ブログでの記述が物議を醸している鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が、市議時代の2007年6月に掲載した天皇制に関する記述を一部修正した。この記述をめぐり県内外の政治結社が反発。21、22日には街宣車が市役所周辺で街宣活動を展開した。 ブログは07年6月7日付で、天皇制や天皇家について「どこの馬の骨とも分からない家系」などと1〜5に分けて掲載。その後、今月22日までに一部記述を削除したほか、「○○家」としたり「 」と空白にしたりした。 この記述は14日の市議会一般質問でも取り上げられ、市議1人が修正前の記述内容を読み上げ、「天皇家に対する侮辱であり、考えられない内容」として見解をただした。その際、竹原市長は「市長として書いたものではない。以前、書いたことのある人間が市長になっている。何でもかんでも議論のテーブルに載せていいものではない。それぐらいの判断能力は持ってもらいたい」と述べていた