見:イオンシネマ綾川 間違いなく言えるのは、これはボーナストラックなんだなということだ。何より映画1本の分量として、70分というのは短い。短いうえに、70分の中に学園時代最後のライブと、その後の彼女たちの姿を描いているので、どう考えても詰め込みすぎである。つまりこれは、何らかの続きのストーリーを描くものではなくて、「続きっぽいものを描くことで、とりあえずこのシリーズにケリをつける」ということなんだろうなということだ。(わざわざ10thって数字を打ってる時点で見る前からそう思っていたけどね!!) 70分でこの映画が試みていたことは主に二つ。一つはいちご世代の卒業をちゃんと描くこと。もう一つは、いちご世代の卒業後のリアリティを観客に見せることである。『アイカツ!』の本編が放映開始から約10年、本編の放映終了(あかり世代含む)からもすでに長い年月が経っており、そのため明確に当時のファンに届けるも