中国軍機に異常接近されたというカナダ軍の長距離哨戒機ＣＰ１４０「オーロラ」/Sgt Devin Vandes/Canadian Armed Forces （ＣＮＮ） カナダ軍は１日、国連の対北朝鮮制裁の履行確保を支援するカナダの監視機が中国軍機から繰り返し異常接近を受け、両国の搭乗員が互いの姿を目視できるほど近付いたと明らかにした。 中国軍機があまりに接近したため、カナダ機が衝突回避のために進路変更を強いられる場面もあったという。 カナダ軍の報道担当責任者は「人民解放軍空軍の航空機は国際的な航空安全規範に従わなかった。こうした接近はプロ意識に欠け、カナダ王立空軍の要員を危険にさらすものだ」と指摘した。 カナダによると、今回の接近事案は対北朝鮮制裁の履行確保に貢献する「オペレーションＮＥＯＮ」の直近の実施の際、公海上空で発生した。具体的な日付は明らかにしなかったものの、接近の頻度が増えている
［国連 ６日 ロイター］ - 北朝鮮が４度目となる核実験に踏み切ったことを受け、国連安全保障理事会は６日、緊急会合を開き、直ちに追加措置に向けた作業に着手する方針を表明した。国連の制裁強化につながる可能性がある。 北朝鮮は６日、水爆実験に成功したと国営テレビで発表。専門家は同国が核実験に水爆を使用したとは考え難いとの見解を示しているが、国際社会に衝撃が広がっている。 理事会で今月議長国を務めるウルグアイのエルビオ・ロッセリ国連大使は記者団に対し、北朝鮮が新たな核実験を行った場合、理事会は重大な措置を講じるとの決意を以前から表明しており、北朝鮮の行為は「安保理決議の明白な違反」であると指摘。「この約束と今回の（決議）違反の重大性を踏まえ、安保理メンバーは新たな決議における対応をめぐり、直ちに作業を開始する」と語った。
（ＣＮＮ） 国連の潘基文（パンギムン）事務総長が週内にも北朝鮮の平壌を訪問する計画であることが１６日までに分かった。韓国の聯合ニュースが国連高官の話として伝えた。国連事務総長の北朝鮮訪問は約２０年ぶり。 国連情報筋によれば、潘事務総長は平壌訪問を計画しており、北朝鮮の金正恩（キムジョンウン）第１書記と会談して、北朝鮮の核問題や朝鮮半島情勢について協議を行う可能性があるという。 同情報筋は、「北朝鮮を訪問するという状況で、国連加盟国の最高指導者と会わないということはあり得ない」と語ったという。 潘氏の報道官室は訪朝についてコメントしなかった。同報道室は、「事務総長は常に、対話の促進と、朝鮮半島の安定と平和を促すためのいかなる役割も果たす用意があると述べている」とした。 潘氏は５月に訪朝を計画していたものの、北朝鮮側が直前になり招待を取り下げていた。 これまでに行われた国連事務総長の訪朝は、１
ソウル（ＣＮＮ） 北朝鮮が国連制裁を巧妙な手段でかわしているとの報告書を、国連の専門家パネルがこのほど発表した。 ８人の専門家で構成するパネルは、報告書の中で「北朝鮮は制裁回避に熟練している」と強調。昨年７月に発覚したキューバからの武器密輸には、キューバとシンガポールの北朝鮮大使館が利用されたと指摘した。北朝鮮がこの取引で大きな利益を得ていたことは間違いないとも述べた。 報告書はまた、最近訪朝した米プロバスケットボール（ＮＢＡ）の元選手、デニス・ロッドマンさんらの一行が、制裁で禁止されているぜいたく品を持ち込んだとされる報道について、裏付けが取れたことを明らかにした。一行は高級スポーツ用品や米国、アイルランドの酒類、英国のハンドバッグなどを贈ったという。報告書は、制裁の内容を個人や企業に周知させることが重要だと主張している。
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