「議事堂」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 議事堂とは

2024-12-14

マスゴミってなんであんな頭の悪い報道しか出来ないんだろう?

韓国国会議事堂の前には多くの人が詰めかけボルテージも昨日より更に高くなってます

を、何故か嬉しそうに語る🤔

AI棒読みさせた方がよくね?

もしくは深刻に語れよ。

ボルテージの高さな議会襲撃したトランプ支持者の方が高かったろ。アホか

2024-12-12

トランス女性女性です

トランスジェンダー女性トイレ使用禁止求めた米議員議会内で襲われる 33歳男を逮捕

連邦議会議事堂女性トイレトランスジェンダー使用させないよう求めてきたナンシー・メース下院議員共和党)が10日、議会内で襲われた。議会警察暴行容疑で中西部イリノイ州シカゴに住むジェームズ・マッキンタイ容疑者33)を逮捕した。米メディアが報じた。

メース氏は、11月下院選でトランスジェンダーのサラ・マクブライド氏(民主党)が初当選したことを受け、生物学的な男性議事堂敷地内の女性専用スペースを利用することを禁じる決議案を提出。議長は利用を認めない方針を明らかにしていた。

https://www.sankei.com/article/20241212-AXAGKLMORJGRXELANHPXEDPQIQ/

アメリカ革命が多発してます

こりゃ今後数年は荒れそうだ

2024-11-12

anond:20241112110837

そもそも次の選挙で勝とうとするなら今敗因を問うこと自体が間違っている

なに敗者しぐさしてんの?ほんとに次の選挙で勝とうと思ってる?

敗因を探るのは大事よ?でもそれは党内で喧々諤々すれば十分で一切外部に公表する必要はない。

敗者が次にやることは貪欲に泥水をすすってもやり返すことであってあって優雅なディナーを伴った反省会じゃないのよ。

じゃあ何すればいいか

不正選挙だって喚けばいい。勝利を盗まれたって叫べばいい。ロシアの赤い犬が白い犬小屋の主になったと上から笑えばいい。

どれも今回の勝者が4年前にやったことだ。彼は負けたがそれを認めなかった。

そして彼の支持者もそれに倣った。そう彼らにとって自分は4年前の選挙の敗者ではないのだ。

左右関係なく国民自分たちの国が地球儀の中心だと確信している。

ハイ負けました、これとコレが原因ですね反省しましょう反省してます。じゃねーよ。

大統領選挙エンタメ要素の側面も兼ねている。敗因を挙げるのはつまりそれが間違ったことだと認めた事だ。それは敗者のやり方だ。

勝った奴はそうじゃない。負けた時も徹底的に勝った側を攻撃する。そして4年の時を経てその「正しさ」が証明されたのが今回の選挙だ。

学べよ。やり返せよ。

何もお前らも議事堂を襲えとまでは言わんさ。でも奴らはそれをやったうえで勝った。

お前らが品行方正に学級会やっても誰も偉いね~人のせいにしないで流石だね~暴れないって凄いよ~とは褒めないって気付け。

幕の裏で反省するのは正しい。ただ演者である自覚をもってサーカスを求めてる客にはファイティングポーズで返せよ。

2024-11-07

anond:20241107221144

議事堂襲撃事件扇動で弾劾されてた奴だぞ?むしろ漫画みたいにあからさまな悪役やんか。

2024-11-06

NHKBS国際報道2024

ゲストのひとりがひどい。大学教授らしいが。なんなんだろう。

2021年議事堂襲撃について、明確に非難しない。

別に共和党を支持するならそれはそれだが、かといって、議事堂襲撃をあまり重要視しない態度を”分断の定義が変わっている”とはいったいなんだろう。

また、ウクライナ戦争を終わらせるところについてもプーチンに屈しないといっていたが、そもそもトランプ氏はロシアと融和的であることは有名。

何をいっているのやらだ。

ちなみにこのひとは”きょうじん”といったが文字化されなかった。"狂人”?ということばを放送で使うのかそれとも違う”強じん”なのか、でもそれだったら人があとにつかないとなあ、、、

どうなんだろう

あと米国から原油または製品ガソリンを輸入するとか言ってたけど、いったいそんなことしたら日本ガソリンいくらになると思っているのだろう。

たか日本が望んだのに断られたみたいなことをいってたが、まあ確かに当時はそうだったかもだが、トランプさんは化石燃料を盛んにしたいわけなので、輸出推進でしょう。

それを日本が歓迎しないといけないような言い方はどうなんだろう。

2024-10-22

ブラジルのX禁止に対する反応

以下は、ブラジルによるX(旧Twitter禁止に対する反応を肯定派、否定派、その他の意見に分けた要約です。

反応は1行ごとに記述されています

これらの意見肯定派、否定派ごとに要約してください


.......................はてぶのブックマーク..............................


肯定派の意見

否定派の意見

2024-10-09

一番確実な少子化対策は”娯楽を止めること”

少子化問題が、いよいよ取り返しのつかない局面突入した。

国会議事堂は白熱する議論に沸き返り、各党の議員たちが口角泡を飛ばし意見をぶつけ合う。

だが、どれもこれも的外れだ。

税制をいじっても、保育所を増やしても、何をやっても人々は子どもを産みたがらない。

そんな空気の中、ついに総理が重い腰を上げた。

「こうなったら仕方がない...」総理秘書官に静かに命じた。

「娯楽を、止めよう。」

その瞬間、場内は凍りついた。記者たちのペンが止まり議員たちは一様に顔を見合わせた。

しかし誰も反対はしない。今はもうそしか手がない。皆が分かっていたからだ。

少子化の歯止めをかけるために、国は大胆な政策に踏み切った。

ネット上のすべての娯楽を完全にシャットダウンする。それだけじゃない、テレビニュース一色、ラジオもお役所が発表するお知らせばかり、出版物はすべて半年間の停止だ。

日本から、娯楽が消えた。

国民は急に何もすることがなくなった。会社から帰っても、家でできるのはせいぜい家事か、静かに座って窓の外を眺めるくらいだ。

最初の一週間はパニックだった。ネットカフェや図書館には長蛇の列ができ、裏ルートで娯楽コンテンツを手に入れようとする連中が現れた。

だが政府監視は厳しい。アンダーグラウンドの娯楽マーケットもすぐに摘発され、密かに楽しんでいた者たちは「娯楽依存者」として社会的抹殺された。

人々は絶望し、娯楽を渇望した。

彼らは朝起きて仕事に行き、帰ってくればYouTubeを見るか、またはお気に入りドラマを見ながらお酒を飲むのが日常だったのだから

しかし、今やそれがすべて奪われた。もうやることがない。誰もが手持ち無沙汰に過ごす毎日が続いた。

やることがなくなった国民は、そのうち奇妙な行動に出始めた。

最初手芸DIYを始める人が増えた。次に家庭菜園ブームになり、自宅のベランダトマトを育てたりする人々が増えた。

でも、それも飽きるのに時間はかからなかった。何かもっと根本的な「刺激」が必要だと、人々は感じ始めていた。

そして、半年後、街角ではこんな光景普通に見られるようになった。

「暇だし…セックスでもする?」

「うん、そうだね」

その後、全国で赤ちゃんが大量に生まれることとなった。

実際、半年の禁娯楽期間が終わった後、日本中の産婦人科赤ん坊の泣き声で溢れかえった。

ニュースは連日「ベビーブーム再来!」と報じ、政府政策成功したと言われた。

誰もがその政策効果を上げたと確信していた。

子供を作る以外にやることがなかった結果、日本人口は増加し、少子化問題解決したのだった

2024-09-30

四  三四郎の魂がふわつき出した。講義を聞いていると、遠方に聞こえる。わるくすると肝要な事を書き落とす。はなはだしい時はひとの耳を損料で借りているような気がする。三四郎はばかばかしくてたまらない。仕方なしに、与次郎に向かって、どうも近ごろは講義おもしろくないと言い出した。与次郎の答はいつも同じことであった。 「講義おもしろいわけがない。君はいなか者だから、いまに偉い事になると思って、今日までしんぼうして聞いていたんだろう。愚の至りだ。彼らの講義は開闢以来こんなものだ。いまさら失望したってしかたがないや」 「そういうわけでもないが……」三四郎は弁解する。与次郎のへらへら調と、三四郎の重苦しい口のききようが、不釣合ではなはだおかしい。  こういう問答を二、三度繰り返しているうちに、いつのまにか半月ばかりたった。三四郎の耳は漸々借りものでないようになってきた。すると今度は与次郎のほうから三四郎に向かって、 「どうも妙な顔だな。いかにも生活に疲れているような顔だ。世紀末の顔だ」と批評し出した。三四郎は、この批評に対しても依然として、 「そういうわけでもないが……」を繰り返していた。三四郎世紀末などという言葉を聞いてうれしがるほどに、まだ人工的の空気に触れていなかった。またこれを興味ある玩具として使用しうるほどに、ある社会消息に通じていなかった。ただ生活に疲れているという句が少し気にいった。なるほど疲れだしたようでもある。三四郎下痢のためばかりとは思わなかった。けれども大いに疲れた顔を標榜するほど、人生観ハイカラでもなかった。それでこの会話はそれぎり発展しずに済んだ。  そのうち秋は高くなる。食欲は進む。二十三青年がとうてい人生に疲れていることができない時節が来た。三四郎はよく出る。大学の池の周囲もだいぶん回ってみたが、べつだんの変もない。病院の前も何べんとなく往復したが普通人間に会うばかりである。また理科大学の穴倉へ行って野々宮君に聞いてみたら、妹はもう病院を出たと言う。玄関で会った女の事を話そうと思ったが、先方が忙しそうなので、つい遠慮してやめてしまった。今度大久保へ行ってゆっくり話せば、名前も素姓もたいていはわかることだから、せかずに引き取った。そうして、ふわふわして方々歩いている。田端だの、道灌山だの、染井墓地だの、巣鴨監獄だの、護国寺だの、――三四郎新井の薬師までも行った。新井の薬師の帰りに、大久保へ出て野々宮君の家へ回ろうと思ったら、落合火葬場の辺で道を間違えて、高田へ出たので、目白から汽車へ乗って帰った。汽車の中でみやげに買った栗を一人でさんざん食った。その余りはあくる日与次郎が来て、みんな平らげた。  三四郎ふわふわすればするほど愉快になってきた。初めのうちはあまり講義に念を入れ過ぎたので、耳が遠くなって筆記に困ったが、近ごろはたいていに聞いているからなんともない。講義中にいろいろな事を考える。少しぐらい落としても惜しい気も起こらない。よく観察してみると与次郎はじめみんな同じことである三四郎はこれくらいでいいものだろうと思い出した。  三四郎がいろいろ考えるうちに、時々例のリボンが出てくる。そうすると気がかりになる。はなはだ不愉快になる。すぐ大久保へ出かけてみたくなる。しか想像連鎖やら、外界の刺激やらで、しばらくするとまぎれてしまう。だからだいたいはのんである。それで夢を見ている。大久保へはなかなか行かない。  ある日の午後三四郎は例のごとくぶらついて、団子坂の上から、左へ折れて千駄木林町の広い通りへ出た。秋晴れといって、このごろは東京の空いなかのように深く見える。こういう空の下に生きていると思うだけでも頭ははっきりする。そのうえ、野へ出れば申し分はない。気がのびのびして魂が大空ほどの大きさになる。それでいてから総体しまってくる。だらしのない春ののどかさとは違う。三四郎は左右の生垣をながめながら、生まれてはじめての東京の秋をかぎつつやって来た。  坂下では菊人形が二、三日前開業したばかりである。坂を曲がる時は幟さえ見えた。今はただ声だけ聞こえる、どんちゃんどんちゃん遠くからはやしている。そのはやしの音が、下の方から次第に浮き上がってきて、澄み切った秋の空気の中へ広がり尽くすと、ついにはきわめて稀薄な波になる。そのまた余波が三四郎の鼓膜のそばまで来てしぜんにとまる。騒がしいというよりはかえっていい心持ちである。  時に突然左の横町から二人あらわれた。その一人が三四郎を見て、「おい」と言う。  与次郎の声はきょうにかぎって、几帳面である。その代り連がある。三四郎はその連を見た時、はたして日ごろの推察どおり、青木堂で茶を飲んでいた人が、広田さんであるということを悟った。この人とは水蜜桃以来妙な関係がある。ことに青木堂で茶を飲んで煙草のんで、自分図書館に走らしてよりこのかた、いっそうよく記憶にしみている。いつ見ても神主のような顔に西洋人の鼻をつけている。きょうもこのあいだの夏服で、べつだん寒そうな様子もない。  三四郎はなんとか言って、挨拶をしようと思ったが、あまり時間がたっているので、どう口をきいていいかからない。ただ帽子を取って礼をした。与次郎に対しては、あまり丁寧すぎる。広田に対しては、少し簡略すぎる。三四郎はどっちつかずの中間にでた。すると与次郎が、すぐ、 「この男は私の同級生です。熊本高等学校からはじめて東京へ出て来た――」と聞かれもしないさきからいなか者を吹聴しておいて、それから三四郎の方を向いて、 「これが広田先生高等学校の……」とわけもなく双方を紹介してしまった。  この時広田先生は「知ってる、知ってる」と二へん繰り返して言ったので、与次郎は妙な顔をしている。しかしなぜ知ってるんですかなどとめんどうな事は聞かなかった。ただちに、 「君、この辺に貸家はないか。広くて、きれいな、書生部屋のある」と尋ねだした。 「貸家はと……ある」 「どの辺だ。きたなくっちゃいけないぜ」 「いやきれいなのがある。大きな石の門が立っているのがある」 「そりゃうまい。どこだ。先生、石の門はいいですな。ぜひそれにしようじゃありませんか」と与次郎は大いに進んでいる。 「石の門はいかん」と先生が言う。 「いかん? そりゃ困る。なぜいかんです」 「なぜでもいかん」 「石の門はいいがな。新しい男爵のようでいいじゃないですか、先生」  与次郎はまじめである広田先生はにやにや笑っている。とうとうまじめのほうが勝って、ともかくも見ることに相談ができて、三四郎が案内をした。  横町をあとへ引き返して、裏通りへ出ると、半町ばかり北へ来た所に、突き当りと思われるような小路がある。その小路の中へ三四郎は二人を連れ込んだ。まっすぐに行くと植木屋の庭へ出てしまう。三人は入口の五、六間手前でとまった。右手にかなり大きな御影の柱が二本立っている。扉は鉄である三四郎がこれだと言う。なるほど貸家札がついている。 「こりゃ恐ろしいもんだ」と言いながら、与次郎は鉄の扉をうんと押したが、錠がおりている。「ちょっとお待ちなさい聞いてくる」と言うやいなや、与次郎植木屋の奥の方へ駆け込んで行った。広田三四郎は取り残されたようなものである。二人で話を始めた。 「東京はどうです」 「ええ……」 「広いばかりできたない所でしょう」 「ええ……」 「富士山比較するようなものはなんにもないでしょう」  三四郎富士山の事をまるで忘れていた。広田先生の注意によって、汽車の窓からはじめてながめた富士は、考え出すと、なるほど崇高なものである。ただ今自分の頭の中にごたごたしている世相とは、とても比較にならない。三四郎はあの時の印象をいつのまにか取り落していたのを恥ずかしく思った。すると、 「君、不二山を翻訳してみたことがありますか」と意外な質問を放たれた。 「翻訳とは……」 「自然翻訳すると、みんな人間に化けてしまうからおもしろい。崇高だとか、偉大だとか、雄壮だとか」  三四郎翻訳意味を了した。 「みんな人格上の言葉になる。人格上の言葉翻訳することのできないものには、自然が毫も人格上の感化を与えていない」  三四郎はまだあとがあるかと思って、黙って聞いていた。ところが広田さんはそれでやめてしまった。植木屋の奥の方をのぞいて、 「佐々木は何をしているのかしら。おそいな」とひとりごとのように言う。 「見てきましょうか」と三四郎が聞いた。 「なに、見にいったって、それで出てくるような男じゃない。それよりここに待ってるほうが手間がかからないでいい」と言って枳殻の垣根の下にしゃがんで、小石を拾って、土の上へ何かかき出した。のん気なことである与次郎のん気とは方角が反対で、程度がほぼ相似ている。  ところへ植込みの松の向こうから与次郎が大きな声を出した。 「先生先生」  先生は依然として、何かかいている。どうも燈明台のようである。返事をしないので、与次郎はしかたなしに出て来た。 「先生ちょっと見てごらんなさい。いい家だ。この植木屋で持ってるんです。門をあけさせてもいいが、裏から回ったほうが早い」  三人は裏から回った。雨戸をあけて、一間一間見て歩いた。中流の人が住んで恥ずかしくないようにできている。家賃が四十円で、敷金が三か月分だという。三人はまた表へ出た。 「なんで、あんなりっぱな家を見るのだ」と広田さんが言う。 「なんで見るって、ただ見るだけだからいいじゃありませんか」と与次郎は言う。 「借りもしないのに……」 「なに借りるつもりでいたんです。ところが家賃をどうしても二十五円にしようと言わない……」  広田先生は「あたりまえさ」と言ったぎりである。すると与次郎が石の門の歴史を話し出した。このあいだまである出入りの屋敷入口にあったのを、改築のときもらってきて、すぐあすこへ立てたのだと言う。与次郎だけに妙な事を研究してきた。  それから三人はもとの大通りへ出て、動坂から田端の谷へ降りたが、降りた時分には三人ともただ歩いている。貸家の事は[#「貸家の事は」は底本では「貸家は事は」]みんな忘れてしまった。ひとり与次郎が時々石の門のことを言う。麹町からあれを千駄木まで引いてくるのに、手間が五円ほどかかったなどと言う。あの植木屋はだいぶ金持ちらしいなどとも言う。あすこへ四十円の貸家を建てて、ぜんたいだれが借りるだろうなどとよけいなことまで言う。ついには、いまに借手がなくなってきっと家賃を下げるに違いないから、その時もう一ぺん談判してぜひ借りようじゃありませんかという結論であった。広田先生はべつに、そういう了見もないとみえて、こう言った。 「君が、あんまりよけいな話ばかりしているものから時間がかかってしかたがない。いいかげんにして出てくるものだ」 「よほど長くかかりましたか。何か絵をかいていましたね。先生もずいぶんのん気だな」 「どっちがのんきかわかりゃしない」 「ありゃなんの絵です」  先生は黙っている。その時三四郎がまじめな顔をして、 「燈台じゃないですか」と聞いた。かき手と与次郎は笑い出した。 「燈台は奇抜だな。じゃ野々宮宗八さんをかいていらしったんですね」 「なぜ」 「野々宮さんは外国じゃ光ってるが、日本じゃまっ暗だから。――だれもまるで知らない。それでわずかばかりの月給をもらって、穴倉へたてこもって、――じつに割に合わない商売だ。野々宮さんの顔を見るたびに気の毒になってたまらない」 「君なぞは自分のすわっている周囲方二尺ぐらいの所をぼんやり照らすだけだから、丸行燈のようなものだ」  丸行燈比較された与次郎は、突然三四郎の方を向いて、 「小川君、君は明治何年生まれかな」と聞いた。三四郎簡単に、 「ぼくは二十三だ」と答えた。 「そんなものだろう。――先生ぼくは、丸行燈だの、雁首だのっていうものが、どうもきらいですがね。明治十五年以後に生まれたせいかもしれないが、なんだか旧式でいやな心持ちがする。君はどうだ」とまた三四郎の方を向く。三四郎は、 「ぼくはべつだんきらいでもない」と言った。 「もっとも君は九州のいなかから出たばかりだから明治元年ぐらいの頭と同じなんだろう」  三四郎広田もこれに対してべつだんの挨拶をしなかった。少し行くと古い寺の隣の杉林を切り倒して、きれいに地ならしをした上に、青ペンキ塗りの西洋館を建てている。広田先生は寺とペンキ塗りを等分に見ていた。 「時代錯誤だ。日本物質界も精神界もこのとおりだ。君、九段の燈明台を知っているだろう」とまた燈明台が出た。「あれは古いもので、江戸名所図会に出ている」 「先生冗談言っちゃいけません。なんぼ九段の燈明台が古いたって、江戸名所図会に出ちゃたいへんだ」  広田先生は笑い出した。じつは東京名所という錦絵の間違いだということがわかった。先生の説によると、こんなに古い燈台が、まだ残っているそばに、偕行社という新式の煉瓦作りができた。二つ並べて見るとじつにばかげている。けれどもだれも気がつかない、平気でいる。これが日本社会代表しているんだと言う。  与次郎三四郎もなるほどと言ったまま、お寺の前を通り越して、五、六町来ると、大きな黒い門がある。与次郎が、ここを抜けて道灌山へ出ようと言い出した。抜けてもいいのかと念を押すと、なにこれは佐竹下屋敷で、だれでも通れるんだからかまわないと主張するので、二人ともその気になって門をくぐって、藪の下を通って古い池のそばまで来ると、番人が出てきて、たいへん三人をしかりつけた。その時与次郎はへいへいと言って番人にあやまった。  それから谷中へ出て、根津を回って、夕方本郷下宿へ帰った。三四郎は近来にない気楽な半日暮らしたように感じた。  翌日学校へ出てみると与次郎がいない。昼から来るかと思ったが来ない。図書館へもはいったがやっぱり見当らなかった。五時から六時まで純文科共通講義がある。三四郎はこれへ出た。筆記するには暗すぎる。電燈がつくには早すぎる。細長い窓の外に見える大きな欅の枝の奥が、次第に黒くなる時分だから、部屋の中は講師の顔も聴講生の顔も等しくぼんやりしている。したがって暗闇で饅頭を食うように、なんとなく神秘である三四郎講義がわからないところが妙だと思った。頬杖を突いて聞いていると、神経がにぶくなって、気が遠くなる。これでこそ講義価値があるような心持ちがする。ところへ電燈がぱっとついて、万事がやや明瞭になった。すると急に下宿へ帰って飯が食いたくなった。先生もみんなの心を察して、いいかげんに講義を切り上げてくれた。三四郎は早足で追分まで帰ってくる。  着物を脱ぎ換えて膳に向かうと、膳の上に、茶碗蒸といっしょに手紙が一本載せてある。その上封を見たとき三四郎はすぐ母から来たものだと悟った。すまんことだがこの半月まり母の事はまるで忘れていた。きのうからきょうへかけては時代錯誤だの、不二山の人格だの、神秘的な講義だので、例の女の影もいっこう頭の中へ出てこなかった。三四郎はそれで満足である。母の手紙はあとでゆっくり見ることとして、とりあえず食事を済まして、煙草を吹かした。その煙を見るとさっきの講義を思い出す。  そこへ与次郎がふらりと現われた。どうして学校を休んだかと聞くと、貸家捜しで学校どころじゃないそうである。 「そんなに急いで越すのか」と三四郎が聞くと、 「急ぐって先月中に越すはずのところをあさっての天長節まで待たしたんだから、どうしたってあしたじゅうに捜さなければならない。どこか心当りはないか」と言う。  こんなに忙しがるくせに、きのうは散歩だか、貸家捜しだかわからないようにぶらぶらつぶしていた。三四郎にはほとんど合点がいかない。与次郎はこれを解釈して、それは先生がいっしょだからさと言った。「元来先生が家を捜すなんて間違っている。けっして捜したことのない男なんだが、きのうはどうかしていたに違いない。おかげで佐竹の邸でひどい目にしかられていい面の皮だ。――君どこかないか」と急に催促する。与次郎が来たのはまったくそれが目的らしい。よくよく原因を聞いてみると、今の持ち主が高利貸で、家賃をむやみに上げるのが、業腹だというので、与次郎がこっちからたちのきを宣告したのだそうだ。それでは与次郎責任があるわけだ。 「きょうは大久保まで行ってみたが、やっぱりない。――大久保といえば、ついでに宗八さんの所に寄って、よし子さんに会ってきた。かわいそうにまだ色光沢が悪い。――辣薑性の美人――おっかさんが君によろしく言ってくれってことだ。しかしその後はあの辺も穏やかなようだ。轢死もあれぎりないそうだ」  与次郎の話はそれから、それへと飛んで行く。平生からまりのないうえに、きょうは家捜しで少しせきこんでいる。話が一段落つくと、相の手のように、どこかないかいかと聞く。しまいには三四郎も笑い出した。  そのうち与次郎の尻が次第におちついてきて、燈火親しむべしなどという漢語さえ借用してうれしがるようになった。話題ははしなく広田先生の上に落ちた。 「君の所の先生の名はなんというのか」 「名は萇」と指で書いて見せて、「艸冠がよけいだ。字引にあるかしらん。妙な名をつけたものだね」と言う。 「高等学校先生か」 「昔から今日に至るまで高等学校先生。えらいものだ。十年一日のごとしというが、もう十二、三年になるだろう」 「子供はおるのか」 「子供どころか、まだ独身だ」  三四郎は少し驚いた。あの年まで一人でいられるものかとも疑った。 「なぜ奥さんをもらわないのだろう」 「そこが先生先生たるところで、あれでたいへんな理論家なんだ。細君をもらってみないさきから、細君はいかんもの理論できまっているんだそうだ。愚だよ。だからしじゅう矛盾ばかりしている。先生東京ほどきたない所はないように言う。それで石の門を見ると恐れをなして、いかいかんとか、りっぱすぎるとか言うだろう」 「じゃ細君も試みに持ってみたらよかろう」 「大いによしとかなんとか言うかもしれない」 「先生東京がきたないとか、日本人が醜いとか言うが、洋行でもしたことがあるのか」 「なにするもんか。ああいう人なんだ。万事頭のほうが事実より発達しているんだからあなるんだね。その代り西洋写真研究している。パリ凱旋門だの、ロンドン議事堂だの、たくさん持っている。あの写真日本を律するんだからまらない。きたないわけさ。それで自分の住んでる所は、いくらきたなくっても存外平気だから不思議だ」 「三等汽車へ乗っておったぞ」 「きたないきたないって不平を言やしないか」 「いやべつに不平も言わなかった」 「しか先生哲学者だね」 「学校哲学でも教えているのか」 「いや学校じゃ英語だけしか受け持っていないがね、あの人間が、おのずから哲学にできあがっているかおもしろい」 「著述でもあるのか」 「何もない。時々論文を書く事はあるが、ちっとも反響がない。あれじゃだめだ。まるで世間が知らないんだからしようがない。先生、ぼくの事を丸行燈だと言ったが、夫子自身は偉大な暗闇だ」 「どうかして、世の中へ出たらよさそうなものだな」 「出たらよさそうなものだって、――先生自分じゃなんにもやらない人だからね。第一ぼくがいなけりゃ三度の飯さえ食えない人なんだ」  三四郎まさかといわぬばかりに笑い出した。 「嘘じゃない。気の毒なほどなんにもやらないんでね。なんでも、ぼくが下女に命じて、先生の気にいるように始末をつけるんだが――そんな瑣末な事はとにかく、これから大いに活動して、先生を一つ大学教授にしてやろうと思う」  与次郎はまじめである三四郎はその大言に驚いた。驚いてもかまわない。驚いたままに進行して、しまいに、 「引っ越しをする時はぜひ手伝いに来てくれ」と頼んだ。まるで約束のできた家がとうからあるごとき口吻である。  与次郎の帰ったのはかれこれ十時近くである。一人ですわっていると、どことなく肌寒の感じがする。ふと気がついたら、机の前の窓がまだたてずにあった。障子をあけると月夜だ。目に触れるたびに不愉快な檜に、青い光りがさして、黒い影の縁が少し煙って見える。檜に秋が来たのは珍しいと思いながら、雨戸をたてた。  三四郎はすぐ床へはいった。三四郎勉強家というよりむしろ※(「彳+低のつくり」、第3水準1-84-31)徊家なので、わりあい書物を読まない。その代

https://anond.hatelabo.jp/20240930192717#tb

2024-09-04

国会って東京でやらない方が良くない?

増田は以前、田舎に住んでいたんだ。

で、仕事の都合で数年前に都心引っ越した。

まず驚いたのはカップル率の高さ。前に住んでいたのは本当に田舎だったのでそもそも歩いている人が少ないというのはもとより、カップルを見かけることも稀だったんだ。

都会となると全く逆で、平日でも歩いていて見かけるのはカップルばかり。

そう言うのを見るとさ、ようやく独身であることへの焦りとか、恋人欲しい…って思ったわけだ。

それに東京はお店が多い。百貨店からニッチなお店まで多種多様に揃っていて、ちょっとした小道を歩いても面白いお店があったりして楽しい

良い事なんだけど、東京に出てきてから物欲が爆発した。

以前だったら絶対に買わないだろ…みたいなものでも勢いで買ってしまったり、現物で見ると物欲を刺激されるというのは間々あることだ。

そこで思ったんだけど、国会って田舎でやった方が良くない?

上記したように東京はとにかく魅力に溢れている。それは良い事かもしれないけど、別の言い方をすればノイズにもなる。

国会田舎で行うようにして、国会議員田舎に住むようにする。

国会以外には何もないレベル田舎にだ。

そうすれば議員基本的には政治の事しか考えることがなくなり、住まい議事堂のすぐ傍にすれば寝不足で居眠りもなくなるだろう。

高級料亭での会食もなくなることで税金無駄使いも減るはずだし、良いことづくめだと思う。

ものに溢れる環境は豊かもしれないが、それが大きな障害になることをそろそろ真剣に考えてもいいはず。

そして政治家は、もっとストイックになるべきだと思うんだ。

2024-08-15

anond:20240815143538

警察マスコミ統一教会以外の社会悪には日々フル回転であたってるのか?


結局のところ暴力陰謀論者に自信を与える。

常に願望を既成事実すり替えたがる陰湿欲望を、テロの「実績」が賦活するのだ。

トランプとゆかいなMAGAたちがいい例。思い込み議事堂に暴れ込み死者を出すような、民主主義国家で最悪のやらかしをしておきながらそれで命脈絶たれるどころかよけい元気になってしまう。

2024-08-11

右翼ってどこの国でもデマで暴れるバカだよね

現在イギリスで起きてる極右によるヘイト暴動だが

その発端が馬鹿が流したデマだった事が明らかになってしま

ついでにイーロン・マスクかい極右バカもまたデマ拡散してバカ晒してる

イギリス暴動の発端「デマ捏造の女逮捕 イーロン・マスク氏も偽情報拡散

https://news.yahoo.co.jp/articles/08d864e829682a1e306165872e37f8f23210aab7

議事堂ピザ屋に突撃したアメリカのQアノン

今も多くの迷惑を掛けまくってる日本ネトウヨ

どこの国でも右翼は似たような問題を起こしている

人種や住んでる国や背景も違うのに、なんでこうなるんだ?右翼しか受診できないゲキヤバ電波でも存在するのか?

と思いちょっと調べてみたら

どうやらIQの低い人ほど右翼になる傾向がある事が既に研究で明らかになっていたらしい

保守的差別的な人ほどIQが低い傾向が明らかに

https://buzzap.jp/news/20150723-iq-racism-bias-politics/

なるほど、だから人種や国に関係なく右翼ってのはこんなにバカばっかりなのか

からどんな場所でも人に迷惑をかけてるのか

もうこれ人類バグじゃないか

とんでもねぇ話だなぁこれぇ!!!

2024-08-02

トランプ当選なら、議事堂を襲撃した国内テロリスト恩赦って、そらトランプ落選一択じゃないか

迷ってる人は落とす理由が増えて良かったな

はてぶ炎上レポート

落ち着いたと思うので書く

7月20日(土)深夜

https://togetter.com/li/2405091

新着エントリー上記まとめを観測

事案

部活帰りの中学生熱中症になりそうな後輩にスポーツドリンクを買ってあげたところ、その行為学校ルール禁止されている「買い食い」に該当するとして教師に叱られた。部活遠征でも携帯電話の所持が認められないなど、理不尽が多いのはおかしいのではないか

雑感

安易義憤に駆られた人たちが、教師個人学校に対して、正論を主張する流れになると非常に可燃性が高そう。しかし、学校部活で正しく熱中症対策が行われていたか、登下校中に水筒などで水分補給をするように指示をしていたかなど、現状不明確な因子で論調はガラッと変わる可能性がある。

投稿者学校教師には直接確認を行っておらず、娘の証言だけで判断をしている。娘が嘘をついてないまでも、話を盛って引っ込みがつかなくなっている可能性はある。

結果

mixmonkey 2024/07/21

規則の中で助ける方法はいくらでもあるし、スポドリ飲ませてもいいけど、教師に怒られないようにするのが真のおりこうさんと諭すべし。条件反射文句言ってるヒトはホワイトハウス乱入するタイプ

ホワイトハウスではなく合衆国議事堂でした。雑な煽りですいません。

その応急処置としての水分補給スポドリ自販機で買ったという話なのに、部活帰りのスマホ持ち禁止された子が、熱中症の後輩を日陰とかに置いて大人探しするため、自販機購入諦めてその場離れろってこと?

まずは体温を下げるために涼しい屋内に避難することを優先。症状が強ければ体幹に近い血管や、手のひらを氷などで冷やす意識があれば水分補給をするというのが、熱中症の応急処置フロー

https://www.netsuzero.jp/learning/le03

なんで教師の下らないプライド守ってやらなきゃならんのやへし折ってしまえ。その瞬間に校則変える方法あんのか?応急処置自販機で買ったんだろ。てかもっと具体的に言え。

いや、スポーツドリンク買うなとはいってないのよ。正論ではなく、正面から解決策でもないので、決してかっこいいものではないという揶揄を込めてるんだが、伝わらなかったならすまん。みんな現実では正論いわないけど、ネットではすごいのな。まぁ、スカッとするし、気持ちはわからないでもないよ。

具体的には?

100字でかけないよ。近所の家をピンポンするのもいいし、ハードルが高いならまずコンビニなどの商店に入って、事情説明するのが良いのではないか学校の近隣であれば理解は得られるだろう。法改正により各自治体にクーリンシェルターの設置が推奨されており、世田谷区では図書館などの公的施設や、銭湯薬局などがクーリンシェルター指定されている。世田谷区ならそんな遠くない距離緊急避難先がある。

クーリンシェルターでは水分補給できるようになっているし、商店で水やスポーツドリンクを購入するにしても、お店の人に一言声を掛けておけば、教師説明するときも信用を得られる。

https://www.wbgt.env.go.jp/heatillness_shelter.php

まあ、独り言言うのは俺の勝手でもあり貴方勝手でもあるのだけれど、「条件反射文句言ってるヒトはホワイトハウス乱入するタイプ」というのはどうも意味不明なので、そのへん敷衍していただけると助かります

義憤で書き込んでるなら、煽り耐性が低すぎるし、極論だけど、何も考えず人の命が係わってるんだから校則なんて破ってもいいってひとは、自分正義があれば規則法律を破ってもいいと思っている。あなたはそうではないですか?大丈夫ですか?っていう煽り悪法であっても理由があって存在しているので、そこに思いが至らないのは浅慮。全く逆に思えるかもしれないけど、無条件に法令を遵守するひとも同じタイプ

ブックマーク全体の概況

批判建設的意見 = 2:1

批判の矛先

教師学校世田谷区投稿主:俺 = 8:6:2:2:1

誹謗中傷 4%

感想

全体的に、読者の解像度が低いうえに義憤に駆られて書き込みをしてるヒトが多い。批判対象を明確にしなくても、その先に特定教師や、学校があることを意識したほうがいい。なんなら、投稿主の勘違い濡れ衣可能性も十分ある。世の中には、炎上を楽しむ人が一定数いて(Togetterのまとめ主のIDはenjoy_enjo_である無責任なので、巻き込まれないようにリスクヘッジ必要である

人間はそういう生き物で、簡単にハックされてしまうし、過去に大小の戦争に発展したことが何度もあるので、義憤を感じるときは少し落ち着いて、自分に対して批判的な視点を持つようにしてほしい。

わかっててやっているなら、やけどしない程度に楽しめばいいとおもう。

因みに、投稿主はしばらくして投稿を削除しており、有料のnoteでは「義憤で書いたが、あまりに延焼したので問題が大きくなったり娘に迷惑がかかるといけないので消した」と述べているので、今後も投稿から批判された教師学校の言い分が伝えられることはないだろう。Xの仕様変更のせいなんだろうけど、元投稿を消してもまとめには残り続けるTogetterもどうなんだろうな。

2024-07-22

ホワイトハウス乱入」って何のことを言っているんだ……?

みんな、このブコメが何を指しているかわかるのか……?

規則の中で助ける方法はいくらでもあるし、スポドリ飲ませてもいいけど、教師に怒られないようにするのが真のおりこうさんと諭すべし。条件反射文句言ってるヒトはホワイトハウス乱入するタイプ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/b.hatena.ne.jp/entry/4756576399255516448/comment/mixmonkey

3歳の子供が柵の隙間をくぐり抜けてホワイトハウス乱入した事件のことか? それとも、オバマに盗聴されていると信じ込んだ統合失調症患者ホワイトハウス乱入しようとして射殺された事件のことか? しかしどちらも、規則への軽視とかそういう問題ではないと思うが……

https://kokoro.squares.net/?p=855

https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_643f3ef1e4b039ec4e7b2ffd

あるいは、「廊下を走るタイプ」「ゴミポイ捨てするタイプ」的な、抽象的な例として「ホワイトハウス乱入するタイプ」と言っているのか? にしてはいやに具体的な例示だが……

世界情勢に詳しく教養あふれるはてなブックマーカー諸氏は、当然、アメリカ合衆国議会議事堂ホワイトハウス区別がついているはずだし、こういった基礎的なファクトの軽視こそがまさにトランピズムのふるまいであることはとうに承知のはずであるからまさか議事堂襲撃事件のことをホワイトハウス乱入などと表現したり、あるいはそのような基礎的な誤りに気づきもせずにああだこうだと論評なさったりはしないだろう。きっと、増田の知らないなにか有名なホワイトハウス乱入事件念頭に置いて議論されているに違いない。それはいったいどのような事件なのだろうか。愚かな増田に知恵を授けてほしい。

2024-07-21

anond:20240720143805

中国アメリカ超えは昔から言われてて、昔は2020年代とか言ってたけど、ちょっとずつ延びて延びて、30年代とか40年代とか言われてる。

とはいえ永遠に追い抜かないというのは流石に楽観的で、Xデーは来るのは確実。

米国ができることといったら、西側の豊かで自由生活を見せつけて、中国民主化を煽って、民主化から国家分裂ってシナリオだったんだろうけど、中国がここまで豊かになっちゃうと、見せつけるものがなくなっちまった

5Gは中国のほうが先行してるし、スマホだけでなんでもできる便利な生活

米国には経済以外にも自由って売りはあるにせよ、大統領議事堂襲撃させたり、大統領候補が狙撃される国に誰が憧れるかつう話で。

意外と米中で近寄るんじゃないの?

役にたたない欧州をきって中国と仲良くしたほうがマシとかいいそう。

2024-07-16

anond:20240716073757

トランプさんは連邦議事堂襲撃事件において民主主義根底を覆そうとしてしまったっていうことを有権者が正しく認識してちゃん選挙で勝たないと意味はなくて、トランプさんが撃たれたりして当選するにせよしないにせよそれは民主主義ではないしリベラリズムではないから。

あくまでも選挙で決着をつける、安定した社会制度が保たれ発展していくことが大事

まあ正確に言うとそういう社会制度をぶち壊していくことこそが革新左派であるっても言えなくはないけど…そうなると右と左が逆転するとも言える。

でも今の社会制度をぶち壊した先に待ってるのはまた長い混沌時代なので、そうなることを望むのか?っていうと、そこまでそれを望む人は多くはないのではないだろうか。

かに失うものがない人はそうしたいと思うとは思う。

社会保障はだいじ…!

2024-07-15

民主主義って暴力で勝ち取ったものだと思うんですケド😅

もちろんそれは極論で現代において個人的にはあらゆる暴力に反対したいし、気に入らないことがあれば暴力解決したらいいってことがまかり通ったらもうなんでもありになってしまうというのはその通りなんだけど

暴力すなわち民主主義のものへの攻撃というロジックはどうなんだと。

代議制にしてもそれを普通選挙で選ぶというのも民主主義担保するための制度にすぎなくて民主主義のものではなく、民主主義というのは国民主権があるということと理解してるんだけど、

政治家が好き放題やってむしろその民主主義担保するための制度を壊して行った時に(負けたら不正選挙だと騒いで支持者らが議事堂を襲撃するのを煽ったり、選挙に勝てば何やってもいいと三権メディアもワガグンも国有地官僚機構アンコンしたりすることが想定される)、民主主義担保する制度が信頼を失って政治国民のものでなくなり、民主主義手続きのもとで公正な意見表明、主義主張の実現ができないとなったときに、そのとき民主主義を守る」立場から暴力選択肢として出てくるのは必然じゃないかと。

色々な意味民主主義危機に瀕していることが多くの国民の目の前に明らかになっているもとでの事件であって

暴力を振るった人間個人的民主主義に挑戦したテロリストとして抹殺するということだけで本当にいいのかと思う。

はっきり言ってジェノサイドジョーと呼ばれてる現職大統領の「暴力は良くない」も、いよいよ金権腐敗が明らかな自民党政府の言う「民主主義への挑戦を許してはならない」も意味の無い空文句だし「暴力社会は変わらない」なんてのはただの嘘だし

結局「今のシステムのもとで民主主義は確かに保障されている」という"前提"を政治の側がしっかり表明し、示していくことでしかテロ非難して暴力排除していくという論理展開が立てられないはずだ。

日本語のXを見ているといま現在ある選挙制度(実際はそこにも明らかな問題点がある)を守ることだけが民主主義みたいな話が当然のようにまかり通ってるけどそれは違うよね。

長年統一教会にがっつり支配された自民党政治のもとで司法の場でも立法府の場でも統一教会被害者が圧倒的に不利でその声が潰されてきて、不公正な政治忖度のもとで名称変更まで認められた。

そのもとで起こった安倍殺しに「言論で戦え」「ちゃん民主主義手続きを踏め」と、そうはっきり山上に言える人が日本のどこにいるのかという話。

2024-07-05

英・労働党党首討論会トランスジェンダーアンチ発言を厳しく批判

スターマー 英国労働党党首が、トランスジェンダーからかうアンチ発言をしたスナク首相を厳しく批判

イギリス総選挙テレビ討論会2024年6月26日)のBBCニュースより

4:51~

ナレーションスターマー氏も、女性専用空間を守ることは重要だと言いました。さらに…」

スターマー「自分認識と違うジェンターで生まれた人たちにも、私はすべての人たちと同様、尊厳と敬意をもって接します。その理由はこうです。この連合王国首相議会議事堂内で、殺害された10代のトランスジェンダー若者母親を前に、トランスからかうアンチ発言をした。そんなまねを自分がすることを私は絶対に認めない」


出典

二大政党党首討論、市民からの鋭い質問に回答 - BBCニュース

https://www.bbc.com/japanese/articles/cxw2lr9l8geo

2024-07-02

連邦最高裁トランプ裁判差戻しによりバイデン続投固まる

トランプが任命した3人を含む保守派最高裁判事6人の多数意見により(リベラル派は3人)

トランプ裁判で争点となった言動のいくつかは大統領公務であり、公務中の大統領免責特権にあたるため

問題範囲の切り分けが必要だとして下級審差し戻した

これにより公判開始は大統領選後になる見通しで、公判による選挙への悪影響を避けられたトランプ陣営勝利宣言

トランプ再選の暁にはこの捜査に対して中止命令を出すとみられている

しかしこの、前回大統領選後のもろもろについてのトランプ言動大統領公務中の事なので免責

司法長官不正選挙だと発言するように要求したのも大統領としての公務だし

ペンス副大統領選挙結果について自分を支持するよう迫ったのも大統領としての公務

民衆議事堂に集まるよう呼びかけたのは大統領公務なのか共和党党首としての発言わからんけど

大統領公務かどうかを切り分けるために捜査するのは禁ずる

と、大統領の免責特権範囲についてこれまで想定されていたものよりはるかに広範に規定しちゃったことで

これじゃあもう、大統領特殊部隊に命じて政敵暗殺しても公務から免責

選挙結果に不満で軍を率いてクーデター起こしても免責になってしま

と、リベラル判事が嘆いてみせたとおり

バイデントランプ暗殺しても、選挙で負けた後にクーデター起こしても公務中により免責なので

トランプ勝利宣言は早すぎるフラグ立てのように見える

老人vs老人 どっちがこの先生きのこれるかという文字通りの命をかけた戦いだ

ちなみに万一こういう連邦政府の暴虐が起こった時には、良識ある武装した市民抵抗するらしいので安心してほしい

2024-06-29

anond:20240629095726

でもよりにもよってその民主主義を重んじるその国を1番理解してなきゃいけないはずのその国の大統領が、民主主義結晶みたいな存在である連邦議事堂を支持者に襲撃させるとか、気が狂ってるとしか思えないよね…

民主主義脆弱性をあのとき目の当たりにしたよ。

それでもまたトランプさんが大統領になる可能性が出てきてるわけじゃん?

そういうの実際あるのか知らんけど、インターネットを利用して他国からその脆弱性を突く攻撃とかちょっと考えればすぐ思いつくし国民リテラシー大事…危うすぎ…って思う。

anond:20240629020615

あー…なんかわかる気もする

けどあれだね、弱者男性であってもなくても、こうやって文字で好き放題言ってるとそれが内面化されて

その人の中に実際にはありえない女性像とか男性像ができあがっちゃってて

現実でも変に頑なになっちゃう人とかたまにいるよね…

目の前のひとりの人間をそのままに見るっていうのはただでさえ難しいのに

ネットって読む人に変なバイアスを何重にもかけちゃうことがあるから

あんまりネットからとか匿名からとかで油断してあることないこと書くのやめたほうがいいよね…

インターネットは人々に変な集団催眠をかけることがある。

連邦議事堂を襲撃させたりとかさ。

しろもっとクリア思考したいなら情報をみんな一回取り去ったほうがいいよね。

坐禅ってそうやって一旦色々考えない訓練をすることで

物事本質直感することができるようにするトレーニングだし。

2024-06-09

anond:20240608183721

からトランプが支持されるんだー

とか言ってる奴いるけど

まさにそれも含めて狙い通りでしょ

アメリカは今まで社会の中に隠れてた陰謀論を信じ込んでトランプを支持し議事堂テロを起こす様な無能のクソアホを可視化してそいつらを排除する事に成功しつつあるんだから

結局無能馬鹿排除するのが組織が成長する為には一番合理的

アメリカは今までもずっとそうして成長してきた国

今はポリコレガー!社会正義コーティングガー!!とか言ってるクソアホを排除する時期が来たってだけのこと

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