昨年、厚生労働省の局長が逮捕されたとき、マスコミ各社は彼女を犯罪者扱いし、多数のブックマーカーが追随した。 今日、検察庁の主任検事が逮捕され、マスコミ各社は彼を犯罪者扱いし、多数のブックマーカーが追随している。
とは言っても、六十年以上前の話で、私はまだ生まれていないし、今この街を歩いても、そのときの被害を思い起こさせるものはほとんど残っていない。だけどそれは確かに起きたことだ。 「東京大空襲」と固有名詞で呼ばれる場合、大抵の場合、1945年3月10日の空襲のことを差す。このときアメリカ軍は東京の下町、人口密集地に対して焼夷弾攻撃を行い、女性や子供を含む多くの民間人に犠牲者がでた。その数は死者・行方不明者だけでも10万人以上と言われている。 明らかに民間人を直接ターゲットにした攻撃であったが、アメリカの言い分は「日本の軍事工場の生産力を削ぐ」 家族経営の零細工場が多かった日本の工業力を削ぐためには、人口密集地に存在していたこれらの工場とその労働者を攻撃することが必要だというわけだ。 しかし、日本の都市への焼夷弾攻撃については、すでに1932年の段階でミッチェルによる構想が発表されており、そこでは明
昨夜9時過ぎ、新聞社から電話がかかってきて、「福田さんが辞めたんですけど」といわれ、「え?どこの福田さん?」と聞いてしまった。「いずれこうなるとは思ってたけど、変なタイミングですね。まさか農相問題がきっかけということはないでしょう」と答えたが、いやになっていた首相の最後の小さな引き金ぐらいにはなったかもしれない。 うんざりするのは、ここ15年で9人も首相が交代する「イタリア病」だ。小泉首相以外は、平均1年半ぐらいしか続かない。特に「ねじれ国会」になって以降は、みんなが拒否権をもち、何も決まらないアンチコモンズ状態が続いてきた。次の総選挙で民主党が衆議院で第一党になっても、自公で過半数を維持すると、ねじれは変わらないまま再議決もきかない、完全なデッドロックになる。 これはゲーム理論でおなじみのナッシュ交渉で、「痛み」をともなう政策はすべて拒否されるので、みんなの要求を足して2で割るバラマ
2024年8月15日(木) ウクライナとガザ地区で続く二つの戦争は、いま世界の核軍縮の取り組みをいっそう困難にしています。鴨志田郷解説委員です。 Q1、大荒れの海をいくのは、NPT=核拡散防止条約の船ですね。 A1、NPTは世界の191の国と地域が加盟し、▼核兵器を保有するアメリカ、ロシア、中国、イギリス、フランスの5カ国に核軍縮を義務づけ、▼その他の国には核兵器の開発や保有を禁止して核の不拡散を求めています。この条約のあり方を議論する加盟国の会議が、7月から8月にかけてスイスで開かれましたが、ウクライナやガザ地区で続く緊張を受けて、各国の間の対立や分断が際立ちました。 Q2、ウクライ...記事を見る 2024年8月14日(水) 首都の移転を目指すインドネシア政府は、今週末、独立記念日の式典を、建設中の新しい首都で開き、移転を本格的に始動させます。 Q.ジョコ大統領の持っている地図に、ヌサ
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