最低限の生活保障岡野内教授「21世紀の夢」講義 法政大学社会学部と読売新聞立川支局の共催による連続市民講座「絆(きずな)と縁(えにし) <つながり>を求めて 言葉・地域・地球・自然」の第3回が19日、町田市相原町の同大多摩キャンパス2号館(A棟)大教室で開かれた。今回は、岡野内正(ただし)教授が「地球人手当!?〜飢えと暴力をなくす特効薬〜」と題して講義した。 岡野内教授は、地球人手当について「最低限の生活が無条件で保障され、好きなことに従事出来る『ベーシックインカム』の考え方を全世界で実施することだ」と話した。 そのうえで、「最低限の生活は保障されるが自由な生活を送ることができない社会主義と、自由な人生を送れるが生活は保障されない資本主義を循環していた社会は、ベーシックインカムという新しい方向に向かうことが可能ではないか」と持論を展開した。 その後、世界の飢えや暴力の現状について、コンゴの