先日、ジェネリックスキルに関する講演会を聞いてきました。なかなか面白い内容で、わりと感心したわけですが。 その講演の中で、学習による知識の定着率を示す図ですと紹介されたのが「Learning Pyramid」。NTL Instituteによるレポートなのだとか。 photo by dkuropatwa これ見ると、なんか経験則的に「やっぱりね」とか「知ってた」みたく思ってしまいませんか? ただこのLearning Pyramid、実際には検証可能なデータに基づいた研究ではない模様。もともとはアメリカの教育学者であったEdgar Daleが開発した「Cone of Experience」というものがあり、それに数字を(勝手に?)追加したものが世に広く出回ってしまっているとかなんとか(注1)。 注1:Learning Pyramidが検証可能な研究ではない旨は、上図のリンク元にも書いてあるし、