東京コピーライターズクラブ (以下 TCC)は、このほど一年間の広告に実際に使用された「広告コピー(キャッチフレーズ)」を収集し分析。使用頻度の高かった言葉の統計から見える今年の特徴と傾向を、『広告コピービッグデータ解析』として発表した。 このプロジェクト3回目となる今回は、2017年TCC賞の選考対象となった広告コピー全7,357件を調査。そのうちCMについては1つのセリフを1件の広告コピーとしてカウント、合計23,767件が分析対象となった。また各単語の使用頻度と昨年来の使用増加率をもとに複合・編集する手法により、今年もマッシュアップコピーを作成した。 ビッグデータ解析では、調査対象のコピーについて自然言語解析を実施。そこから「最も多く見られる広告コピーは4〜7単語から成ること」「最も多く見られる文章構造は『名詞-助詞-記号–名詞-助詞-動詞–記号』であること」に注目。さらに、語順・品