目次 古典というものの論争的な構成 現象としての「質」(クオリア)の性格づけ 記憶の性格づけ 純粋記憶はなにか まとめ 記述されたものは運動では決してない 実在している世界は見えているそのままである 『世界は時間でできている』を読むことで確実に理解しやすくなっている 物質と記憶 (講談社学術文庫) 作者:アンリ・ベルクソン講談社Amazon 古典というものの論争的な構成 『物質と記憶』という本は論争の書である。 『物質と記憶』にかぎらず、古典と呼ばれる本が多くそうである。 『統治二論』のような政治哲学だけでなく、たとえば『利己的な遺伝子』なども典型的に論争の書であるということは以前にも書いた。 完訳 統治二論 (岩波文庫) 作者:ジョン・ロック,加藤 節岩波書店Amazon利己的な遺伝子 40周年記念版 作者:リチャード・ドーキンス紀伊國屋書店Amazonthinkeroid.hatebl