こちらは「うさぎ座(兎座)」の方向約635光年先にあるかもしれない太陽系外衛星(系外衛星)の想像図です。その表面では激しい火山活動が起きていて、噴出した物質が雲を形成している可能性があるといいます。 【▲ 太陽系外惑星「WASP-49 Ab」を公転している可能性がある太陽系外衛星の想像図(Credit: NASA/JPL-Caltech)】 太陽系外惑星WASP-49 Abに衛星がある可能性 この太陽系外衛星候補はカリフォルニア工科大学(Caltech)/ジェット推進研究所(JPL)のApurva Ozaさんを筆頭とする研究チームが報告したもので、太陽系外惑星(系外惑星)「WASP-49 Ab」を公転している可能性があります。 2012年に発見が報告されたWASP-49 Abは、質量と直径が太陽に似た恒星「WASP-49 A」の近くを約2.78日周期で公転しています。推定される表面温度(放