米国図書館協会(ALA)刊行の“Library Technology Reports”51巻4号で“Library Services Platforms: A Maturing Genre of Products”と題した特集が組まれています。著者は図書館システムコンサルタントのMarshall Breeding氏です。全5章で構成されており、Library Services Platformに関して、基本的概念、選択・調達の戦略、ディスカバリーサービスとの関係、主要製品(Alma、Kuali OLE、OCLC WorldShare Management Services、Intota、Sierra)、参考文献、という内容になっています。同号は2015年6月まではオープンアクセスになっているようです。 Library Services Platforms: A Maturing Genre
Kindleが頭の悪いセールをやっていてずいぶん時間とお金を使った。。 毎度のことながら突然セールが始まるので困る。こんだけKindle本買ってるのだからメールで知らせるくらいしてほしい。そして選書するのはいつも大変。今回は7万冊のリストを人気度でソートして上限の400ページまでチェックするというあほなこともやったりした(これでも16 x 400 = 6400冊なので1割弱しか目を通せてない)。Amazonさんには、まんがとそれ以外を分けることと、まんがを巻単位じゃなくてタイトル単位でまとめてることをお願いしたいところ。まあ、ふだんから気になる本はウィッシュリストに入れておけというはなしですが。。 技術書 前から欲しかったものをさくさく買った。 できる逆引き Googleアナリティクス Web解析の現場で使える実践ワザ240 ユニバーサルアナリティクス&Googleタグマネージャ対応 (で
先週九大で開催されたイベントの、逐次記録ではなくかいつまんだメモです。なお、今回は例年とは異なり「教材」がテーマに入っているのが新しいところ。とはいえ自分にとっては鹿児島大学の北山さんの事例報告がいちばんためになったのですが。 講演1:学術情報流通の課題と展望〜オープンアクセスと大学図書館〜 NIIの尾城さん。テーマは「大学図書館はOAジャーナルにはどう向き合っていけばいいのか?」というもので、もちろん話題はAPC。 まずは海外と日本におけるOAジャーナルの情勢をまとめていく。増加傾向にあるOAジャーナルは、DOAJによると現在1万弱タイトルが存在している。それにともない悪徳OA出版社の問題も浮上している(後述する『調査』では1割強の研究者が悪徳OAジャーナルに投稿していたという結果が出た)。日本では2012年に支払ったAPCの総額が8億円という見積もりがあったり、2013年にBioMed
【後日談】 library labsのsnowy0118さんに @hayashiyutaka Summon1.0と2.0ともに、 http://[図書館ID].summon.serialssolutions.com/document/show?id=[レコードID]で詳細画面にリンクを張れますよ。http://t.co/jA9joCaA9u— snowy (@snowy0118) July 22, 2014 とご指摘をいただき、確認してみるとたしかに! すんません。。 この形式が正しいパーマリンクのようです。 http://<図書館ID>.summon.serialssolutions.com/document/show?id=<レコードID>詳細画面を表示するように設定しているSummon(例えば佛教大学や鹿児島大学はそうなっていた)ではふつうにこのURL(後ろにクエリがつくけど)でレコ
さて、ALAですね。 そんなわけで、ProQuest社が6月25日付けでニュースをふたつ出しました。どっちかというとふたつめにびっくりし、記事タイトルに採用。 http://www.proquest.com/about/news/2014/Intota-Enables-Transformation-of-Library-Workflows.html http://www.proquest.com/about/news/2014/ProQuest-Improves-Access-to-Full-text-with-New-360-Link-Technology.html # 最近SerialsSolutions社のサイトは完全にProQuest社に移行しました。 Intotaのリリース ひとつめはSaaS型図書館システムIntotaをようやくリリース!というもの。 ProQuest toda
検索結果のトップレコードに変化が見られ、また日本語のレコードが増えたものの、依然として上位の3レコードは中国語のままである。 米国の大学は、日本研究の拠点として長く知日派を排出する揺籃となってきたと筆者は考える。しかし、米国のWSDにおいて、日本語での検索にも関わらず、検索結果に日本の学術情報が出現しなかったり(7)、他のアジア諸国のコンテンツに埋もれるという現状が続けば、日本研究の将来は相当危ういものになるだろう。とくに日本研究の中心となる、日本語の人文社会系の学術誌の電子化が、遅々として進んでいない現状を踏まえると(8)、その事態は非常に深刻である。 5.おわりに WSDに日本発のコンテンツの収録を推し進めることは、日本国内のエンドユーザに対するサービスの向上にも直結する、重要な課題であるのみならず、世界的な学術情報流通の枠組みのなかでも大きな意味を持つ。本稿では、WSDにおける日本語
ディスカバリーサービスの透明性向上のためになすべきこと Summon,WorldCat Local,Primo Central,EBSCO Discovery Service。膨大な学術情報をセントラルインデクスと呼ばれるデータベースに集積することで,高速な検索を可能にしたウェブスケールディスカバリーサービス(CA1772参照)が登場してはや5年になる。 現在セントラルインデクスは数億件から十数億件という規模に成長しているが,その中身は“不透明”である。ディスカバリーサービスの導入機関にとっては,どんなコンテンツが含まれているのか,抄録や本文まで検索できるのか,表示されているメタデータがどのデータベースに由来するのか,なぜこういう表示になっているのかなどが重要であるが,現状この点が曖昧である。一方,ディスカバリーサービスにコンテンツを提供する出版社やデータベース会社の側には,利用増加などの
電子書籍サービスで変わる大学図書館の業務と展望<報告> 2014年6月26日と27日の両日,オーストラリアのブリスベンにおいて,アジア・オセアニアの大学図書館員や研究者を対象に,エルゼビア社主催のeBooks Forum 2014が開催された。今回はChallenging the “norm”? Future Directions for eBooks(“規範”への挑戦:電子書籍の将来展望)をテーマに,日本,オーストラリア,ニュージーランド,カナダの大学図書館の事例報告や,エルゼビア社による取り組みの説明が行われた。本稿では,利用者のリクエストによって購入を決定するPDA/DDA(CA1777,E1310参照)による電子書籍のコレクション構築,および電子書籍の発見可能性(discoverability)とディスカバリーサービス(CA1772,E1563参照)について紹介する。 1. PDA
大学図書館の指導者層の意識調査(米国) 2014年3月11日,米国のITHAKA S+Rが,大学図書館の指導者層を対象とした意識調査の結果をまとめた“Ithaka S+R US Library Survey 2013”と題するレポートを発表した。ITHAKA S+Rは,大学図書館の戦略策定に資するための調査を定期的に行っており,4年制大学の図書館長を対象とした今回の調査は,2010年(E1175参照)に次ぐ2回目である。大学教員を対象とした“US Faculty Survey(E1427参照)”も2000年から3年毎に行われており,今回のレポートでは,2012年の調査結果が比較に使用されている。 調査は電子メールで行われ,有効回答数は499件,回答率は33%であった。調査内容は,戦略とリーダーシップ,予算と人員,学部生と情報リテラシー,蔵書構築,ディスカバリーサービス,学術コミュニケーショ
2015年2月23日、米国情報標準化機構(NISO)が、図書館資源のディスカバリについてのホワイトペーパー“The Future of Library Resource Discovery”を公開しました。NISOのDiscovery to Delivery (D2D) Topic Committee の委託を受け、ブリーディング(Marshall Breeding)氏が執筆したとのことです。 ペーパーでは、ディスカバリの現状についての概説、これらの技術・方法論・製品が今後の変化にどのように適応できるのかについての解説、現在のディスカバリのモデルの先を見通し、考えられる選択肢(特にLinked Dataに関して)の検討がなされているとのことです。 NISO White Paper Explores the Future of Library Resource Discovery(NISO,
2014年7月15日、ProQuest社は同社が提供するディスカバリーサービスSummonと、文献管理ツールFlowを利用者がシームレスに使うことができるよう、連携させたことを発表しました。この連携により、Summonで発見した資料をFlowに取り込んだり、Flow上で他の研究者と共有することが容易にできるようになるとのことです。 ProQuest transforms discovery and research management with seamless solution for researchers(Library Technology Guides、2014/7/15付け) http://www.librarytechnology.org/ltg-displaytext.pl?RC=19562 ProQuest® Summon + ProQuest® Flow: Seaml
米国図書館協会(ALA)の図書館情報技術部会(LITA)が刊行している“Information Technology and Libraries”誌の第33巻第2号(2014)に、ディスカバリーツールの比較評価を行った記事“Evaluation and Comparison of Discovery Tools: An Update”が掲載されています。 2011-2012年に実施されたライダー大学図書館による北米におけるウェブスケール・ディスカバリーツールの調査を参考に、14の主要なディスカバリー・ツールを対象に、“次世代OPAC”としての特徴と考えられる16の基準(図書館のすべてのリソースをワンストップで検索できるか、GoogleやAmazonのような最先端のインタフェース、書影やレビューなども含んだ充実したコンテンツ等)について調査した結果をまとめたものとのことです。 “次世代OPA
2014年2月、EBSCO社が、同社のウェブスケールディスカバリーサービスEBSCO Discovery Serviceの新機能Research Starterをリリースしました。これは、検索結果画面の中央最上部をプラカードエリア(Pracard Area)と呼び、そこに5万以上のトピックから検索結果と関連する情報をコンパクトに表示するものです。The Digital Shift誌の解説記事によると、Salem Press、Encyclopedia Britannica、American National Biographyなどが情報源として使われているようです。 EBSCO Rolls Out New Research Starters Feature for EDS(The Digital Shift 2014/2/26付記事) http://www.thedigitalshift.c
九州⼤学附属図書館の ディスカバリ・サービスとメタデータ管理 九州⼤学附属図書館 図書館企画課 企画係(システム担当) ⾹川 朋⼦ 2012-10-20 1 情報組織化研究グループ⽉例研究会 本⽇の内容 • ディスカバリ・サービスのコンセプト – Cute.Search / Cute.Catalog • eXtensible Catalogの仕組みとCute.Catalog – eXtensible Catalogの概要 – Cute.Catalogにおけるメタデータ管理 – エンリッチメント – スキーマ • 今後の課題(計画) – FRBRへの対応 – Linked Open Dataへの対応 – 資料種別を超えたメタデータ管理 – 重複レコード除去への対応 2 本⽇の内容 • ディスカバリ・サービスのコンセプト – Cute.Search / Cute.Catalog • eXten
Empower breakthroughs, one search at a time. WorldCat Discovery helps people navigate their research journeys to find and get resources from your library and libraries worldwide. The service balances technical advances and ongoing research with extensive user input and testing to keep pace with your library's changing needs. Beyond the search. Results. Connect people to the resources they identify
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