天皇杯は6月9日の2回戦からJ1チームが登場する。FC東京は関東大学リーグ1部の順天堂大の挑戦を受ける形になったが、注目なのは監督対決。長谷川健太監督が「小学生の頃から一緒にやってきた」という順大の堀池巧監督の挑戦をどう受けるのだろうか。 上写真=長谷川健太監督が、盟友である堀池巧監督と対決する。順天堂大に対しても全力で勝ちにいく(写真提供◎FC東京) 「巧のほうが理想を追い求めてサッカーをするタイプ」 答えは、難しくはない。 「全力で挑んでいきたいと思います」 かたやプロ、かたや大学生。実力差はある。だが、ジャイアントキリングが起こるのがサッカーで、天皇杯だ。FC東京の相手は、関東大学リーグ1部の名門、順天堂大。アマチュアが相手だからといって遠慮するつもりはない。長谷川健太監督の「全力で」にはそんな意味が込められている。 もう一つ、理由があるとすれば敵将の存在だ。オールドファンには垂涎の