米ザイリンクス(Xilinx)の発表によると(ニュースリリース)、中国バイドゥ(Baidu、百度)の自動バレーパーキング(Automated Valet Parking:AVP)向けプラットフォームに、Xilinxの車載グレードCPUコア混載FPGA「XA Zynq UltraScale+ MPSoC」が採用された。今回のAVPプラットフォームは、Baiduの自動運転プラットフォーム「Apollo」の一部である。 自動バレーパーキングでは、自動駐車(いわゆる車庫入れや縦列駐車など)に加えて、ドライバーの乗降場所と駐車スペース間の自動運転、空き駐車スペースの自動検索、といった自動処理が必要になる。今回のAVPプラットフォームにおいて、XilinxのFPGAは、センサーフュージョン処理(多数のセンサーデータの取りまとめ)や人工知能(AI)処理(学習済みニューラルネットワークを使った推論)を担う