日本学術会議のダーウィン生誕200周年記念講演会.第1部,第2部は科学史家からダーウィンの業績とその社会.思想への影響についてのプレゼンだった. 第3部では総合討論がなされる.その前に科学史家ではないプレゼンターからのコメントがある. 第3部 討論「ダーウィンの現代的意義」 1)長谷川 眞理子(総合研究大学院大学教授): 進化生物学の立場から まずは日本進化学会会長の長谷川眞理子から.長谷川先生は一昨日から風邪をお召しということで,「昨年のプレダーウィンイヤーから2年間走り続けて,ダーウィンイヤー関連行事はこれが最後なので,何としても出席しなければと,手の平いっぱいの錠剤を飲み,栄養ドリンクも飲んできました」と挨拶. (一日も早い御快癒をお祈り申し上げます) コメントの内容は以下の通り ダーウィンの流れを受けたその後の展開(メンデル遺伝学との融合である総合説の確立後という趣旨だろうと思われ