天皇杯全日本選手権2回戦(9日、FC東京0-1横河武蔵野、味スタ)昨年優勝のFC東京が初戦の2回戦でJFL12位の横河武蔵野に敗れる大波乱が起こった。 0-0で迎えた後半ロスタイム、ゴールはるか手前の左サイドからMF岩田が、約30メートル先のゴールに向かって打ったFKが、GKの上を越え、ゴール左隅に突き刺さった。昨年、史上初となる京都とのJ2対決を制したFC東京は、初戦でまさかの敗退となった。 決勝ゴールの岩田啓佑は「90分間闘いぬいて、みんなで取った点だった。(FC東京に勝ち)このためにやってきたのでうれしいです」と喜びを爆発。 横河武蔵野の依田監督は「勝って大丈夫だったのかなと正直思いますけど。理想の展開といえば展開ですけど、延長まで考えていたのでラッキーだったと思います」と信じられないといった表情を浮かべた。 横河武蔵野は3回戦で、J1札幌をPKで破った長野パルセイロと10月10日に