そろそろ新入社員がやってきて、新入社員研修が行われ、配属されたら先輩社員によるOJTがスタートしますね。 そんな季節。 OJTトレーナーは、若手社員がアサインされることが多いのですが、それでも、年次は3年とか4年とか、ある程度業務知識もあれば、経験も積んできた人です。 企業によっては、10年選手がOJTトレーナーになることもあり、ほぼ熟達者(経験10年説に照らせば)という状態の先輩が、何も知らない新入社員を指導することになります。 で、ですね、そういう熟達者が初学者に教えるのって、結構難しいのです。 何が難しいか、って「当たり前」のレベルが違うからなんですが、 あなたの「当たり前」と 私の「当たり前」は違う! なんてことは、誰だって「頭」では理解できる。ただ、感覚としてなかなか理解できない。 なので、つい、説明を省略する。説明文が短くなるという省略もあれば、説明自体をしないという省略もある