フェイスブックは11月5日、およそ100の外部の開発者らが同社のデータベースに不適切なアクセスを行った可能性があると発表した。問題のデータベースには、特定のフェイスブックグループに登録した個人の氏名やプロフィール写真などが収められていた。 同社の公式ブログよると、ソーシャルメディアの管理アプリや動画ストリーミングアプリの開発者らが、フェイスブックが以前に想定したよりも長い期間、グループの個人情報へのアクセス権を維持していたという。 フェイスブックは不正アクセスを受けたデータの種類について詳細を述べておらず、影響を受けたユーザー数も開示していない。同社はケンブリッジ・アナリティカ問題の発覚を受けて2018年4月に開発者向けAPIに制限をかけ、外部のデベロッパーによる大量の個人情報へのアクセスを防ごうとしていた。 しかし、その対策は十分に効力を発揮しなかったようだ。APIのアクセス制限の実施か