iPadは、世界の携帯電話業界を大きく揺さぶった端末だ。2010年1月の発表から多国展開が始まった5月まで、「自分の国ではどのキャリアがiPadを扱うのか」が話題になった。日本ではNTTドコモがアップルとの契約前にiPad向けに「SIM」(シム)と呼ばれる通信用チップを提供すると宣言した。ところが、日本国内でiPadを扱うキャリアはソフトバンクモバイルに決まった上に、他国のiPadにはない「SIMロック」と呼ばれる仕様になり、NTTドコモはSIMを提供することもできなくなった。日本の携帯電話事業者の最大手であるNTTドコモは、恥をかかされることになったのである。 キャリアに要求を突き付けるアップル アップルとキャリアの間には、契約締結後も常に緊張感が漂う。アップルは、キャリアに独占販売権と引き換えに、iPhoneの料金プランや販売方法などについていろいろとうるさく口を出したり、販売台数のノ
"The iPad as "Social Medium to Stimulate Dinner Table Conversation for Family" By Akiko Sugaya/菅谷明子(在米ジャーナリスト) iPad の利点は、自然な会話を妨げずに、グループで話題にのぼった文脈情報を即検索してシェアでき、すんなり場に溶け込むことにある。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 5月3日、我家に待望のiPad 「ポチ」がやって来た。「ポチ」というのは、全くの思いつきの名前。でも、数日経つと、平凡なこの名前が、実はiPadの我家でのポジションを上手く象徴しているように思えて来た。家族みんなに愛されて、何より家にすっかり溶け込み、存在に違和感がないのである。ちなみに米国でのiPad発売は約ひと月前で、我家への到着が遅れたのは、3G対応機
2010年01月29日12:31 iPadに立ちはだかる壁と可能性 カテゴリマーケティング変化への視点 kinkiboy Comment(12)Trackback(1) iPadが話題になっています。ネットやTwitterでは高い関心が持つ人が多く、また新しいデバイスとして期待するむきも多いようです。iPodで大成功し、またiPhoneでも成功させてきたアップル、とくにカリスマであるスチーブ・ジョブスへの信頼もあって、このiPadへの期待感が膨らむのも当然です。しかも、このiPadは、健康不安を抱えたジョブスのおそらく最後の賭けであり、ジョブスもその覚悟をもって望んでいるという気がします。 iPadが機能的に優れていることは、多くの人達が語っていますが、おそらくそうでしょう。しかし、マーケティングの視点で見ると、かなり大きな賭けにでたなという印象を受けます。それは、可能性は感じるけれど、i
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