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2010年3月29日月曜日

福岡ユビキタス特区視察団

■Net 福岡ユビキタス特区視察団

岐志漁港。網にカキの貝殻をこう乗せましてね、炭火で炙ると、パチンとはじければ、もう食べどきです。ぷりぷり、ほくほく、おいしい。福岡です。
ユビキタス特区の実験を視察に来て、見て聞いて歩いて試して、やっとここで一休み。放送、コンテンツ、ソフトウェアなどなどツアー参加者70名。
現地に来て初めてパンフを見たところ、「中村伊知哉教授と行く福岡ユビキタス特区視察団」と銘打たれていてエェー恥ずかしいよ。みんなそんなタイトルで社内稟議切って出張費出したの?

吉田福岡市長にツアーの趣旨をご説明してから、まずは地下街。この市街では、ソフトバンク子会社のコメル社が500台のデジタルサイネージに公共情報やソフトバンクホークスの情報を提供していることで有名ですが、今回の注目はIPDCです。6セグメントの放送波を使い、iPhonePSPIPで情報伝送。西日本新聞やSTORYの紙面がそのまま読めます。あれ、涼しい顔して、これって「AMIO」じゃないの?「はいそうですAMIOですもうできてます」(CSKシステムズ宮島さん)。やってるねー。

次は、福岡タワー。20年前にこれが建設されたとき、ぼくは郵政省の地域通信振興課で担当しておりました。立派になられて。そこから発射されるIPDCの実験も画期的。1セグの放送波にIPを乗せて、オモテでは映像コンテンツ、ウラではその曲の着うたデータを送ります。オモテの映像コンテンツ内の「ダウンロード」ボタンをクリックするとウラ面をキャッチし、ケータイ端末にデータがダウンロードされ、蓄積されます。そして通信でカギを入手し、課金処理を行って作業完了。無料放送ストリーム+データ蓄積放送+通信課金認証の組み合わせ。これは世界にないモデルですよねー。

バス・サイネージ放送も世界初モデルでしょう。西鉄バスの車内前方に設置されたサイネージ端末が小型アンテナでIPDCを受信。画面左には、次のバス停「ヤフードーム前「福浜二丁目」の表示。右側にはサイネージ実験放送。観光案内、nimocaキャンペーン、動物クイズ、手を洗おう。静止画だったり動画だったり。これって、放送って言いつつ、特定バス向け通信ですよね?
まことに福岡はいい仕事してます。
文字情報もあります。読売新聞ニュース。そこに流れた衝撃情報。「北朝鮮デノミ失敗で責任者銃殺」。
いやぁ仕事は命がけでせんといかんのですな。

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