在日米軍基地に配属されている米海軍兵が、機密文書を外国政府に渡したとして、スパイ活動の罪で起訴された。米海軍が21日、明らかにした。
4月9日、ウクライナの防空体制やイスラエルの情報機関「モサド」に関する重要情報など、米国の軍事・情報機関の機密文書がインターネット上に公開された問題で、米政府の当局者らは流出元の特定を急いでおり、専門家や米当局者の間には米国人が関与したとの見方がある。写真は米国防総省。2010年撮影(2023年 ロイター/Jason Reed) [ワシントン 9日 ロイター] - ウクライナの防空体制やイスラエルの情報機関「モサド」に関する重要情報など、米国の軍事・情報機関の機密文書がインターネット上に公開された問題で、米政府の当局者らは流出元の特定を急いでおり、専門家や米当局者の間には米国人が関与したとの見方がある。
2022年11月23日、スウェーデンのストックホルム市内の邸宅を警戒するパトカー。この邸宅で軍用ヘリによる特殊作戦が行われ、重大な違法情報活動の疑いで夫婦が逮捕された。
情報機関、日本武官の活動「把握」 ロシア通信社が実名報道 2021年11月11日06時42分 ロシア連邦保安局(FSB)本部前=1月31日、モスクワ(AFP時事) 【モスクワ時事】インタファクス通信は10日、ロシアの軍事機密を漏らしたとして、昨年7月に国家反逆罪で訴追された有力紙コメルサントのイワン・サフロノフ元記者が数年間にわたり、モスクワ駐在の日本の武官らと接触した記録を情報機関が把握していると報じた。関係筋の話として、接触したとされる武官らの実名も伝えた。 ロシアの研究員拘束 スパイ容疑―独 ロシア情報機関がメディアを通じて、日本の情報収集活動をけん制した可能性がある。関係筋は接触時期や場所、やりとりの一部も明らかにした。一方、元記者の弁護人はタス通信に対し、日本武官らとの接触は訴追理由に含まれていないと説明した。 元記者は情報機関の連邦保安局(FSB)に拘束され、訴追された。201
イタリア北部ロンバルディア州に派遣され、介護施設の外を歩くロシア軍の専門家(2020年3月28日撮影)。(c)Piero CRUCIATTI / AFP 【4月4日 AFP】イタリアで2日、同国における新型コロナウイルス感染の中心地となったミラノ(Milan)近郊にロシア政府が派遣した医療チームの中に、ほぼ間違いなくスパイが潜入しているとする専門家の主張をメディアが報じ、その後両国政府が舌戦を展開した。 伊スタンパ(Stampa)紙が、「彼らの中に間違いなく、(ロシア軍の情報機関である)参謀本部情報総局(GRU)の将校がいる」とする、北大西洋条約機構(NATO)に所属していた化学兵器専門家へイミッシュ・デブレットンゴードン(Hamish De Bretton-Gordon)氏のコメントを掲載したところ、ロシア政府は直ちに激烈な反論を展開。同国の国防省は、スタンパが「言論の自由という理想を盾
独ベルリンの中国大使館の正面に映った建物(2020年1月15日撮影)。(c)John MACDOUGALL / AFP 【1月16日 AFP】ドイツの検察当局は15日、中国のためにスパイ活動をしていた容疑で3人を捜査していると明らかにした。メディアによると、容疑者の中には元欧州連合(EU)大使も含まれているという。 ニュース週刊誌シュピーゲル(Der Spiegel)によると、容疑者の1人はドイツの外交官としてベルギー・ブリュッセルの欧州委員会(European Commission)で勤務した後、EU大使として複数の国々に赴任した。他2人は「著名なドイツのロビー会社」で働くロビイストとされる。 検察当局は容疑者らの詳細を明らかにせず、まだ逮捕はしていないと述べた。一方、警察が15日にベルリンとブリュッセル、ドイツ南東部のバイエルン(Bavaria)州と南西部のバーデン・ビュルテンベルク(
カスペルスキーは4月20日、法人向け新サービス群「カスペルスキー セキュリティインテリジェンスサービス」を発表した。同サービスを柱として、2016年は「総合ITセキュリティソリューションベンダー」としての位置付けを確立する方針。 国内の需要受けた3サービスを追加した総合ソリューションを提供 カスペルスキー セキュリティインテリジェンスサービスは、既存サービス(8種類)と日本国内のニーズを加味した新サービス(3種類)の、計11サービスで構成される。 カスペルスキーでは、サイバー攻撃対策のアプローチを「リスクの予見」「攻撃の発見」「インシデントへの対処」「攻撃の防御」「セキュリティの啓発・教育およびスキル育成」の5つに分類。今回のサービスは「防御」以外の4つのアプローチにおいて、既存システムと柔軟に組み合わせることができる。 カスペルスキー 専務執行役員 セールス&マーケティング担当の宮橋一郎
陸上自衛隊の泉一成・元東部方面総監(64)が退職後の2013年、部隊運用などが記載された内部向けの教本を、在日ロシア大使館の駐在武官に渡していたことが捜査関係者への取材でわかった。 警視庁公安部は、武官がロシアの軍参謀本部情報総局(GRU)所属で、教本を本国に持ち帰った可能性が高いとみている。 公安部は20日、外務省を通じて、武官の出頭要請手続きを開始。近く、泉元総監を自衛隊法(守秘義務)違反の教唆容疑で、教本を泉元総監に渡した現職の陸将を同法違反容疑で書類送検する。 捜査関係者によると、泉元総監は退職後の13年春頃、歩兵隊の部隊運用などについて解説した陸上自衛官用の教本「普通科運用」を、親交があったロシア大使館の武官(当時)に渡した疑いがもたれている。
中国諜報機関による海外でのスパイ活動が、またひとつ明るみとなった。 6月22日、台北地方検察は、すでに逮捕起訴されている中国籍で人民解放軍の元少将・鎮小江と共謀し、台湾の軍事機密を中国にもたらしたとされる台湾空軍元尉官・劉其儒を国家安全法違反の罪で起訴した。劉は現在も中国国内にとどまっているとされ、所在不明のままの起訴となった。 昨年末以来、すでに6人が逮捕起訴された「台湾史上最大規模のスパイ事件」で、情報提供者のリクルート役だったとみられている劉は、鎮の指示の下、元尉官という立場を利用して複数の台湾の現役・退役士官に接触。金品の贈与や顎足付きの旅行などによって籠絡し、台湾軍の機密情報を取得し、中国側に流したとされる。 鎮と劉が籠絡した情報提供者の中には、1990年に中国の戦闘機に迎撃される危険を冒しながら、本土の軍事拠点を偵察した英雄的存在や、退役後、中国にほど近い金門県の県知事選に出馬
会見する石井泉・三菱重工業執行役員(左端)、下平幸二・内閣衛星情報センター所長(左から2人目)ら関係者=26日、鹿児島県南種子町の種子島宇宙センター(草下健夫撮影) 政府の情報収集衛星・光学5号機を搭載したH2Aロケット28号機の打ち上げが成功した26日、鹿児島県の種子島宇宙センターでは政府関係者らが会見し、成功の意義を語った。 「現在の運用体制を確実に維持できることになり、大変うれしい」。情報収集衛星を運用する内閣衛星情報センターの下平幸二所長は、こう話した。 情報収集衛星は地上をデジタルカメラで撮影する光学衛星2基と、電波を使うレーダー衛星2基の計4基で、地上のどこでも1日1回撮影できる本格運用が行われている。今回の光学5号機は設計上の寿命を迎えた3号機の後継機で、撮影性能も向上した。 下平所長は「わが国や国民が直面している危機は周辺地域のみならず、世界中で発生している。それらに対応す
73年前の12月8日、日本は真珠湾を攻撃した。当時の日本の最高機密だが、英独の二重スパイが攻撃計画を事前に察知し、英MI5(情報局保安部)が把握していたことが、英国立公文書館所蔵の秘密文書で判明した。MI5のガイ・リッデル副長官は日記に、スパイが奇襲4カ月前に独側から偵察を指示されたリストに真珠湾と米艦隊があったことを「われわれ(MI5)は所有している」と記していた。スパイの回顧録によると、米FBIにも奇襲を伝えたが、ジョン・フーバー長官が握り潰していたという。(編集委員 岡部伸) このスパイは、セルビア人のドシュコ・ポポフ。コードネームは「トライシクル」(三輪車)で映画「007」シリーズのジェームズ・ボンドのモデルの1人として知られる。 リッデル日記によると、真珠湾攻撃後の1941年12月17日付に「『トライシクルの質問状』を今、われわれ(MI5)が所有している。これは8月にドイツ人たち
ドイツ・ベルリン(Berlin)にある米大使館(2014年7月10日撮影、資料写真)。(c)AFP/JOHN MACDOUGALL 【8月9日 AFP】独ニュース週刊誌シュピーゲル(Der Spiegel)は8日、ドイツ政府が各国の在独大使館に対し、ドイツ国内で活動中の情報機関員全員の名簿の提供を要請したと伝えた。 米国家安全保障局(National Security Agency、NSA)の大規模な情報収集活動の実態が暴露されたことに続き、米国が行っていたとみられる2件のスパイ活動が明らかになったことを受けて、ドイツ政府は1か月ほど前に米中央情報局(CIA)のベルリン(Berlin)支局長に国外退去を命じるという前例のない措置を取り、怒りをあらわにしていた。 シュピーゲル誌によるとドイツ政府は、米政府がドイツ国内で活動中の情報機関員の存在を繰り返し否定したことに業を煮やして名簿提出要請に
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