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はてなキーワード: スタンプラリーとは

2025-01-07

御朱印もまともにやれねえのか!

この年末年始に散々神社仏閣行ったが三が日がすぎちまうと留守にしてるとかが多すぎだろ

神社神主兼業してるとかなめてるし

寺の住職多忙いねえとかふざけんな

何回言わせりゃわかるんだ

お前らこっちは遠路はるばる御朱印のためにお前らんとこにいってんだろうが!

神も仏もお前らみたいな怠惰クズに呆れてるぞ!

折角御朱印もらえるからって向かってみたら貰えないだぁ!?

ああああああ!?

なめてんじゃねーぞ!!

何のために参拝してると思ってんだボケ

御朱印だよ御朱印!!

御朱印がねえならいくわけねえだろ!!

こっちは貴重な時間を割いてお前らの神社仏閣にいってんだろうが!

スタンプラリー感覚じゃねえんだよ!

俺はきちんと証となる御朱印を貰いにいってんだ!

昨今は神社仏閣で金がねえだの言ってるくせに御朱印もやらねえならあたりまえだろ!

御朱印なんて書き置きでもできんだろ!!

誰もが貰えるように効率的にやれ!

2024-12-17

anond:20241217165416

天下の任天堂ゼルダの伝説をあげて海外向けのスタンプラリーを盛り上げて推奨してるんだが?

デジタルスタンプラリー地獄

地元観光協会が、デジタルスタンプラリーなるものを始めた。

QRコード掲示しておいて、それらを撮影して、何スポット回ったか最後観光協会に行くと記念品地域商品券がもらえるというものだが、

その紹介ページが地獄

恐らく順番に加わっていったであろう赤文字の警告がこんな感じ

やっぱり観光業なんてクソなんじゃねーかなって。思ったっす。

2024-12-08

彼女美術館博物館好きでつらい

時間無駄すぎてつらい。

ほぼ並んでる時間じゃん。周りゴミゴミしすぎ人多すぎで雰囲気へったくれもないじゃん。

あと何がきついって見たものから何も吸収してねえことだよな。

なんなら展示物見てないまである

美術館に行った」とか「博物館行った」とか、

「〇〇特集見た」というスタンプ手帳に押したいだけ。

展示物の話も歴史の話も技術の話もできないし、こいつなんなんだよ!ってキレそうになる。

くっだらねえ「やったこリスト」みたいな人生スタンプラリーに付き合わせないでくれ。

でも巨乳なんだよな。それだけで七難隠してしまう。

助けてくれ。

2024-11-18

anond:20241118100223

同大社は「御朱印きっかけに信仰に興味を抱いてもらえれば」とするが、

中には御朱印帳ではなく大学ノート御朱印をもらおうとするなど「スタンプラリー感覚」で集める参拝客もいるといい、戸惑いを隠せない。

大学ノート御朱印は辞めてくれという話であって、

御朱印帳でスタンプラリーは辞めてくれということではないかと。

anond:20241118100311

あー、はいはい、博識アピールありがとう!『江戸時代の六十六部廻国巡礼御朱印帳の起源』ね~、すごい知識だね~。でもさ、その豆知識、実生活で何か役に立つのもしかして御朱印集めてる自分文化人だとでも思ってる?

結局、江戸時代の人たちは信仰心でやってたけど、今は観光ついでのスタンプラリーじゃん。起源がどうとかドヤ顔で語ってる間に、せめて次の週末の予定くらい考えたほうが有意義じゃない?まあ、その豆知識で『おっ詳しいね!』って褒められたいのかもしれないけど、相手の顔が引きつってないか気をつけてね~。

anond:20241118095721

いやーでも前にツイッターで坊さんが、御朱印帳をスタンプラリラリ感覚で集めるなって怒ってるの見たよ。

↓みたいなやつ。ガチスタンプ帳扱いはどんな気持ちで受けてるんだろう。

御朱印集めはスタンプラリーか…「参拝が軽視される」ブームの裏で寺社から危惧の声

https://www.sankei.com/article/20170905-EREEV2N4AJPZJOQ3ZJO6YTD4MM/

2024-11-09

たか

ワイが深夜にスマホデジタルスタンプラリーしていた同時刻に

バイトしてる奴も近くにいたという事実

2024-10-15

スタンプラリーのはんこ置き場のある建物の前にライダー集団タバコ休けいしてた

建物はいる気力がかなり失せた

喫煙者の間を通り抜けて建物に入ることは避けられないこともありますが、タバコの煙は多くの人にとって不快ものです。

特にオートバイクを趣味とするというだけでも人としてアレなのに、しか喫煙してってダメさ加減がより顕著になります

受動喫煙問題は深刻で、健康への悪影響が科学的に証明されています

日本では、受動喫煙を防ぐための法規制が強化されており、多くの施設公共の場では禁煙原則となっています

喫煙ライダーは、シーシャバーのような指定された場所でのみ喫煙することがつよく求められています

アソコの道の駅ライダー駐輪禁止にしたらいいのに( ^ω^)・・・

2024-10-14

伊勢崎市に行ってきたよ

「日常」コラボしてるということで行ってきたんだけど、マジで日常オタクしか居なくて日常効果エグいな〜って感じ

伊勢崎中心市街地とされる場所スタンプラリーとかやってるんだけど、地域住民なんかほぼ居なかったよ

お買物ラリー対象になってる和菓子屋とかは昼間に来る若い客=日常ファンみたいな認識だったし

伊勢崎市さんこれは日常コラボし続けるしか無いんじゃないでしょうか

しかし一応関東に含まれ20万人都市車社会化・市街地空洞化があそこまで進んでるとはね……東京からの直通電車がほぼないのはキツいかもね

2024-09-14

社会の役に立ちたくて公務員になったけど、10年やって思ったのは「ここは社会で最も役に立たない奴らの職場だ」ということ

自分たち無駄ルール増やしてその処理にてんやわんやしてるマッチポンプ業務が多すぎる。

ITのこと微塵もからないまま「とくにかく怖いから全部駄目🚫」で今時メールもロクに使えずFAX中心で仕事してたりして業務効率がクソすぎる。

偉いおじいちゃん達がデジタル承認をロクに使えないかアナログ押印でスタンプラリー未だにやってたりで本当に気が狂ってるよ。

民間企業だったらとっくに潰れてるような仕事の仕方してるから人がいくら居ても足らないし、人が辞めていく側から情報流出を防ぐために個人情報部長しか触れないようにしましょう。必要とき部長に見せてもらって目コピで覚えようね」みたいなこと言い出してるし。

トップの脳が完全に腐ってる🧟・・・

こんな職場で何頑張っても結局はトップ連中の無意味な保身ごっこに突き合わされるだけで社会に何の貢献もできねえ。

学生時代にしてたスマホ屋のバイト情弱から金を毟り取るだけで人類に何の価値も産み出してない詐欺師まがいだった反動で「社会に対して何か価値提供できる仕事につきたい。その確信を持って働きたい」と公務員になったけど、情弱共に使い方教えてその分のサービス料は意味不明なサブスク補填するって形で社会に食い込んでるスマホ屋の方がまだマシだったか・・・

自分毎日頑張ってやってることのうちで何割が社会に対して本当に意味を齎しているのか考え出すと10%も無いんじゃないかって気がしてくる。

やってる仕事の大部分が自縄自縛保全管理ゴッコでしかないんだよな。

そんでいざなにか起きたら「オラオラ地域住民のためだぞ」と言って民間企業から設備や労力を無償提供させてばかりでヤクザと何も変わらねえし。

技術担当者技術知識はなく「この会社の人に頼めば無償でなんかやってくれる」ということだけ知ってるだけだし、事務員達はそういうった担当者名前を覚えているだけの電話交換手ばかり。

何の能力もなく、何の価値も生み出せず、ただただ公務員という地位を盾にして地域住民から労力を奪ってはそれに税金というブースターを取り付けて再分配してるだけ。

職業としての方向性じゃ女衒あたりと似たようなもんなんだろうね。

悲しくなる。

10年働いたけど、社会人として価値のある技術を身に着けた感覚もなければ、社会人として自慢できるような経歴もない。

こんな無価値人間なっちゃうとは思わなかったなー。

本当に大失敗だ。

10年前の自分をぶん殴りたい。

今、就活やってて気の迷いで公務員受けてる子に言いたいんだけど、「今スグ公務員なんて辞めて興味のある分野の小さい会社にでも潜り込めるように就活頑張ったほうがいいよ」

10年後に後悔するから

2024-09-11

anond:20240906193338

世の中の自然恋愛してる人達って、一部の陽キャの極みは除いて、「人生経験」と恋愛を交換している気がするんだよな。

人生経験っていうのは別に大層なことじゃなくていい。ただ相手がどんな人間かを端的に知れるエピソードがあって始めて、「惹かれる」ということができるんじゃないかと思うんだよ。

じゃあどうやったら人間的な深みが得られるかというと、「いつもと違うことをしてみる」ということの積み重ねなんじゃないかな。

世の中で知らないことをちょっとずつ減らしていくつもりで、スタンプラリー感覚で今までと違うことに挑戦してみる。

たとえば、期間限定の味に挑戦してみるとか。

お金をかけなくてもいい。通勤時にいつもとちょっとだけ違う道を通ってみるとか。

それは結局、卑屈な考えを少しずつ改めるきっかけにもなる。その「ゆがみの少なさ」は、確実に魅力になるし、相手にも伝わる。

具体的なメリットとしては、相手と話す時に話題に困ることもなくなるだろうね。

自分の引き出しが増えたら、最終的にはパートナーを持つことへの執着も薄れて、1人でもいいと思えるようになるかもしれない。

自分を救うためにも自分の幅を広げていくのは結構具体的な策だと思う。

2024-08-19

anond:20240819065208

でもマッチングアプリ海外旅行アピールしてる女って例外なく映えスポットスタンプラリーやってるだけだからなあ

話聞いてもネットに100万枚くらい転がってるような写真を見せられるだけ

撮り鉄に同じ構図のでんちゃの写真見せられるようなもんだよ

2024-07-13

観る前に前回までの思い出さないとなぁとか、ちょっとハードルが高くなって観てなかったエヴァラストを、ようやく観た。

Amazonプライムデーのスタンプラリープライムビデオを見るタスクがあり、他に見たいのもなかったので完全に義務として観て、

戦闘シーンもそんな観たい気がしなかったので耳をメインに最後まで観たら、なんの感慨もなく消化でき、心穏やかに終えられて良い感じだった。

2024-07-05

LIVEにアクスタを持っていくのが理解不能」←哀しいぐらい文化教養に乏しいよね

LIVEにアクスタを持っていく意味は主に3つ。

1 自分記念撮影に使う。

2 友達との記念作成分身として使う。

3 LIVE場の空気を吸わせることでアクスタの『徳』を育てる。

これ理解できない人って、お遍路の人がスタンプラリーしてるのに対しても「スタンプ集め必死すぎワロタwww仏閣に集中しろよwwww」みたいな勘違い起こしてそう。

持ち歩くことでアイテムの霊的エネルギーを高める霊媒的発想は推し活において大きな意味を持つんだよ。

科学的に意味があるのかではなく儀式的に呪術的に意味があるってことね。

心の活動に関わる分野において「科学的に意味ありますか?」「コスパ悪くね?」みたいなのは全部鼻で笑われる門外漢戯言から

2024-03-24

旅先チェーン店の楽しみ方

度々、旅先でのチェーン店がアリかナシみたいな論争があるので

アリ派のわたしの楽しみ方をまとめてみた

多分、一般的なアリ派とは違う

方言を楽しむ

地方チェーン店に行くと同じ見た目同じ品揃えなのに、店員の喋り方が違う。居酒屋チェーンとかなら客も地元民ばかりですごい方言を聞けて楽しい観光客向けの店では聞けない)。

別に個人店でも方言は楽しめるのだが、見慣れたチェーン店で独特のイントネーションを聞くのが楽しい

個人的には高速バスで早朝の東京駅についたときに、外国人店員(しかもいろんな国籍)しかいないマクド朝マックを食べるのが東京に来た!って感じで好き。(地方なので近所のマクドは半数は日本人だし外人ベトナム人しかいない)

ご当地メニューを楽しむ

全国区チェーン店でも地域によってご当地メニューがあったりする。私はココイチ地域限定メニューが好きで出張で食った長岡新潟ブラックカレーが好きだった。

フランチャイズを楽しむ

ご当地メニューみたいなもんだが、フランチャイズ営業チェーン店フランチャイジーによってメインのメニュー以外全然違うかったりする。なので他地域店舗に入ると主要メニュー以外は全然違うメニューがあったりして楽しい。これは飲食店だけでなく、コンビニとかでもオーナー趣味ガンプラが置いてたりとか酒がアホみたいにあったりとか結構楽しい

グローバルに楽しむ

海外マクドナルドなんか行ってるとなんでわざわざ海外マクドなんだよと言われたりするんだけど、海外マクドナルドを食うことで物価感とかが掴みやすくて、初めての国ではマクドに行く。あと、やっぱり国によってメニュー全然違うので楽しい

スタンプラリー的に楽しむ

以前スタバ47都道府県フラペチーノとかやってたけど、勝手47都道府県のチェーンに行きましたキャンペーンをするとただのチェーン店にも目的意識が生まれて楽しめるよ。

地方限定チェーン店に行く

全国チェーンといっても、近場にないチェーン店結構存在する。例えば南九州にはサイゼリヤがなかったり。静岡にさわやかを食べに行く気持ちサイゼリヤに行く人もいるということ。他にも遠い地域地元チェーン店に行くのも楽しい関西では数キロごとにある王将東北には殆どなかったり、異邦の地で食べる地元の味も良いものです。

わたしの楽しみ方はこんな感じ。もちろん個人店も良いんだけれどチェーン店も楽しむ気があれば楽しいよって話。

2024-03-20

anond:20240320093951

海外旅行好きの女性って何か特徴ってあるのかな。

そういえば旅行好きにしばしばみられる行動として、訪問場所の事前チェックがある、とふと思った。

国内海外わずだし、男女問わずだけど。

旅行に行く前の準備行為として、絶対に逃すべきではない場所食べ物を入念にチェックする。

現地でセルフィを撮って、インスタなどSNSで送る、という行動、最近では、インバウンド来日する外国人にとてもよくみられる光景だ。

映え写真をとっては、憧れのいかにもNIPPON!な光景に興奮して即座にSNSで送る。

旅行好きの人たちにみられるこれらの行動は、スタンプラリーとほぼ同じ意味を持つ。

日常との差異体験やよその世界ちょっとだけ繋がったりできたことの証明自己顕示が欲しいのだ。

その意味で、他の人のインスタと同じ構図で撮影することが現地に到達したこと証明するうえでとても重要

このような形で消費される、「日常では手に入らない新しい体験」は、要するに、「ごっこ」であり、エコツアーにしてもアグリツーリズムにしても何しても、

現地との関係性を一瞬だけ体感できる、という意味で、旅行者が憧れていた「日常との差異」や「関係性」を消費する行動なんだろうな。

さて、それが近年の傾向なのか?というと恐らくそうではなく、これは、かつての絵葉書を送るというスタイルから変化した形で、

東海道五十三次時代からそうであっただろうし、男女にも差がなく、古今東西それほど大きな違いはなさそうだ。

日常との差異を消費し、疑似的な関係性に癒されるというのは、昔からあったのだろう。

ところで、僕は男性で、わりと旅行好きというか、仕事柄、年がら年中、スーツケースをころがしている。

そんな男性立場からみて、女性のほうが傾向として強く、逆に男性に弱いことでひとつだけ思い当たることがある。

それは、旅先で一時的体験する関係性を、その後も持続させようとする傾向だ。

旅先で知り合った人とその後も連絡を取り合ったりとする傾向は女性のほうが強い気がする。


「おもいでぽろぽろ」というジブリ高畑勲監督映画(1991)がある。

都会育ちのOL女性田舎暮らしに憧れる、というところからスタートするこの物語は、農家体験をしてゆくうちに気持ちが変化し、

最終的に田舎暮らし決断するところで終わる。

この映画場合、旅先の地に女性を迎え入れる男性やその家族という存在があるが、

いろいろふりかえってみると、必ずしも現地にそのような迎え入れるひとや団体がなくとも、旅先で憧れた現地に、そのまま飛び込んでいく女性というのをアジアアフリカ中南米でしばしばみてきた。

かつて、「なんでこんなところに日本人」という世界の片隅で暮らす日本人を紹介するテレビ番組があったが、その番組で紹介しているのも、若い女性の活動が目立っていたように思う。

「男女差」という視点で、いろいろ参考情報をみていくと、例えば

海外留学の男女比も女性のほうが10ポイントくらい高いのだそうだ。

また、男女管理職別で見ると、男性は自社内のキャリアアップ意向が高いのに対し、女性男性よりも転職でのキャリアアップ意向が高いのだという。

男性女性よりも保守的で、外に関心がない、という傾向はそこから見て取れるのだが、

だが!しかし、、、、

果たして、そんなふうに男女差を単純に断じていいのか?とも思う。

それでも確証はないけれども、これらの数字が出ている以上は、それにむすびつく何かしら男女差のような背景はありそうだ。

まずは、男女共同が叫ばれつつも今をもって日本男性社会であるという事実から出発してちょっと考えてみる。

突飛な発想かもしれないけど、1970年代初めごろの歌謡曲で「瀬戸の花嫁」という歌を思い出した。

瀬戸内海小島へ嫁が嫁ぐ様・心情と、新生活への決意が歌われている。

あなたの島へ お嫁にゆくの 若いと誰もが 心配するけれど 愛があるから 大丈夫なの」

当時、女性が他の家に嫁ぐということは、程度の差こそあれ、この歌が表現しているように、

ホームからアウェイに飛び出してゆくことであり、その後一生アウェイで暮らす覚悟必要だった。

アウェイといえば、ドラマおしん」(1983年)。朝の連ドラとしては異例の一年間の長編ドラマとなった「おしん」。

そこでは、さらもっと幼少のころから嫁ぎ先へとひたすらアウェイ過酷人生が描かれ、しまいには終戦時に夫が自殺し、どん底な半生が半年くらい描かれている。物語の後半では、敗戦後、残された子供を抱えて女手ひとつ小売店を立ちあげ、自立してゆき、やがて息子へ引き継いでゆく姿が描かれ、多くの女性共感を呼んだ作品だった。

孫までいるおばあちゃんとなったおしんだったが、このドラマは、事業を引き継いだ息子が無謀な事業拡大を始めたことで経営リスクに直面し、育て方を間違えたと自信を喪失したおしんが、過去を振り返るために原点である山形への旅に出るというシーンから始まっている。一年近いドラマの終盤300話くらいから、その伏線を回収し始めるという、息の長いドラマで、橋田壽賀子、すげえという感じしかない。

アウェイ世界でたくましく生き抜くおしんとは対照的に、登場する男性はどいつもこいつもダメな男ばかり、というのも印象に残った。(補記:特におしんの夫は軍組織に尽くし、結果として多くの命を亡くした責任を感じて自殺したという筋書きだが、拠り所となる国家、軍などのホームベース敗戦により瓦解したことのショックが実際のところの引き金だろう。)

「嫁ぎ」に象徴されるように、簡単に引き返せないような事柄に身を投じる女性エネルギー、勇敢さ、芯の強さは、男性社会のなかで女性文化的に育まれものなのかもしれない。

昨今では、結婚就職になぞらえる向きもあるけれど、かつての日本社会はいったん他の家、姑の支配下に入ったら最後、そんなに生易しい現実ではなかったはずだ。

一方で、男性は芯がないくせに保守的で臆病だ。外の世界渡り歩いていて、仮に失敗してもギリギリホームグラウンドにもどってこれる、みたいに何か安全弁のようなもの男性社会のものが仕組みとしてもっていた。だからその範囲しか外に出歩かないのだ。ふるさと家業を継ぐなんて選択肢が30代くらいの人生の岐路に用意されているとかね。逆に成功を収めれば、故郷側が自分をほめてくれる。【故郷に錦を飾る】というのは男性的な価値観だ。

女性はというと、嫁ぐにしても出戻るにしても自分の居場所を確保するには厳しい世界

「嫁ぐ」という習慣、因習宿命からまれた、抑圧されてきた女性の生きるエネルギーが、むしろ社会を変える力になってゆく。

山崎ハコの「望郷」で歌われる故郷は、帰る家もない、戻るに戻れない場所としてうたわれた。これは失敗すれば帰って慰めてくれ、成功すれば褒めてくれる男性故郷観とは対照的だ。これはなかなかパラドックスだと思った。

翻って、旅行好きの女性について思うことは、ホームグラウンドからアウェイ世界に飛び込むという意味

かつての日本によくみられた嫁ぐという宿命と旅は似たところがある。嫁ぐ行為が違うのは、それが片道切符であり、二度と戻れない覚悟必要だということだ。

若い女性にとって、日常空間から飛び出す、という旅行体験は、やがては「嫁ぐ」という運命現実世界で待ち構えていた時代には、疑似的に自分覚悟能力を試す場としてより大きな意味があったかもしれない。

嫁ぎ先である日本社会日本人男性漠然失望している場合希望がもてなければ、いずれにしてもアウェイ世界で生きる宿命ならば、

いっそのこと、旅先の現地でとどまって残りの人生を過ごすことも選択肢としてはあり、くらいの感覚深層心理にあるのではないか妄想する。

一方で、男性のほうは、ホームグラウンドである故郷というもの概念として存在していた時代は、旅というのは、違った意味を持っていたと思う。都市に何世代も定着した人口が急増したここ四半世紀より前の20世紀の話だ。

かまやつひろしの歌で「どうにかなるさ」というフォークソングがある。

「見慣れた街の明り 行くなと呼ぶ」

この世界観は、瀬戸の花嫁のようなアウェイ世界で生きる覚悟は感じられない。アウェイでもどうにかなると思っているのだ。

なおかつ、ホームグラウンドを出て行ってもなお、ホームからかい視線旅人である自分に向け続けてくれていると信じているのであり、「男はつらいよ」のフーテン寅さんとほぼ同じ世界観だ。ボヘミアンを気取って出て行っても、いざとなったらただいまといって帰れる場所がある。

そういえば、寅さん映画も、旅先での関係性を持続できないということがひとつの大きなテーマになっていることに気がついた。


民俗学者宮本常一は、故郷を捨てて放浪する旅人考察した文章のなかで、そうした旅人

地元を去って放浪した末に、やがてひょっこりと故郷に戻ってきて、旅先で得た経験や新しい知識を広め、地域活性化寄与する機能果たしていたことを、

世間師という言葉表現した。フーテン寅さんのことを考えていたら、そんなことも思い出した。

世間師というのは、故郷側の人間が出戻りの人間に対して名付けた呼び名で、一種の敬意が込められている。

嫁ぐということが待ち構えておらず、ゆくゆくは地域社会リーダーシップをとっていかなければならない男性潜在的意識として、旅は武者修行であったり、広く見聞を広め、世の中の解像度を上げるための行為だったのかもしれない。会社組織が全国各地の赴任経験を重視しているのも同じ価値観といえる。

かつて東南アジアへのセックスツアーなどがあったように、赴任先、旅先で恥をかき捨てるのも主に男性だ。

男の旅というのは、ちまちましたもの火遊びのようなもの。家から離れて外の空気を吸いたいというものだ。近所のスナックだったり、家庭が壊れないようにという不安があるからまり大きなことはできないが、脇が甘いから夫が捨てたラブホテルマッチを妻がゴミ箱から発見してしまう。やまだ紫の「しんきらり」という漫画では、そんな情景が描かれていたのを思い出した。

しかし、この四半世紀、女性社会進出や、結婚観は大きく様変わりし、嫁ぐということを前提としない将来像を女性模索する時代になった。

テレビドラマも、90年代以降、女性社会進出を反映して、トレンディドラマ代表されるように、キャリアウーマンがオシャレなレストラン食事する、みたいなシーンが増えた。

東京ラブストリーとか。憧れのロールモデルが描かれるようになったということだ。ドラマ世界にあこがれる、ということが90年代まではあり得た。

しかし、現実女性社会的地位はどうだったかというと、総合職課長以上に登れるのは一握りで、相変わらず賃金格差があり、お茶くみやらと男性社会における旧態依然とした女性役割押し付けられていたのが現実だ。その現実90年代ドラマショムニ」でよく表現されていたように思う。

しかし、さら時代は変わって、憧れの東京に向かって、急速に人が流入しつづける時代は終わりつつあり、受け入れるキャパもなくなってきた。「おもいでぽろぽろ」の主人公少女時代1970年代)は、都会の夏休みラジオ体操に二人しか参加していないほど、ふるさと田舎そもそも持たない世帯が少なかった。今では想像もできない光景だ。

中長期的には東京一極集中トレンドは変わらないものの、それは不動産価格トレンドに連動したもので近隣県から流入が中心。一方で、田舎というベースをもち帰省必要な人というのは減っているのではないか首都圏の人は首都圏世代を重ねるし、地方の人は地方価値見出し仕事をみつけ、結婚し、次世代を育てる、という人口流動の安定期になってきたようにも思う。帰省という形でつながっていた地方ふるさとホーム)との関係が途切れてきているといってもいい。

そうなると、都会の人間地方に見出す価値というのものというのは、失われた関係性そのものに重きがおかれるようになるのは自然なことだ。

その結果、その後に続くドラマの傾向としてみても、(都会で活躍するキャリア女性理想像ではなく、もっと実態に即した現実を映し出す、自分探しのようなドラマが増えていったように思う。

一昨年のドラマファーストペンギン」とか「ユニコーンに乗って」なども、スタートアップ企業テーマ女性自画像模索した作品で、近年の傾向を象徴しているように思えた。

ファーストペンギン」のように地方移住テーマにした作品は、アウェイ環境女性ポテンシャルを試そうとするという意味では、「嫁ぎモデル」の延長線上にあるような気もするが、都会との関係性が交錯しながら物語が進むところに、考えるヒントを与えてくれるドラマではあった。


そんなことをおもった。そもそも旅行の話からはかなりズレてしまったけれど、女性が旅に何を見出しているのか、というのは女性人生観ということと絡めて考えてみると、興味深いテーマだとは思う。

とりとめもないメモです。

補記

上記の書きなぐりをAIが次のように要約したので感心した。ここまで断言できないからゴチャゴチャ書いてたのに。

旅行好きの女性の特徴と男女差

旅行好きの人々は、事前に訪問地の情報をチェックし、SNSでの共有を楽しむ傾向がある。これは、日常からの脱却と、新しい体験への憧れを表している。特に女性は、旅先での関係性を持続させることに価値を見出すことが多いようだ。

歴史的に見ても、男女間で旅行に対するアプローチに大きな違いはないものの、女性はより積極的に新しい環境文化に飛び込む傾向があると言える。これは、社会的な役割や期待に対する反応として、女性自己実現のために旅行を利用していることを示唆している。

一方で、男性はより保守的で、旅行を通じて得た経験故郷に持ち帰り、地域社会に貢献する傾向がある。これは、男性社会的なリーダーシップを担う役割を果たすことが期待されているためかもしれない。

故郷と都会の関係性の変化

現代日本では、故郷と都会の間の伝統的な絆が薄れつつある。かつては、人々は故郷を離れて都会で働き、定期的に帰省することで地方とのつながりを保っていた。しかし、今では都会で生まれ育った世代が増え、地方への帰属意識が低下している。これにより、都会の人々が地方に求める価値は、失われつつある関係性そのものになっている。

この変化は、地方と都会の間の人口流動の安定化を示しており、それぞれの地域価値見出し生活を築く傾向が強まっている。結果として、地方への憧れや関係性の再構築は、新たな形での自己探求や社会的な動きに影響を与えている。これは、女性旅行を通じて自己実現自己探求を行う動機に影響を与えていると考えられる。

旅行は、日常から一時的な脱却を提供し、新しい環境文化に触れる機会を与える。特に女性にとっては、旅行自分の居場所を見つける手段となり、故郷とは異なるアイデンティティを探求するプラットフォームになることがある。

2024-02-19

anond:20240219105410

そもそも新潟観光に来るとかイカれてんな

特に見るべき物もなくない?

佐渡ならわかるけど

と、新潟県民はみんな思ってるし、まんがアニメ文化もそれほど気にして無い

るろうに剣心キャラクター名になってる土地スタンプラリーとかやったら面白そうだけどなー

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