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系外惑星に関するsakstyleのブックマーク (150)

  • 太陽系外惑星WASP-49 Abに衛星が存在する可能性 イオのような火山活動が起きている?

    こちらは「うさぎ座(兎座)」の方向約635光年先にあるかもしれない太陽系外衛星(系外衛星)の想像図です。その表面では激しい火山活動が起きていて、噴出した物質が雲を形成している可能性があるといいます。 【▲ 太陽系外惑星「WASP-49 Ab」を公転している可能性がある太陽系外衛星の想像図(Credit: NASA/JPL-Caltech)】 太陽系外惑星WASP-49 Abに衛星がある可能性 この太陽系外衛星候補はカリフォルニア工科大学(Caltech)/ジェット推進研究所(JPL)のApurva Ozaさんを筆頭とする研究チームが報告したもので、太陽系外惑星(系外惑星)「WASP-49 Ab」を公転している可能性があります。 2012年に発見が報告されたWASP-49 Abは、質量と直径が太陽に似た恒星「WASP-49 A」の近くを約2.78日周期で公転しています。推定される表面温度(放

    太陽系外惑星WASP-49 Abに衛星が存在する可能性 イオのような火山活動が起きている?
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    sakstyle 2024/10/25
    火山活動でナトリウムの雲が発生しており、この雲の挙動が不規則で、間接的に衛星が発見できるかもしれない
  • 6光年先のバーナード星で太陽系外惑星が見つかる さらに3つの候補も

    カナリア天体物理学研究所(IAC)のJonay González Hernándezさんを筆頭とする研究チームは、「へびつかい座(蛇遣座)」の方向約6光年先の恒星「Barnard’s star(バーナード星)」で太陽系外惑星を発見したとする研究成果を発表しました。研究チームの成果をまとめた論文はAstronomy & Astrophysicsに掲載されています。 太陽系外惑星バーナード星bを発見 研究チームが報告した系外惑星は「Barnard b(バーナード星b)」と呼ばれており、最小質量は地球の約0.37倍(火星の質量の約3倍)で、主星であるバーナード星を約3.15日周期で公転しているとみられています。バーナード星は連星を成していない単一の恒星としては太陽に最も近い星として知られています。 主星からBarnard bまでの距離は約0.023天文単位で、太陽から水星までの平均距離(約0.3

    6光年先のバーナード星で太陽系外惑星が見つかる さらに3つの候補も
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    sakstyle 2024/10/03
    バーナード星って今まで惑星見つかってなかったのか
  • 天文学:JWSTが観測した巨大惑星 | Nature | Nature Portfolio

    近隣の約35億年前に誕生した太陽型星を周回する「スーパー木星」巨大系外惑星の発見を報告する論文が、Natureに掲載される。JWST(James Webb Space Telescope;ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡)による観測は、この恒星を周回する惑星が存在するという過去の予測に基づいて行われた。しかし、新たに発見された惑星の性質は、この星系に関するこれまでの分析とは異なっている。 地球からわずか3.6パーセク(1パーセクは、約3.3光年)しか離れていないEpsilon Indi A(イプシロン・インディA)は、主系列星(水素燃焼星)であり、太陽(G型黄色矮星)よりもわずかに低い温度で燃焼するオレンジ色の矮星である。この恒星に関するこれまでの分析から、巨大惑星が存在する可能性が指摘されていたが、直接の観測は行われていなかった。Elisabeth Matthewsらによって報告されたJW

    天文学:JWSTが観測した巨大惑星 | Nature | Nature Portfolio
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    sakstyle 2024/07/29
    約3.3光年先のイプシロン・インディA(太陽(G型黄色矮星)に似たオレンジ色の矮星)を周回する「スーパー木星」を直接撮像
  • 「惑星」の新たな定義案が発表される 数値的な定義と分かりやすさを両立

    【▲ 図4: 今回の検討で作成された、新たな惑星の定義の最終案。数値を取り入れつつも比較的シンプルな内容となっていて、質量の項目は天体の形や軌道上の天体の排除などを踏まえて定義されています。(Credit: 彩恵りり)】 2006年に決議された国際天文学連合(IAU)の「惑星の定義」は、太陽系に属する天体のみを対象としています。しかし、この定義には数値的な基準がなく、曖昧であるという批判があります。また、太陽以外の天体の周りを公転する「太陽系外惑星」が数千個発見されている中で、太陽系以外に定義が使えないのは良い状態とは言えません。 カリフォルニア大学ロサンゼルス校のJean-Luc Margot氏、ブリティッシュコロンビア大学のBrett Gladman氏、そしてシャパラル高校のTony Yang氏は、現行の定義を改善し、太陽系以外でも適用できる新たな惑星の定義を考案しました。この定義では

    「惑星」の新たな定義案が発表される 数値的な定義と分かりやすさを両立
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    sakstyle 2024/07/25
    公転してることと、質量の上限値と下限値による定義。前者により自由浮遊惑星は惑星でなくなる。「この定義案は、2024年8月に開かれる第31回IAU総会で発表される予定」だが、決議などはまだなされない予定。
  • ホットジュピターに進化しつつある巨大ガス惑星の2例目を発見か 極端に細長い軌道を公転

    アメリカ国立科学財団(NSF)国立光学・赤外天文学研究所(NOIRLab)の博士研究員Arvind Guptaさんを筆頭とする研究チームは、「TIC 241249530 b」と呼ばれる太陽系外惑星が極端な楕円軌道を公転していることを発見したとする研究成果を発表しました。今回の発見は、恒星の近くを公転する巨大ガス惑星、いわゆる「ホットジュピター」の謎の解明に一歩近付くものだと受け止められています。 【▲ ホットジュピターに進化しつつある太陽系外惑星の想像図(Credit: NOIRLab/NSF/AURA/J. da Silva (Spaceengine))】TIC 241249530 bは「ぎょしゃ座(馭者座)」の方向約1100光年先にある恒星「TIC 241249530」を公転しています。木星と比べて直径は約1.19倍、質量は約4.98倍で、公転周期は約165日間です。主星のTIC 24

    ホットジュピターに進化しつつある巨大ガス惑星の2例目を発見か 極端に細長い軌道を公転
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    sakstyle 2024/07/25
    離心率の大きいガス惑星、2例目の観測。遠くで形成されてから、主星の近くへと移行中と見られる
  • 海があるかも? 太陽系外惑星「LHS 1140 b」をウェッブ宇宙望遠鏡が観測

    【▲ 今回の研究成果をもとに描かれた太陽系外惑星「LHS 1140 b」の2つの姿(左、中央)と地球(右)の大きさを比較した図。左は太陽系の氷衛星のようにLHS 1140 bの表面全体が氷に覆われているとした場合、中央はLHS 1140 bが大気を持ち昼側に海が広がっているとした場合の想像図(Credit: B. Gougeon/Université de Montréal)】 モントリオール大学の博士課程学生Charles Cadieuxさんを筆頭とする研究チームは、「くじら座(鯨座)」の方向約48光年先の太陽系外惑星「LHS 1140 b」について、表面が氷もしくは水に覆われた岩石惑星であり、未確認ながら窒素を多く含む大気を持つ可能性があるとする研究成果を発表しました。 【▲ 今回の研究成果をもとに描かれた太陽系外惑星「LHS 1140 b」の2つの姿(左、中央)と地球(右)の大きさを

    海があるかも? 太陽系外惑星「LHS 1140 b」をウェッブ宇宙望遠鏡が観測
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    sakstyle 2024/07/18
    岩石惑星のスーパーアースかガス惑星のミニネプチューンなのか分からず、もし岩石惑星なら密度から水を有している。今回、JWSTのデータから岩石惑星であること、大気に窒素を含むことが示された。あとはCO2濃度
  • ガラスの雨降る惑星に硫化水素、ウェッブ宇宙望遠鏡で検知 太陽系外で初

    系外惑星として初めて硫化水素の存在が検知された「HD189733b」のイメージ図/Roberto Molar Candanosa/Johns Hopkins University (CNN) 木星とほぼ同サイズの太陽系外惑星「HD189733b」は、焼けつく高温と鋭く鳴り響く暴風、横殴りで降るガラスの雨といった現象で、長く天文学者の興味を引いてきた。 ここへ来てジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の使用により、好奇心をくすぐるこの惑星の新たな特徴が明らかになっている。それは腐った卵のような臭いのする大気の存在だ。 研究者らはウェッブ宇宙望遠鏡による観測で、HD189733bの大気を分析。微量の硫化水素の存在を突き止めた。硫化水素は無色の気体で、強い硫黄の臭いを発する。これまで太陽系以外では検知されておらず、系外惑星の組成に関する知見を深める発見となっている。 複数の研究機関のチームがまとめた今回

    ガラスの雨降る惑星に硫化水素、ウェッブ宇宙望遠鏡で検知 太陽系外で初
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    sakstyle 2024/07/10
    「惑星の平均温度は926度。強風が吹き荒れ、ガラスのようなケイ酸塩粒子の雨が飛び交う過酷な環境」「木星に存在する硫化水素は、太陽系外の巨大なガス惑星にも同様に含まれると想定されていた」
  • Planet smells like rotten eggs, study finds

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    sakstyle 2024/07/09
    系外惑星での硫化水素初観測。JWST
  • 太陽系に近い惑星系で巨大小惑星衝突か、ウェッブ宇宙望遠鏡が示唆

    (CNN) 太陽系に近い惑星系「がか座ベータ星系」で近年、巨大な小惑星同士の衝突が起きていた可能性が高い――。スピッツァー宇宙望遠鏡とジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡という二つの異なる観測機の調査結果を基に、研究者がそんな見解を明らかにした。 がか座ベータ星系は地球から63光年の距離に位置し、その距離の近さと新しさから長年、天文学者を魅了してきた。 米ジョンズホプキンス大学の天文学者、クリスティーヌ・チェン氏によると、太陽系の年齢は約45億年と推定されているが、がか座ベータ星系は誕生から2000万年の若い惑星系だという。チェン氏はがか座ベータ星系を複数回観測した経験を持つ。 チェン氏はウィスコンシン州マディソンで10日に開催された米天文学会第244回会合で、がか座ベータ星系の新しさに触れ、「これは惑星系がまだ形成中であることを意味する」「一部が形成された惑星系だが、まだ完成していない」との見

    太陽系に近い惑星系で巨大小惑星衝突か、ウェッブ宇宙望遠鏡が示唆
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    sakstyle 2024/06/19
    63光年先の「がか座ベータ星系」。2004年にスピッツァーでの観測と2023年のJWSTでの観測を比較。スピッツァーでの観測直前に小惑星同士が衝突していた。惑星形成が進行中の星系!
  • 東大など、40光年の距離にサイズや日射量などが金星に似た惑星を発見

    東京大学(東大)、アストロバイオロジーセンター(ABC)、国立天文台(NAOJ)の3者は5月23日、すばる望遠鏡の赤外線分光器「IRD」やNASAの系外惑星探査が目的の宇宙望遠鏡「TESS」などを連携させた観測により、地球から魚座の方向のわずか40光年の距離に、サイズが地球の約0.96倍、質量の上限値が地球の約3.9倍という、系外惑星「グリーゼ12b」を新たに発見したことを共同で発表した。 また同惑星は、表面温度約3000℃、半径が太陽の約1/4のM型星(赤色矮星)である主星「グリーゼ12」をわずか12.8日で公転しており、主星からの日射量が金星と同程度であり、大気が散逸せずに一定量残っている可能性があることなども併せて発表された。 同成果は、ABCの葛原昌幸特任助教、東大大学院 総合文化研究科 附属先進科学研究機構の福井暁彦特任助教、同・総合文化研究科 広域科学専攻の成田憲保教授(附属先

    東大など、40光年の距離にサイズや日射量などが金星に似た惑星を発見
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    sakstyle 2024/05/27
    グリーゼ12b、サイズが地球の約0.96倍、M型星の周囲を12.8日で公転、主星からの日射量が金星と同程度/TESSとMuSCATで検出/似ているトラピスト1cは主星の放射線が強く大気ないが、グリーゼ12は活動量が少なく大気ある可能性
  • 理論上は居住可能、地球サイズの系外惑星発見 日本などの研究チーム

    系外惑星「グリーゼ12b」は、地球から40光年離れた赤色矮星を周回している/R. Hurt/JPL-Caltech/NASA (CNN) 二つの研究チームがこのほど、理論上は居住可能な惑星を発見した。サイズは地球に比べ小さいが金星よりも大きく、地球から約40光年離れた小型恒星を周回しているという。 米科学誌アストロフィジカルジャーナル・レターズと英王立天文学会月報に23日発表された二つの研究によると、「グリーゼ12b」と名付けられたこの惑星は、うお座の方向に位置する低温の赤色矮星(わいせい)を周回している。赤色矮星のサイズは太陽の約27%、温度は60%にとどまる。 グリーゼ12bの公転周期は12.8日だが、主星が太陽に比べかなり小さいことから、ハビタブルゾーン(恒星から理想的な距離にあり、液体の水が存在できる範囲)内に収まっている。 自然科学研究機構アストロバイオロジーセンターの葛原昌幸特

    理論上は居住可能、地球サイズの系外惑星発見 日本などの研究チーム
  • 表面全体がマグマで覆われた惑星の候補「TOI-6713.01」を発見

    【▲ 図1: 表面がマグマで覆われた高温の惑星の想像図。(Credit: NASA, ESA, CSA & Dani Player(STScI))】 ある天体の近くを別の天体が公転している場合、潮汐力によって内部が加熱されて地質活動が活発になることがあります。その一例が木星の衛星「イオ」です。イオはほぼ常に複数の火山が噴火しているほど地質活動が活発です。 カリフォルニア大学リバーサイド校のStephen R. Kane氏などの研究チームは、地球から約66光年離れた恒星「HD 104067」について、NASA(アメリカ航空宇宙局)が打ち上げた宇宙望遠鏡「TESS」による観測データを分析しました。その結果、これまで見逃されていた3個目の惑星の候補を発見しました。 今回見つかった惑星候補「TOI-6713.01」は、他の惑星からの潮汐力によって表面温度が最大約2400℃に加熱され、全体がマグマで

    表面全体がマグマで覆われた惑星の候補「TOI-6713.01」を発見
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    sakstyle 2024/05/17
    TESSによる観測データから。惑星間の距離が近く潮汐加熱で表面が2373℃に達する。恒星表面よりも温度が高く赤外線を放射している可能性。TESSでは観測できないが、そう、JWSTならね
  • 地球に似ていても色は違う? 植物が生息する太陽系外惑星の色を予測した研究

    宇宙から地球を見ると、植物に広く覆われた陸地が緑色に見えます。この緑色は植物の光合成を支えるクロロフィル(Chlorophyll、葉緑素)と呼ばれる物質と関係があります。植物の葉などに含まれているクロロフィルは太陽光を吸収する役割を果たしていますが、緑色の光は吸収されにくく、葉から漏れ出た緑色光を私たちの目が捉えることで植物は緑色に見えるのです。 【▲ アメリカ航空宇宙局(NASA)の宇宙天気観測衛星「DSCOVR(ディスカバー)」の光学観測装置「EPIC」で2024年5月5日に撮影された地球(Credit: NASA EPIC Team)】しかし、植物のように光合成を行う生物が繁栄している太陽系外惑星も緑色に見えるのかというと、そうとは限らないようです。コーネル大学の博士研究員Lígia Fonseca Coelhoさんを筆頭とする研究チームは、光合成生物が存在する系外惑星の色は地球とは

    地球に似ていても色は違う? 植物が生息する太陽系外惑星の色を予測した研究
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    sakstyle 2024/05/11
    “今回の研究ではレッドエッジ以外の波長でもバイオシグネチャーを検出できる可能性が示された” ペール・パープル・ドット
  • 惑星科学:岩石質の系外惑星「かに座55番星e」の大気の特徴を解明する | Nature | Nature Portfolio

    地球から約41光年離れた位置にある岩石質の系外惑星「かに座55番星e」には、厚い大気が存在している可能性があることを報告する論文が、Natureに掲載される。ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)の観測結果から、この系外惑星を取り囲む複数種のガスからなる大気層の存在が示された。これまでに実施された複数の岩石質の惑星の観測では、大気が存在すること、あるいはわずかな大気が存在することを示す証拠は見つかっていなかった。 太陽系外惑星であるかに座55番星eは、いわゆるスーパーアース(巨大地球型惑星)であり、半径は地球の約2倍、質量は地球の8.8倍で、太陽よりも質量の小さい恒星の周りを公転している。これまでの観測で、この岩石質の惑星には大気が存在する可能性が高いことが示唆されていたが、この大気の範囲や組成を決定することは困難だった。 今回、Renyu Huらは、かに座55番星eの性質を調べるため

    惑星科学:岩石質の系外惑星「かに座55番星e」の大気の特徴を解明する | Nature | Nature Portfolio
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    sakstyle 2024/05/09
    「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)の観測結果から」これまで岩石惑星で大気の存在を示す証拠は見つかっていない。かに座55番星eの二次食を分析し、一酸化炭素・二酸化炭素に富んだ大気が示唆された
  • 「WASP-76b」では珍しい大気現象「光輪」が発生している? 確認されれば太陽系外惑星では初

    「WASP-76b」は、最も研究されているホットジュピターの1つであり、金属鉄の雨が降るような極端な環境があると推定されています。しかし、観測データの全てを科学的に解釈できているわけではなく、多くの謎も残されています。 ポルト大学のOlivier Demangeon氏などの研究チームは、WASP-76bにおける謎の1つである、「ターミネーターゾーン(昼側と夜側の境目)」における反射光の非対称性について研究を行いました。その結果、WASP-76bでは「光輪」と呼ばれる大気現象が発生しているかもしれないというユニークな結果が得られました。もしもこの結果が正しい場合、WASP-76bは光輪の発生が確認された初の太陽系外惑星になります。 【▲ 図1: WASP-76bで発生している光輪の想像図。(Credit: ESA & ATG)】■極端な気象現象が捉えられている太陽系外惑星「WASP-76b」

    「WASP-76b」では珍しい大気現象「光輪」が発生している? 確認されれば太陽系外惑星では初
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    sakstyle 2024/04/18
    約640光年先のホットジュピター。潮汐ロックされていて昼夜の境界で鉄の雨が降っていると推測されている惑星。昼夜境界の明るさはどこも同じはずだが、東半球の方が明るく光輪の可能性。よくそんなの観測できたな
  • 「JuMBO 24」が連星の自由浮遊惑星であると確認 なぜ存在するのかは謎

    【▲図1: 連星の自由浮遊惑星「JuMBO 24」のイメージ画像。 (Image Credit: Gemini Observatory & Jon Lomberg) 】 どの恒星の周りも公転していない「自由浮遊惑星」はどのように生成されるのでしょうか?従来の理論では惑星系内の破滅的なダイナミクスの結果であると考えられていますが、その場合には自由浮遊惑星は単独で存在することになります。 メキシコ国立自治大学のLuis F. Rodríguez氏、Laurent Loinard氏、そしてLuis A. Zapata氏の研究チームは、「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」の観測で2023年に発見されたばかりの連星関係にある自由浮遊惑星の候補、全42組を「VLA (カール・ジャンスキー超大型干渉電波望遠鏡群)」で観測しました。その結果、唯一「JuMBO 24」の観測に成功し、連星関係の自由浮遊惑星であ

    「JuMBO 24」が連星の自由浮遊惑星であると確認 なぜ存在するのかは謎
    sakstyle
    sakstyle 2024/02/29
    ハッブルやJWSTで観測されていた候補天体42組のうち、さらに追加観測したところ、唯一「JuMBO 24」について観測データが得られた
  • “保守的な”ハビタブルゾーンを公転する太陽系外惑星を発見 直径は地球の約1.55倍

    【▲ 保守的なハビタブルゾーンに位置するとみられる太陽系外惑星「TOI-715 b」(右)の想像図(Credit: NASA/JPL-Caltech)】 バーミンガム大学のGeorgina Dransfieldさんを筆頭とする研究チームは、「とびうお座(飛魚座)」の方向約137光年先の恒星「TOI-715」を公転する太陽系外惑星を発見したとする研究成果を発表しました。この系外惑星はTOI-715のハビタブルゾーン内にあるとみられており、「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(James Webb Space Telescope: JWST)」などによる追加観測に期待が寄せられています。 【▲ 保守的なハビタブルゾーンに位置するとみられる太陽系外惑星「TOI-715 b」(右)の想像図(Credit: NASA/JPL-Caltech)】研究チームが発見を報告した系外惑星は「TOI-715 b」と

    “保守的な”ハビタブルゾーンを公転する太陽系外惑星を発見 直径は地球の約1.55倍
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    sakstyle 2024/02/07
    TESSの観測データから発見「約137光年先」「直径は地球の約1.55倍」「約19.29日周期で公転」
  • 中国最高性能の分光望遠鏡 2026年に青海省で完成

    【2月3日 CGTN Japanese中国北西部の青海省冷湖鎮の関係者によれば、口径4.4メートルの大口径多機能分光望遠鏡(JUST分光望遠鏡)が、同鎮にある天文観測基地内に建設されることになりました。完成は2026年の予定で、中国における観測能力が最も高い分光望遠鏡になります。 JUST分光望遠鏡プロジェクト中国科学院など多くの研究機関と大学が協力して推進するもので、軽量化設計を採用しており、複数の分光器を搭載して観測対象を迅速に切り替えて、分光観測を適時に実施できるとのことです。 施設は完成後、暗黒物質の探索、宇宙に対する動的追跡、太陽系外惑星の探査などに運用されます。そのことにより、時間領域天文学、太陽系外惑星の探査、宇宙のネットワーク構造とその進化などの分野で、画期的な研究成果を多く獲得できると期待されています。 また、JUST分光望遠鏡の高精度分光器は、多目標かつ高精度の分光

    中国最高性能の分光望遠鏡 2026年に青海省で完成
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    sakstyle 2024/02/04
    “施設は完成後、暗黒物質の探索、宇宙に対する動的追跡、太陽系外惑星の探査などに運用”
  • ハッブル宇宙望遠鏡が約97光年先の太陽系外惑星で水蒸気を検出 海洋惑星の可能性も

    【▲ 太陽系外惑星「GJ 9827 d」(右上)の想像図(Credit: NASA, ESA, Leah Hustak and Ralf Crawford (STScI))】 モントリオール大学のPierre-Alexis Royさんを筆頭とする研究チームは、「うお座(魚座)」の方向約97光年先で見つかった太陽系外惑星「GJ 9827 d」の大気中に存在する水蒸気を検出したとする研究成果を発表しました。 研究チームによると、GJ 9827 dは地球と比べて直径は約1.96倍、質量は約3.4倍で、主星である恒星「GJ 9827」を約6.2日周期で公転しています。公転軌道が主星の近くにあるため、表面温度は金星に近い約425℃と推定されています。主星のGJ 9827は太陽と比べて直径と質量がどちらも約0.6倍、表面温度は約4030℃のK型星で、GJ 9827 dの他にも2つの系外惑星「GJ 98

    ハッブル宇宙望遠鏡が約97光年先の太陽系外惑星で水蒸気を検出 海洋惑星の可能性も
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    sakstyle 2024/02/04
    “主に水蒸気でできた大気が初めて直接検出されるかもしれないと研究チームは期待”
  • 氷の下に海が存在する太陽系外惑星はあり得る 一部は間欠泉活動を観測可能?

    【▲図1: 土星の衛星エンケラドゥスの南極地域から噴出する水のプルーム。 (Image Credit: NASA, JPL-Caltech & Space Science Institute) 】 太陽系にある氷で覆われた天体の一部は、その地下に広大な海が存在すると予測されています。中には、その有力な証拠であると考えられる間欠泉が確認されている天体もあります。 NASA(アメリカ航空宇宙局)ゴダード宇宙飛行センターのLynnae C. Quick氏などの研究チームは、似たような環境を持つ太陽系外惑星が存在する可能性を探るため、17の惑星について調査しました。その結果、いくつかの惑星には氷の下に海が存在する可能性があることを突き止めました。また、「プロキシマ・ケンタウリb」や「LHS 1140 b」など一部の惑星では激しい間欠泉活動が起きている可能性があり、噴出した水や、水に含まれる分子の存

    氷の下に海が存在する太陽系外惑星はあり得る 一部は間欠泉活動を観測可能?