インド・ニューデリー(New Delhi)のジャミア・ミリア・イスラミア大学(Jamia Millia Islamia University)で名誉文学博士号を授与されるのを前に手を合わせる、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ(Dalai Lama)14世(2010年11月23日撮影)。(c)AFP/MANAN VATSYAYANA 【11月23日 AFP】チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ(Dalai Lama)14世が来年、チベット亡命政府の指導者の立場から引退する意向を示した。仕事量や儀礼的な役割を減らすことを検討しているという。ダライ・ラマの報道官テンジン・タクラ(Tenzin Taklha)氏が23日、AFPに語った。 チベット亡命政府は1960年にインド北部ダラムサラ(Dharamshala)に拠点を移した。2001年には初めて亡命中のチベット人による投票で主席大臣を選出し