「なんだこれは!デカい!!」 緊急事態宣言が解除された翌日、懇意にしている小学館・文化事業室の担当編集者・H氏から「小学館で『SUMO本』という新レーベルが立ち上がるので、一度その実物を編集部まで見に来ませんか?」と誘われた僕が、小学館の会議室で実物と対面させてもらって思わずもらした一言です。 『東大寺』と表紙に書かれたその本は・・・いや、すでにこれはもう本ではない何か別のものにしか見えなかったのですが、天地690mm、見開き約1000mmと今まで見たこともない巨大なサイズでした。まさに圧巻の一言。 なぜこんなバカでかい書籍を出版することになったのだろう・・・そう思ってH氏に聞いてみたところ、実はこうした巨大アート本が今、世界的に静かな流行となっているのだそう。 そこで、今回はこの超大型の「SUMO本」シリーズの創刊第1弾『東大寺』(三好和義・著)を徹底解剖することで、新たな巨大アート本の