスターがたくさん貼ってあった。ファン同士で楽しむのは否定しないけれど、街中に広めるのはちょっと自粛してほしい。

  

  

  

そういえば昨年のドラマ真田丸」にも、最終回には、主人公真田信繁ヒロイン(きり)にキスをするシーンがあった。

内容はと言うと、男が女に唐突に抱きついて、女はそのことに驚いて固まってしまう。男はそれに無理やりキスをしたのである。これって性暴力だよね?

  

もし現実だとすれば、男女がキスをするときは、たとえ口頭で許可を得ないとしても、まずは体を寄り添わせたり、相手気持ち確認するためのステップを踏む。いきなり抱きついたり、強引なキスをするのは性暴力だろう。

ドラマストーリーでは、事後承諾でこれを相手が受けいれてくれたからよかったものの、子供とか、一部のバカ大人がこのマネをしたらどうするんだろうか? 当時、私はこのシーンを問題視していなかったが、先般に少年ジャンプの「ゆらぎ荘の幽奈さん」という漫画炎上していたのを見て、ハッとした。子供も見るようなTV番組では、性暴力肯定的描写することを許してはいけなかったのだ。

  

私はかつての不見識反省するとともに、NHK配慮のなさが許せなくなってきた。

こういうものを平然と受容しているドラマ視聴者のことも許せない。漫画のように叩きやすものだけに目くじらを立てる、インターネットリベラル勢力に対しても怒りがわいた。

  

言うまでもなく、ポリコレに反しているものであっても、表現の自由はある。だからゾーニングすればいいのだが、それが十分に行われているとは言いがたい。

私はリベラル勢力にすこしは良識があると信じていたが、大河ドラマのような大衆文化に対しては、彼ら・彼女らもロクに反応を見せないようだった。これが日本の現状だ。

  

私は憤懣やる方なくて、頭がおかしくなりそうだ。

ポリコレなんか知ったことじゃねーよw」「フィクションから自由だろw」という態度で、まっとうな人権感覚を捨てないかぎり、この世界で娯楽作品を楽しむことは難しい。そして、それができる普通の人たちがうらやましい。

2016-12-19

真田丸』ロスを噛みしめる

終わった。

終わってしまった。

この上なく終わってしまった。

毎週日曜日のお楽しみ。最初から最後までかじりついて見たのは『毛利元就』以来20年ぶり。いやー本当に面白かった。

だけど『真田丸』を見返そうとは思わない。ビデオ録ってないけど、録ってたとしても見返さないと思う。総集編も見ない。

なんつかこ物語は不可逆だと思うんだよね。

大坂の陣ってのは、戦国の終わりを告げる戦いだ。槍働き如何でいかようにも立身出世できた日本史上における最後の時を終わらせる、不可逆的な戦いだ。

関ヶ原で没落した連中が、夢よ今一度とばかりに大坂城へと篭って幕府抗うけど、時代はとうに転換していて、大坂方が勝つことは、泰平の世へと進んだ時代が許してくれない。戦国の亡霊たる大坂方が勝つということはまた戦国乱世の世に戻るということであって、それは許されることじゃない。連中は時代によって完膚なきまでに滅ぼされるべきなのだ

勝頼も、室賀も、氏政も、秀吉も、三成も、昌幸も、そして信繁も、時代の波に乗り切れなかった落伍者は、時代によって淘汰される。それは万物の理とでもいうべき不変の法則で、何人も逃れることはできない。

しかしながら敗れてなお名を残すことはできる。

死に様はどのように生きたかが決める。死したときその者の評価は定まる。

真田信繁人生ほとんどを歴史に埋没させながら生き、最後最後でひょっこり顔を出して歴史にその名を刻んだ。

それは信繁が成したことというより、戦国という時代の亡霊が、かくありたいと希い、信繁を依代として成したことと言えはしないだろうか。

戦場で華々しく死ぬこと。

天下人に向かって果敢に突撃し、その末に死ぬこと。

その馬印を倒し、日ノ本一の兵と讃えられるほどの奮戦の末に死ぬこと。

そのような死に様は日本史上において信繁を除いて絶無であり、みなが憧れるような最期だったからこそこぞってその戦いぶりと名を残そうとしたんじゃなかろうか。

そう感じてやまないのは、『真田丸』という物語が、時代に敗れていった者たちの生き方、そして死に様をいくつも積み重ねていったからだと思う。

真田丸』の信繁は決して完全無欠の勇将なんかじゃない。政治的センスに欠け、他者真正からぶつかることを避けて策を弄するような、敗れるべくして敗れるような凡庸さがあった。

から信繁が日ノ本一になれたのは彼の力というより、めぐり合わせ、言ってみればただの運だと思う。しかしそれは何千年という時の流れの中でようやく一回あるかないかというような奇跡

奇跡は眩しい。何度でも味わいたくなる。

でも、だからこそ消費し尽くさないで、たとえば夜空に一瞬またたいた流星をぐうぜん目にしたときのような鮮烈さを噛みしめるに留めるべきだと思う。

またいずれ真田信繁物語別に語られるとしても、『真田丸』は大坂の陣のような不可逆さとともに鮮烈な印象のまま留めるべきだと思う。

2016年という年号とともに『真田丸』は終わる。終わったままにしておく。

別れの時が来た。

ありがとう真田丸』。

さようなら真田丸』。

2016-10-26

Pixiv大坂牢人五人衆の項目が怖い

大坂牢人五人衆 (おおざかろうにんごにんしゅう)とは【ピクシブ百科事典】

真田信繁真田幸村

(中略)

有名な武将だが実際はその活躍はほぼすべて捏造で、彼の功績として知られるものは大体下記の毛利勝永のものである

毛利勝永

(中略)

この通り上記の真田信繁などとは比べ物にならない真の日の本一の兵である

なにこれ…幸村になんか恨みでもあんのか…

勝永くんが活躍したのは事実だけど幸村ちゃんが活躍したのも捏造じゃないぞ…

2016-01-07

http://anond.hatelabo.jp/20160107132115

わざわざ相手に伝わらない「信繁」呼びをして悦に入ってる歴オタのうざさよ。

まあ大河で「真田信繁」が人口膾炙すればいいがね。

赤備えはそもそも武田イメージ真田は元武田家臣で、井伊は武田遺臣を引き継いだという繋がり。

赤備え - Wikipedia

真田丸と「幸村」イメージ

中身はもちろん知らないけど、新しい大河ドラマ、ちゃんと真田幸村ではなく真田信繁って表現するのがとてもいい。「幸村こと信繁」とか紹介している。とても丁寧。

歴史って、昔のことだからもう動きがない、とか新発見はないor少ないと言われる。だがもちろん新発見・新認識ってのはいろんなレベルである

寛文12(1672)年の軍記物『難波戦記』が「幸村」表記の初出だそうだ。

有名な『寛政重修諸家譜』でも「幸村」が採用された。

この後、沢山の物語が「幸村」を採用し、『戦国無双』『戦国BASARA』などの現代作品にまで至る。

信繁自体は幸村と言ってないわけだな。


340年くらい、必ずしも正確ではない名前からイメージを膨らませていたのだ。

これがどうした、大した問題ではない、と思う人も多いだろうけど、「幸村」が340年の間「物語」として想像されてきたことを留意するきっかけにはなるだろう。

自分が楽しんでいるテキストが人々のイメージの積み重ねの結果、出現したのだと。

これを知っててテキストを読むのと知らないで読むのとでは読解する上で大違いなのだ


「幸村」って現代作品でも赤いイメージ描写される。なぜだろうか?

これはすなわち「幸村」が「赤備え」といって赤い装備で戦に挑んだからに他ならないだろう。

ただし「赤備え」は「幸村」だけがしていたものではない。井伊直政もたしかそうだったはず。

「幸村」の方が頻繁に物語に登場し「赤備え」のイメージが膨張して、現代の「戦国シリーズ」に伝わるわけだ。(井伊もまぁよく語られる存在なんだが…)

「赤」のイメージから幸村に「熱血キャラ」「炎系キャラ」の性格付けも行なわれていよう。

こういう、要素を歴史的解体して考えるのって、作品を楽しむうえで重要だと思うのだ。

真田丸は、340年間膨大に蓄積された「幸村」イメージのその果てに位置づけられる。

そこでは「信繁」とすることで見える地平もあるだろうし、従来の私たちの持つ「幸村」像の延長もまた見ることが出来るだろう。

新しい「信繁(幸村)」像に期待したい。

2015-11-11

11月15日アタック25集計について

liveanb等、すぐには出せないかもしれません。

出せない場合はここを参照の予定。

 

[14:50→]11月15日スレに出しました

真田幸村真田信繁でも正解とする。

2015-09-04

未だに幸村かよって思う

これだけ識字率もあがり教育も充実しインターネットが広がってなんでも調べられるし理解できる時代になったのに真田信繁のことを未だに何の臆面もなく真田幸村ってしちゃうのはどうしてなのか。

軍記物などの昔のものは仕方ないとして、現今のゲームなどでも幸村にしているのは何故か。何故信繁ではいけないのか。というか、信繁が正しいのにどうしていつまでも幸村に固執するのか。誤字や誤用を細かく指摘することが結構あって、この信繁幸村問題もそれに類するのかもしれないのだけど、どうしても幸村という表記を見るとおかしいのではないか? と思ってしまう。名前間違ってるわけだ。たとえば、有名な神護寺蔵「伝源頼朝像」って全然頼朝じゃなかったわけだ。それと同じで幸村は幸村と生前名乗った形跡がなく信繁が正しいのだ。

こういう事実があるにもかかわらず幸村表記ばっかり。もちろん理由があったり、ねらいがあったり、考えがあるのなら良い。でも何も考えもなく幸村なんて、この科学人文科学であってもだ)が発達した21世紀において幸村にしちゃうのは本当にダサい

2015-05-14

http://anond.hatelabo.jp/20150514125316

教科書聖徳太子実在しない」

聖徳太子という伝説的人物が存在しないという話であって厩戸王子という人物は存在していた。

大坂の陣で戦った真田信繁実在するが十勇士を従えた真田幸村実在しなかった」という程度の話にすぎない。

教科書士農工商という順列は存在しない」

身分序列だったわけではないというだけで士農工商という区分存在していた。

教科書鎌倉幕府は1185年に始まった。大化の改新は646年」

鎌倉幕府の成立時期については諸説あり、どの時点で成立したとみなすかの話でしかない。

「1185年に始まった」と覚えるのではなく「1185年に何があったのか(そして1192年に何があったのか)」を覚えよう。

2014-09-27

最強の戦国武将は誰?

最強の戦国武将は誰?(教えて!ウォッチャー) - goo ニュース

戦略的にではなく戦術的な最強であることを念頭に置く。

真田幸村

上杉謙信武田信玄はその実力を証明する大舞台にとうとう立てなかった。歴史に「たられば」はない。「もし謙信関ヶ原の戦いに参加していたら」「信玄大坂の陣で戦っていれば」そういった仮定は無意味だ。最強の力を持っていたのだとしても、発揮する機会がなければ、それは無いのと同じなのだ

それでは誰がその機会に恵まれたのか。やはり真田幸村をおいて他にないだろう。長きに渡る戦国時代の、最後にして最大の晴れ舞台において、最も活躍したのが幸村なのである。その一事はそれだけで彼を「最強」せしめるものであると考える。

大坂の陣においては毛利勝永を推す声もある。端的に言って幸村を疎むオタク逆張りしかないと思う。勝永の奮闘を否定するわけではないが活躍の度合いではやはり幸村が上だ。有名な「真田を云いて毛利を云わず」も幸村が一、勝永が二である前提での言であるし。

大坂の陣と並ぶ大舞台である関ヶ原の合戦において名声を高めたのは島津義弘であるが、こちらは敵中突破と言っても本陣を突くとみせかけて脇へ逃げたようなものであるし、大勢が決したあとで東軍も本気では追わなかったということもあるので、いくらか劣るように思われる。

真田信繁」という呼称に妙にこだわる連中がいるが、通りの良い「幸村」で何ら問題ないだろう。

以上により「最強の戦国武将」には真田幸村を推す。

以下、二位と三位を挙げる。

島津家久

先に島津義弘名前を出したが、島津ではやはり家久が群を抜いている。耳川・沖田畷・戸次川の三戦での活躍(耳川では総大将ではなかったが)は、河越・厳島桶狭間の三大合戦を一人でこなしたに等しい、と言っても過言ではない。結果的九州内に留まる活躍に終わったため次点とするが、一部隊を率いての戦いでは最強であったのだろう。

毛利元就

大内尼子といった大大名との戦いに明け暮れながらも自らが兵を率いれば不敗という戦勝率、小領主から身を興して中国地方を丸ごと次代に遺した領土拡張率は凄まじい。総合力での評価で言えば秀吉と並んで間違いなく最強の一角である。ただ、元就の強さはやはり戦術面にとどまらぬ謀略や政治的な部分が大きいわけであり、「戦術的な最強」という趣旨にはそぐわないために三位とする。

2012-10-02

http://anond.hatelabo.jp/20121002165543

横だけど、幸村は武勇の士というよりは十勇士を率いた人という印象が強いな。

はああ?

大阪の陣で家康の馬印を蹴倒した人」だろ?


http://anond.hatelabo.jp/20121002170307

ああ、そういうことなの?

元増田といいこいつといい

基礎知識がおかしいというか全然話が噛み合わない。

変なゲームの知識だけがベースになってるっていうのはすごく腑に落ちる説明だ。


当人が強いイメージはあんまりない。

これも元増田と同方向に変な発言なんだけど

そもそも武将の武勇って言ったら断然、馬に巧みに乗れてよく兵を率いることなんだが、

「当人が強い」っていったい何のことを言ってるわけ?


そして真田信繁の武勇といったら史実の実績のけれんみも講談の膨らみも知名度もナンバーワンだよね?

っていうことが全くわからない。多分元から知らない。

なんかすごく偏った乏しい物から得た知識であることだけはなんとなくわかる。

2010-08-05

歴女と呼ばれたくない女たち

mixiコミュニティに「歴女という言葉に抵抗を感じる」「歴女と呼ばれたくない」と主張するような所が現在2箇所存在する。

【参考】アンチ歴女http://mixi.jp/view_community.pl?id=4125741

    「歴女」と呼ばないで!http://mixi.jp/view_community.pl?id=4252795

コミュ内の書き込みを見ると、いくつか共通するものがあるので挙げてみる。

 

・「歴女」という言葉に敏感に反応する

 (例えて言うなら、ゴキブリを見たら瞬時に嫌悪感を示すような感じ)

戦国無双もしくは戦国BASARAが好き

(どちらかと言うと、無双ファンが多いような気がする。切欠はゲームだけど”今は”史実が好きです、という感じの誰得なアピール)

・「ずっと昔から戦国時代に興味があった」と”長年好きだった”事を強調する

 (歴女扱いされたくないが為に、ここ最近ゲームを切欠にハマった事を揉み消すかのようにも思えてくる)

・「真田幸村じゃなくて真田信繁です!」…等、いちいち細かい所を偉そうに主張する

 (あとは、「ゲームでは●●だけど”史実では”○○ですから!」…のようにゲーム世界マジレスして史実の知識をひけらかす)

大河ドラマ観光客招致を狙ったイベントに苦言を呈したくなる

 (「”明らかに”あのドラマ腐女子向け」「あのイベントは”どうせ”歴女狙い」…等、何かと決めつけたくなる)

・「史跡巡りでのマナーがなっていない!」等、マナールール啓蒙する

 (「●●は止めてほしい!」「こういう人が居ると(真面目に史実を愛してる)私達も一緒の扱いをされるので困る」…等、被害者妄想垂れ流し)

 

一言で纏めると、「同族嫌悪は見苦しい」と言った所だろうか。

男性歴女嫌悪感を示すのは致し方無いと割り切れるが、

女性がこうも嫌悪感丸出しにされると「女子特有のネチネチとした感情」が丸出しになってるせいか物凄い不愉快さが滲み出ているような印象。

 

現在は割と控え目に主張活動を行っているそうだが、

以前、真田氏を敬愛する史学科専攻の女性が、歴女ゲーム歴女、果てには歴ドルタレントを木っ端微塵に叩きまくっていた。

ちょっと嫌味を言うレベルではなく、気に入らない存在を片っ端から罵倒するような見苦しいものだった。

歴史ファンが多く在籍するコミュニティイベントトピックにて、歴ドルさんご本人が自ら出演するイベント宣伝しに来た所、

その歴ドルを非難するかのような文言を垂れ流すという、空気の読めない発言を長文で垂れ流していた。

イベント宣伝行為に興味が無ければスルーすればいいものの、何故か叩かずにはいられず、人目を憚る事無く自己主張。

その毒丸出しのコメントアンチに嫌気を差し人達が苦言を呈したようで、現在は一応大人しくしているようだが…、

「気に入らない物事を徹底的に叩き上げ姿勢」を見ると、こういう人が将来、歴史研究家を名乗って活動するのかと思うと………。

 

余談だが、アンチ歴女コミュメンバー参加者コミュニティ一覧を見ると、

ほかのアンチコミュや「戦国時代が好きなオタク女子。」…等、オタクコミュに参加している人達が多いせいか、

言っている事に説得力が無いというか、主張に矛盾が生じているように思えてくる。

「同じ穴の狢」とはこういう事を言うのだろうか。

2008-04-18

最近の疑問

真田信繁の息子って本当に大助が長男なのか?

本とか読んだら分かるんだろーけど正直めんどくせー

 
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