あなたは「重いコンダラ」伝説をどのように認識していますか。 おれはといえば、なぜこんな伝説があるのか昔から理解不能なのであるが。この問題に関しては、過去に幸いにもあの望月智充氏の優れた論文がある(『巨人の星』DVDボックス付録の「コレクターズブック」に掲載)。タイトルは「重いコンダラ史研究レポート」で、2001年に書かれたものだ。 今回から3回にわたって、この論文を丸ごと転載したい(以下は転載です)。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ コンダラのことを初めて見聞きしたのは、いつどこでだったろう。たぶん学生時代に「ぴあ」の「はみだし」で読んだのだと思う(80年代初頭ね)。それ以来、めったやたらと目にするようになったわけだな。 「はみだし」のような軽い投稿欄には、私は昔こんな勘違いをしてました、というネタがよくある。中でも代表的な三つを「日本三大勘違いネタ」と呼ぶことは皆さんご存じであろう