伊藤忠商事は8日、ファミリーマートを完全子会社化すると発表した。5800億円を投じ、TOB(株式公開買い付け)を実施する。新型コロナウイルスを機に消費者の行動が変化し、コンビニエンスストアはこれまでの成長モデルが揺らいでいる。伊藤忠は主軸の消費者向けビジネスに欠かせないコンビニを立て直すため、両社で実店舗とデジタルとの融合など新たな消費ビジネスの構築に取り組む。TOB価格は1株2300円。ファ
「異能の経営者」とも呼ばれる伊藤忠商事の岡藤正広社長。繊維部門の出身でブランドビジネスを手がけてきただけに、ファッションには一家言を持つ。前回掲載「ニッポンのビジネスマン、なんで服に関心ないんやろ」に続き、岡藤社長にファッションとビジネスについて聞いた。 ――自宅には数百着のスーツやジャケットがあると聞きました。 「もう、どんどん捨てていっているからね。いまはファッションがどんどん変化しているでしょ。全体的にシルエットがタイトになっているんじゃないかな。だから昔のやつを着ているとダサく見えるわね。そういうトレンドに敏感に反応しないで、昔のダボダボな服を『楽やから』といって着ていたらあかんわな」 「もちろん、ちょっとタイトだと窮屈やけど。でも、見ただけでわかるんだよね。若い人が着てる細身のやつを、そこそこの年いっている人が着てたら、『あ、おしゃれに関心あんな』って。昔のダボッとしたのを着てい
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