日本航空(JAL)は従業員約3000人を主力航空事業から格安航空会社(LCC)やマイル事業などの非航空分野に配置転換する。新型コロナウイルス禍でオンライン会議が広がり出張などのビジネス需要の低迷が長期化すると判断、いち早く回復すると見込まれている観光需要に対応する狙いだ。コロナ禍後の需要の変化をにらみ、航空や旅行業界で人員配置の見直しなど構造変革に踏み出す動きが広がってきた。JALの2021年

中部空港を拠点とするLCC=格安航空会社の「エアアジア・ジャパン」は、新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ需要の回復が見通せないとして、4つの路線すべてを12月5日で廃止して、日本から撤退することを正式に発表しました。 その後、8月にいったん運航を再開しましたが、需要の回復が想定を下回り、今月は再びすべての路線を運休する方針を示していました。 この間、6月には希望退職を募り300人ほどの従業員のうち、およそ70人が応じるなど、経営の効率化を進めていました。 しかし、今後も需要の回復が見通せないとして、国土交通省に、4つの路線すべてを12月5日で廃止することの届け出を済ませ、日本から撤退することを正式に発表しました。 エアアジア・ジャパンは、3年前、中部空港を拠点に運航を始め、大手より安い運賃を売りに新千歳空港や仙台空港、福岡空港、それに台湾の台北を結ぶ4つの路線を展開してきました。 航空業
日本航空の子会社で2020年の就航を目指す新たなLCC=格安航空会社のブランド名が「ジップエア」と発表されました。 「ジップエア」の「ジップ」は、英語で矢などが素早く飛ぶ様子を表現したことばで、フライトの体感時間が短い航空会社であることを表現したということです。 会社は8日、国土交通省に対して事業許可の申請を行い、来月から社員の募集をはじめ、来年の夏ダイヤから成田とバンコク、ソウルを結ぶ路線で定期便を就航させる予定だということです。 その後、早ければ再来年の夏ダイヤから欧米の路線への就航も検討しているということです。 「ジップエアトーキョー」の西田真吾社長は「海外の航空会社をはじめライバルは多数いるが日本の航空会社として、お客様に納得いただける価格とサービスを両立していきたい」と話していました。
29日に発生したジャカルタ発のライオン航空機(ボーイング737マックス8型)墜落事故で、この前日にこの航空機の計器に問題があったことが、BBCが入手した記録から明らかになった。 同機は28日にバリ島からジャカルタへ飛行したが、その時の記録によると、計器が「信頼できず」、機長が副操縦士と交代する事態になっていた。 バンカ島パンカルピナン行きのJT610便には乗員乗客189人が乗っていたが、離陸直後に海に墜落した。生存者は確認されていない。 救助隊はすでに遺体や遺品を回収しており、中には乳児用の靴もあった。乗員乗客の家族は、遺体確認のために病院へ向かうよう指示されている。 ライオン航空はインドネシア最大の格安航空会社。BBCの取材に対し、ライオン航空は回答していない。 今回の事故は、ボーイング737マックスが関わった初めての大規模な事故となった。 計器の問題とは? BBCが入手した前日の運航記
国土交通省は、LCC=格安航空会社から、乗客が少ないことが事前にわかった場合は欠航できるように規制を緩和する要望が出ていることから、国内線の定期便で「乗客が少ない」ことを理由に欠航を認めるかどうか検討を始めることになりました。 これに対し、国内のLCC=格安航空会社からは、欠航が柔軟に認められれば採算面で難しかった地方と地方を結ぶ路線の開設が可能になるほか、運賃の引き下げにもつながるなどとして、国土交通省に乗客が少ないと事前にわかった場合も欠航できるように規制を緩和する要望が出されています。ただ、乗客が少ないという理由で欠航を認めた場合、利用者の利便性を損なうことになります。 このため国土交通省は、航空券を買った人にいつまでにどういう手段で連絡するのかや、代わりの交通手段を確保できるかどうかなど、有識者の意見を聞きながら慎重に検討を進めることにしています。
ベトナムの航空市場にマレーシアの格安航空会社(LCC)大手、エアアジアが参入を計画している。同社は2005年以降3回、ベトナム進出を試み、いずれも失敗している。共産党一党独裁の岩盤規制の下、国営ベトナム航空と地元LCCのベトジェットエアが独占しているが、急拡大する同国航空市場の魅力は大きい。「4度目の正直」となるのか。ベトナム参入に当たってエアアジアがパートナーに選んだのは観光大手、ティエンミ
▽…格安航空会社(LCC)の台頭を背景に、米ボーイングと欧州エアバスは通路が1つの小型機「ナローボディー」で激しく競っている。通路が2本の「ワイドボディー」よりも必要な乗務員数が少なく、運航コストも安い。小さい機体に多くの座席を入れたいLCCが大量に購入することにより、ナローボディーの需要の4割をLCCが占めるとされる。▽…現行の最新鋭機では、エアバスが「A320neo」を開発し、2016年1月か
日本の格安航空会社(LCC)が就航して約5年が過ぎた。大手航空と比べ3~7割安い運賃を武器に消費者に浸透。主要航空会社の国内線旅客数に占めるLCCの割合は2012年度の3%から16年度上半期には10%まで上昇した。飛行機を利用していなかった層の需要を喚起し、市場活性化につながっている。(1面参照)利用客をつかみ、存在感を増してきた各社だが、最近は風向きが変わり始めている。そのひとつが燃油価格の
ANAホールディングスは格安航空会社(LCC)大手ピーチ・アビエーションを子会社にする。共同出資する他の株主から株式を買い取り、現在約39%の出資比率を67%に高める。買い取り額は1000億円規模になるとみられる。成長を続けるピーチを取り込み、収益向上につなげる。(関連記事企業・消費面に)ピーチの株式はANAのほか、香港の投資会社が約33%、産業革新機構が約28%保有している。ANAは両社の保
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