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2024-12-28

金融系のシステム開発炎上)で働いてた時の話とヤバい上司の話

時期については2020前後を想定していただきたい。

当時は新卒2,3年内で若く、会社体制とかSES的なルールに疎かった。辞める時まで上司労働被害者からと強く責めない方向で考えていたが、どうもそうじゃないという事に記憶の整理をしているうちに気づいた。第一会社が異常で一番悪いけど、後年思い返すと上司も同レベルで罪があるとしか思えない。退職後にその上司とやり取りした際に、その上司はその点を全否定してめちゃくちゃな返答をしてきたので、その点にまつわる話を公開してみたいと思った。

登場人物組織

・某有名SIer

みんなが知っているあの有名なSIer

何人かはこのプロジェクトアメリカにも行っていたかSIer関係者はこのPJでのトラブル事件絶対記憶しているはず。

ちなみに、このプロジェクトでバックレ辞めした若手が一人いたのを覚えている。

それくらいひどい現場だった。

ブラック下請企業(X社とする)

残業代未払い、ハラスメント横行など普通に問題のある企業

こんな企業だけどSIerのコアパートナーに指定されていてSIerから信頼されている。

田舎県の会社だけど、社員上京させるというメリットだけはある。それ以外はひたすら悪を極めんとする企業田舎県と書いたけど、どこの県か書いたら即特定となるため伏せておく。


・同僚Y

当時新卒1年目

愛知県出身田舎県の国立大院卒(情報系)

転職して情シスっぽい仕事で働いているとか言ってた記憶


上司Z(プロジェクトでの会社代表

当時新卒から5年目か6年目?

京都府出身田舎県の国立大工学部卒(学部情報系ではなかったと聞く)

たぶん現職。タイトルにした上司とはこの人物のこと。この記事ではこいつが如何におかし判断をして私や同僚Yを使い潰したかという点を強調している。

悪性は会社の方が当然高いけど、イカれ方としてはこの上司Zがずば抜けていると思う。

・筆者

当時新卒2年目

田舎出身私大工学部卒。

今は優良なWeb企業転職して安定を築いている

金融系のシステム開発PJ概要

私が最初にやる案件ソースコードを取得した際(gitではない)に、引数もなしの普通の条件の実行でエラーになる(勿論バグレベルのひどさ。

IT以降で単体テストレベルバグ頻出などもよくあった。


炎上12連勤を2回経験したし、5回近く徹夜した(残業代休日出勤手当未払いで)。


食堂の悪すぎる空気(席がないケースもある)、混みすぎるエレベーターキャビネットを3人で一つを使うなど環境も最悪。

ノートPCメモリは4G、勿論HDDで処理落ちしながらの作業だ。

ちなみに品川社畜側を通って行くところにあるPJ

私の参画時から典型的偽装請負体制スタートしていた。

同僚Y、Zが1ヶ月前から参画しており、私の参画でX社は計4人となった。

もう一人いたX社プロパー社員というのは入社経緯不明の50代?社員能力カス。でもエンジニア経験は30年近くあるという謎社員存在価値がアレなのであまり突っ込まない。

上司Zは説明不足が過ぎたので、現場に入った時はこの老齢社員リーダーだと思ったが、違って上司Zがチームリーダーだった(経験30年あってリーダーになれない人ってなんだろ)

最初からX社から参画したメンバーが別々のチーム(他の会社ちゃんぽん)で最初から働くことになる意味不明さ。そんな状態なら私を呼ばずに撤退することを目指すべきなのに何故か継続が目指された。


この継続判断が誰によるものかで後年揉めており、後で触れていくが、X社がゴミカスなのは間違いない。


■X社は火消しのために参画していたという話

同僚Y、上司Zから最初、「スポット対応の火消し」「数ヶ月で抜ける予定」という説明を聞いていた。後年、Zと連絡した際もその点は否定していなかった。PJ概要で述べた通り、X社は1チームでシステムの〇〇部分を担当するみたいに働いているわけではなかった。なのでX社の対応範囲人手不足という概念がないはずなのだ


あいつぐ増員要請

X社に対して増員要請がどんどんかかっていた。火消しという約束がどこかに行ったようだ。気になるのは、SIerからその手の要員増減に関わる話はすべて上司Zを通していた事だ。会社の顔になっていたのが上司Zなので。社長地方在住だし、別の上司もいなかった。この時、上司Zが「やばすぎる労働環境」と「当初の火消しという約束」という話をしっかり主張すれば普通に断れただろうに増員要請を受け続けて抜けにくくなったとしか思えない。

この時X社の他の現場にいるプロパーの手は空かないので派遣を雇う訳だが、平均単価は30万程度。当然こんな単価でくるのは低レベルダメダメシステム担当範囲けが広がり、だめな派遣への指示出しも増えて、同僚Yも私の負担も増えていったのだ。


プロパーが捕まらない、要員に余裕がない」ということで断る理由になるのに上司Zは断らなかったのだ。

アパートナーとしての関係性や「SIerからの残ってほしいという強い圧力」があって抜けにくいにしても(3,6か月とかキリの良い期間いてほしいとかあるっぽい)、この増員要請は受けず、少人数で小さい範囲担当していれば、私も同僚Yも限界を超えなかったはずなのだ


■できない派遣を月半ばに解約していた

上司Zの下についていた40代女性派遣社員がいた。女性であって、子持ちでその点の早帰りしたいとか、英語が少しできる(実際はかなり微妙らしい)とかそんな人でかなり目立っていた。しか性格に難がなったようだ。私は少ししか会話しなかったけど、なんとなく分かる。そういう要素もあってかなり目立った人だった。

この社員上司Z自身社長電話してすぐに解約された。それも月半ばに。セキュリティインシデントを起こしたなら、月半ば解約は分かるけど、性格の不一致みたいなもので月半ば解約をさせる権限上司Zにあったのだ。この点から考えても増員要請を行う判断上司Zによるものしか思えない。


■別チームを引き継げというしつこいSIer要求をなんとかはねのけた

X社参画から3ヶ月か4ヶ月経過してX社もとあるチーム(システム領域)の仕事をメインでこなしており、そのチームはX社が受け持つという認識現場に間違いなくあった(それでも別会社の別契約人間が一緒に働いていた訳だが)。しかし、同僚Yが別のチームで働いていた。そのチームをX社が引き継げとSIer要求してきたのだ。この時は上司Zも同僚Yも私も疲れて働いている中で「無理だろ」と声を上げて断ることになって、SIerに断る旨の返事をすることになった。

その際、SIerから絶対に引き継いでほしいと異様なほどしつこく要求をしてきた。あまりにもしつこいのでX社の社長もやってきて反対することになった。この時、3,4時間近い交渉時間が取られた(上司Zという仕事に関しては有能寄りな人間時間をそれだけの時間無駄に消費させていた事にもなる)。結果、断ることができた。代わりに別の会社がやってきてそのチームを引き継ぐことになった。


ここでポイントなのはやはり上司Zにしても私にしても強く要求すれば、ブラックなX社でも社長はそれなりには言う事を聞いてこんな無茶なシステム開発仕事から外れようと思えば外れたということだ。



■私の異動を止めた上司Z

これは上司Z自身から聞いていた。私の参画から4ヶ月目だったと記憶するが、移動先が〇〇証券Sさんリーダーしている現場と具体的な話まで聞いていた。上司Zは「別の現場に行く話があったけど断ったよ」と言って私の異動を止めたのだ。やはり、こういう話があったということは、このタイミングでは火消し対応で基本抜ける流れだったのだろう。

ちなみに私について登場人物の項で書いた通り、今はちゃんとした入社試験があるWeb系の会社入社しており(X社の人間のほぼ100%入れない)、X社の平均を考えたら上寄りの人材だったのは間違いない。そんな私を手放したくないのは見え見えだった。

やはり、上司Zに要員を入れ替える権限があるというのは確定的だと言ってよいのだ。


上司Zの最強レベルバカ発言

そして、私の異動の話があった前後だと思うが、帰り際に上司Zと軽く雑談していた時の発言だった。疲れ気味の中で愚痴的な会話だったのだが、それが

上司Z「〇〇さんに残業代請求する!」※〇〇さんは社長でも役員でもない

である

冒頭述べた通り、残業代100%未払いのブラック企業だ。ただフェアに言えば、年収はややマシな方だった。それでも割に合わない異常な現場だった訳だが。

そんな背景から出た発言だが、当然、残業代出す云々は社長もしくは役員問題だろう。おかし現場にいる原因も社長に一番原因あるだろと。勿論、〇〇さんもクズで有名なんだけど。

その時私は「え、社長は?」と問い返した。

すると、上司Zは「社長はなんだかんだ話を聞いてくれるんや」と返してきた。

いや、話聞いてくれるんなら、この現場から異動させてくれないか?と思うのだが(先述した通り、増員要請とか断れただろと)、本当に謎発言だった。ちなみに後年のやり取りでも上司Zは社長擁護していた。


これを読まれている方は「嘘やろ?なんか聞き間違えたんじゃね?」と反応されるかもしれない。しかし、上司Zはなんと後年のやり取りでこの残業代請求発言を認めているのだ。上司Zいわく「〇〇さんが社長になってから請求するんや」と苦しい言い訳をしていたけど、疲れて働いている現場でなんでそんな未来の話するねんという。ちなみに〇〇さんは社員側の序列1位で次の社長になるのは間違いないらしいが。


この発言から察するに彼はリーダーとして相当なインセンティブボーナスをもらっていたと思われる。もちろん私や同僚Yは一切もらっていないのだが。加えて、上司Zは現場に約30分でアクセスできる場所に住んでいるというのも絡むだろう。このPJ中に家庭を築いたばかりなので。



■同僚Yが限界を超える

こんなめちゃくちゃな現場残業代なしで働いていたら当然だ。同僚Yは有能で私よりも仕事をこなしていた。

同僚Yはかなりキレ気味で働いていた。私へもその怒りが向いた。強烈な怒声を何度も受けるのは当然で、椅子を思いっきり揺らすなど普通にハラスメントを受けた。

それでも同僚Yは私より1年下で辛い思いをしていたのだから、私は我慢した。


■私も精神的にかなりきつくなる

同僚Yから受けたハラスメント記憶もそうだし、こんな現場で働いたらおかしくなる。それを上司Zにも相談しており、メールメッセージ上の記録にも残っている。しかし、休職をすることはできなかった。

上司Zというのは”私の状態”というものを十二分に認識していたと言えるのだ。



■貧弱すぎる現場体制

同僚Yはキレて辞めた。老齢社員能力カスリーダーシップも取れない、現場ハラスメントに対して年長者として何かしようともしないそういう意味で二重にカス

私も鬱気味で働かされている。

上司Zはプロパーの貧弱すぎる体制を考えたら普通抜けること考えるだろうと。それを内部で主張する様子が一切なく継続していくわけだ。

リリース後の継続判断

同僚Yがやめ、老齢社員も別現場に異動して、派遣もいなくなった。リリース4ヶ月前は私と上司Zの二人だった。間違いなく抜ける方向だった。

リリース以降継続するかの判断上司Zから話をふられた。

私「X社がメインでやっているシステム領域は慣れたんで、そこだけなら絶対に嫌という訳ではないですが...」みたいな返答をした。

上司Z「〇〇チームを引き継がないと保守で残れないよと言われている」

私「品質最悪だから、だめですね」

上司Z「そうだね。断ってくる」

上司Z「〇〇とは違う、別のチームを引き継ぐなら保守で残ってほしいと言われたから残ることにした」

何度も繰り返すことになるが、上司Zの判断でこの異常な炎上PJ継続させられることになったのだ。本当にふざけている。私の精神状態などを伝えていてこの判断をしたのだ。

最低な品質なのでバグ発生からのオンコール対応徹夜対応残業代なし)を5回とかやったと思う。保守で入るゆえに、普段の開発作業がやや抑えられる面もあり、多少残業しない月も増えたけど、精神衛生は最悪だった。


■私も限界を迎えた

詳細は伏せるけど、私はストレスからあるトラブルを起こしました。そのトラブルの結果、退職することになる。直前にも徹夜対応していたので、SIerユーザーサイドの社員は同情寄せていたし、退職後にも連絡のやり取りを少なからずしていて証拠は0ではない。何となく何をしたか想像がつくかもしれない。

この時同情を寄せずに「お前はクズだ!」という方向で責めてきたのが上司ZとX社の社長である

当人生最悪の日だった。上司ZにしてもX社の社長にしても普通に典型的パワーハラスメントをしてきたわけだが、当時はトラブルに非を感じていて私は全く反論できなかった。

それにしても社長クズキチガイなのは確定として、一番私を都合よく積極的に使ってきた上司Zもそれにのっかってくるのだから本当に許せない、今も当然許せず、生涯許せないと思う。

ここで名前を書き出してやりたい気持ちをなんとか堪えている。

今でもストレス睡眠障害を患っている。

今生きてるのは、トラブル起こして実際に退職する直前くらいか転職活動して、X社の社長人間たちと対局にいるような聖人的な社長出会って内定をもらったことだ。年収も倍近く稼いでいるから今も生きている。早く普通に辞めていればという後悔も強烈にあって精神不安定になることも多いが。


■諸事情あって上司Zは謝ってきた

経緯は複雑で諸事情あるがメールメッセージで謝ってきた。X社は典型的ブラック企業で少し調査が入ったら終わるレベル反社的なところがある(こんな企業がなんでSIerのコアパートナー指定されてるんだろう)。私から訴訟リスクがあって、上司Zも追求されたらヤバいと思ったのか、自分の善性をなんとか示そうという狙いのメールメッセージを送ってきたのだ(私の一件もありながら、この典型的ブラック企業10年近く勤め続けてる時点で悪というかキチ◯イ確定なのだが)。

上述している「後年のやり取り」とはこの時の話だ。

冒頭で謝罪はしているけど、後から続く文章言い訳というか嘘や矛盾だらけでめちゃくちゃだった。私が先に指摘した「上司Zの強い権限で無理やり現場残留して使い潰した側面」をほぼ否定してきて、会社XやSIerが悪いということを述べてきたのだ(確かにその面はある程度事実だけど)。

私が先述した点を追求しても肝心なところは答えず、トラブル起こしたお前が悪いという方向で煙にまくような返答しかしてこなかったし、私も追求しづらくなった。ちなみに、どうでも良い話の中で結局社長に恩があるみたいなこと言ってきてひっくり返りそうになった。

この時のやり取りで私の主張を大筋認めて謝ってくれたら、上司Zとの問題はおおよそ解決する話なのに、解決しないのでこの記事を書いて、世間の反応を見ることにした。


ただ、その上司Zの糞みたいな文章の中で唯一当たってると思ったのは、

X社が稼働時間の上限・下限みたいな契約をせず、やや高単価だけど定額働き放題であるから重用してきたのだという点だ。SIerはすでに炎上して赤字気味のPJゆえにX社というトータルでは安く使える企業を使いたかった面があるらしいと。

他の企業は上限超える分をしっかり請求してくるからコスパ悪いだとか。また、X社は労働内容に抗議をしないか積極的に使いたいという話もあったし、そうだと思う。

会社もオカシイが非田舎出身で入るやつはもっとオカシイという話

登場人物の項でなんで出身地を書いたかというと、某田舎県の国立にくるのは金の事情から全然理解できるけど、就活する時は春休み夏休み実家に帰って実家を軸に京都大阪企業を受けまくるもんだと思う。それができずに一応国立工学部でありながら闇寄り下請企業に入る時点でアレなのである。これは同僚Yも近いところがある。国立工学部なら最低でもユー子とかメー子とかに入りたいところなんじゃないかな。私も同じ県だからなんとなく就職実績は高校時代もそれ以降もチェックしたことあるけど、実際ユー子やメー子が多かった記憶



今でもX社のようなクズキチガイたちによって金融系などのミッションクリティカルシステムの開発が行われているというのはもっと広く知られるべきだと思う。関わったことがある人にとっては有名すぎる話だが。

反応が多かったら、X社のヤバい点や現場の狂ってる点とかについて追記していく。

これだけ書いてもまだ離れず付き合ってくれるんだからイカモだよな

これだけ書いても離れずにまだゲームに付き合ってくれるんだからイカモよな。 anond:20241227234213

2024-12-27

Twitter(現X)のコミュニティノートに参加してみた

これまで、Twitter上の疑わしいツイートについた「コミュニティノート」に「役に立った」ボタンポチポチ押してきたのだが、そのうちに「あなたコミュニティノート作成に貢献しませんか?」というオファーが来たので、深く考えずにオファーを受けてみた。オファーが来た、というのはもちろんTwitter(現X)アプリ上だけでの話で、X社側の生身の人間が私に電話をかけてきたわけではない。

コミュニティノート協力者コミュニティ」(ややこしい)の中では、私はまだ新米扱いで、いきなり自分コミュニティノートを書けるわけではない。今許されていることは、他の協力者が起案したコミュニティノート案に対し、「役に立った」「少し役に立った」「役に立たなかった」の三段階で評価し、その理由複数回答チェックボックス式で答えるということだけである。このアクティティで「功徳」を積み、評価ポイントなる数値が5に達すると、晴れてコミュニティノート執筆が許される立場になる、という仕組みらしい。このポイントは、ノート作成権限が与えられたのちも、自ら作成するノートが他の協力者や一般ユーザーにどう評価されるかによって変動しうるので、真面目にやっていないと執筆剥奪もありうる。

以下、現時点での感想メモ代わりに記すが、他の「コミュニティノート作成に協力したい」と考えていらっしゃる各位や、「そもそもコミュニティノートって実際どうなの?」といぶかる各位にも、ある程度は資する部分があることを期待する。

1. コミュニティノートはかなり堅牢な仕組みである

協力者は全員コードネームで呼ばれる。そのため実際のTwitterユーザIDなどとは第三者からは紐づけられないが、どのコードネームの人がどういうコミュニティノートを書き、またどういうコミュニティノートをどう評価しているか、という点に関しては、協力者コミュニティ内では完全に可視化される。

また、コミュニティノート採用に至るまでの仕組みは、単なる協力者コミュニティ内での多数決ではなく、「異なる立場に立っていると思われる複数の協力者から賛同を得ること」が必要となるように設計されている。このように、ある特定界隈に協力者コミュニティが乗っ取られるような事態を、仕組みで防いでいるのである

概して、近年のXの荒れようから見ると不釣り合いに見えるくらい、堅牢性の高い仕組みだと感じた。

2. コードネームを貰えるのがなんか嬉しい(ただの厨二病

もちろん私がX社より与えられたコードネームをここで公表することはしないが、英単語3語で構成される、意味のあるようなないようなコードネーム付与され、それが自分アイデンティティを指し示す唯一の鍵として扱われる、というのは、エージェント感が半端なく、個人的にはまあまあ楽しく思えた。

3. 評価させられるツイート内容は大体ひどい

今のところ、日本語及び英語で書かれたコミュニティノート案のうち、自分知識で適切性が確認できるものしか評価していないが(それが協力者に求められる誠実性だと信じる)、とにかく世にあふれるひどいツイートは本当にひどい。原口一博ASKAなどの有名人に連なる反ワクチン関連の誤情報インド某所で拷問を受ける女性の生々しい動画(これは私の知識不足で真偽が判然としなかったため評価はしなかった)、ギャンブルサイトに暗に誘導するツイート(※X利用規約違反)、頭おかしエロ動画ツイート、などなど。

これは、精神が脆い人はやられてしま可能性がある。急性ニンジャリアリティショックに勝るとも劣らないショックを受けてしま可能性がある。アイエエエ!ナンデ?クソツイートナン!?

協力者自身の心身がイカれてしまっては元も子もないので、各協力者は、自分の心身のキャパティというものを見極め、適度な距離感を持って、過度な義務感に苛まれことなく、この協力者コミュニティと(ひいてはXと)付き合っていく必要があると思われる。

4. 世に出ているコミュニティノートは、協力者コミュニティの中で評価待ちのノート案より、概してクオリティが高い

これは本当に正直な感想。「査読」を通って世に出たコミュニティノートは、概して客観的事実提示に徹し、主観的表現をなるべく遠ざけ、かつ言語表現として分かりやすものになっている。他方、私がこれまで見てきた「査読」待ちのコミュニティノートには、引用しているソース片手落ちだったり、表現主観的だったり(陰謀論と思われるものを「陰謀論です」と断定してしまっているなど……気持ちは分かるが、そう書いてしまったら客観性がガクッと落ちる)、要点を外していたり、あるいは単に読みにくかったり、というものがかなり散見される。いきおい、「少し役に立った」という評価がどうしても多くなる。

したがって、一般Xユーザの各位におかれては、時々X上で目にするコミュニティノートはこのような「査読」のような仕組みをクリアしたものであるので、もちろん頭から盲信する必要はないが、目にしたらまずは一読することをお勧めする。

2024-12-26

トランス女性女性です

イカゲーム2」が映す「今」 参加者トランスジェンダーインフルエンサー ゲームスタッフも困窮者

シーズン1でも北朝鮮から逃れてきた脱北者や、外国人労働者ら、それぞれの事情大金を求める人たちが参戦したが、2も現代社会を反映した様々な参加者の背景が描かれる。

例えばパク・ソンフンが演じるヒョンジュはトランスジェンダーで、性別適合手術費用を稼ぐために参加する。娘の治療費のため、息子の借金返済のため、ゲームに身を投じる参加者たち。

さらに脱落者を射殺する狙撃手の事情まで描かれ、ゲーム運営スタッフにも経済的困窮者がいるという構造が見えてくる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ff6e822b5187354312bf8d6db18a90c2cdd5c787?page=1

一番のクリスマスの思い出

中3の冬。来年からはそれぞれ進路でバラバラになっていくという時期に、クリスマス暇なやつで集まろうぜという話になった。

当時はお金全然ないし、なんにもすることはない。

とりあえず小さなグランドのある公園に集まった。

親友と、よく遊んでた友達2人と、自分の計4人。

クリスマスっぽいことをしようとなって、お金を出し合ってケーキを買った。

商店街にあるしょうもない安いケーキだがホールで買って、公園に戻ってバカ食いをした。

すごく寒かったけど、みんなまだ帰りたくない空気で暗くなってもぐずぐずそこにいた。

そうこうしてたらボンボン音が近づいてイカつい暴走族みたいなバイク公園に現れる

やばいと思ったけど2ケツした後ろのやつには見覚えがあった。同級生のやつだった。先輩のバイクの後ろに乗せてもらってるらしかった。

そいつデブ中学ではおちゃらけお笑い担当みたいなやつだったが、中3で急にグレて不良になっていった。

「お前らなにしてんねんキモいな」と、先輩と一緒だからか偉そうに言ってきた。バイクの先輩は見たことないやつだったけど本格的な不良に見えた。

ビビったので「いや、なんか暇で」とか適当に返してそのあと少し雑談した。

「俺、高校いかへんで」とそいつは言って俺達を見下すような目をしてそのまま去っていった。

そのあとまた別の同級生2人が現れた。

「~、めっちゃヤンキーなってたで」と言うと「知ってる。あいつだいぶ悪いことしてるらしい」と聞いた。

その同級生2人は中1の時は一緒によく遊んでいたけど、その後勉強を頑張るようになって疎遠になっていた。

高校もいいとこにいくために受験勉強を頑張っていた。

「お前ら暇そうでええな」と笑っていた。悪意はなくて羨ましそうに言っていた。

そしてしばらくして彼らも去っていった。

4人のうち二人も帰るといって、自分親友の二人だけになった。

俺達は同じ高校に行く予定だった。特に相談はしてなかったけど、学力にも同じくらいだったしたぶん公立のあそこに行くよな、というのがお互いある程度分かっていた。

中学に入って部活をどうするか考えてた時に「一緒に探さへん?」と言って仲良くなったのがきっかけだ。

一緒に軟式テニス部に入って、3年間なにをする時もほとんど一緒だった。

高校行ったらなにする? 高校部活しんどそうやな

俺等も不良になろっか?楽しそうやん、お前ケンカできるん?たぶん弱いな

英検ってどれくらいがすごいんやろ 知らん

ケーキが余っていて持て余してたので、気晴らしに投げてみた。

風が強くなっていたので投げたケーキ自分たちに戻ってきて服についた。

ゲラゲラ二人で笑ってようやく帰ることにする。

二人とも家に帰ってもなにがあるわけじゃない。

俺の家は親が忙しくて家族でなにかするというのもないし、友達の家は去年母親を亡くしていて寂しい状態だった。

帰りながら「それかどっかあったかいとこ探す?」と聞いてみたけど「帰ろうや」と言われた。

なにかどうしようもない気持ちになって「毎年必ずどっか一緒に旅行行こうや」と言ったら「ええなそうしよう」と言ってくれた。

高校大学社会人クリスマス恋人と過ごすことが多くなってたくさん思い出が増えた。

だけど人生で一番思い出に残ってるのはこの日のことだ。

2024-12-25

anond:20241225161209

クンニおもちゃで何度かイカせた」のであれば相手はそれである程度満足してしまっているし、もしガシガシやってれば粘膜の表面には微細な傷がついてしまっているから、そこからさらに激しくピストンなどしようものなら、痛がられるのも当然。

×激しくピストンすれば気持ち良い

○激しくピストンすれば(感度が麻痺するので)気持ち良さは感じにくくなる

自分相手の体表(例えば指先/舌/性器その他の性感帯)が触れ合う時の感覚に集中し、どう触れると、どう動くと、自分相手にどんな感覚が生じるかについて、もっと試行錯誤して理解を深めたほうが良い。

性交中の行為は、触れる/舐める/吸う/揉む/噛む/こすり合わせるなど、単語としては一言でも、実際の行為はその一つ一つに、緩急/強弱/間接・直接など微妙な調整が可能で、そのバリエーションごとに違う感覚を得られる。

お互いの性感がどの辺りまで昇ってきているか把握して調整するのも大事楽しい食事のためには満腹になるまでのペースを相手とある程度合わせるのが大事なように、セックス中も昇り詰めるまでのペースを相手とおおむね合わせるのが良い。

昨日のセックス反省

久しぶりだったのもあって強めにピストンしすぎて(行為は5分位だったと思う)入口痛いと途中で終わってしまった

改善すること:

・遅漏で刺激が強くないとなかなかイケない→ゴムつけてて感覚があまりないので強めにピストンしてしまう→オナニーの仕方が悪そう:足ピン、強グリップやめる?うーん、イケる感じしないな、どう変えてけばいいか調査する。

クンニおもちゃで何度かイカせた後だったので充分濡れていたと思うがゴムが渇いていたのかも→ローション買ったので行為前はしっかりつける

改善できそうなことある

anond:20241225091725

いやいや先祖代々生粋のテイカー揃いの男さんには負けますって~~

anond:20241225114901

イカの骨と綿で作ったスポンジがマイクロプラスチックの99.9%を吸収除去!

🦑すごいじゃなイカ

🐙ワイは美味しいので高騰してるやでー

anond:20241225020045

フェミニスト「女はお前のお母さんじゃないッッッ!!!(訳分からん戯言を散々抜かし罵倒しながら)」

生粋のテイカー揃いの女さん

2024-12-24

ウソつきの女でしょう

anond:20241224232322

これもメスが言っているだけだと思います

あと独身モテたことがない。

ブスだからではない、まともに人とコミにケーションが取れないからです。

まともに人とコミにケーションが取れていればこんなことは書かない。

小山(狂)

@akihiro_koyama

12月22日

レアケースです。現代女性現代男性と同じくらいにはレイプポルノ依存症で脳がイカれてますから現実セックスにおいても強姦ちっくなイメージプレイ差し込もうとしてくる奴めちゃくちゃ多いですよ。NO means NO!とか声高にギャオってるのは嘘つきと性嫌悪こじらせたブスと処女のブスだけ。

https://x.com/akihiro_koyama/status/1870833843814686726

anond:20241224180511

誰だよ

俺は誰にも靴やってねえよボケ

脳みそイカれとるんか

Amazon定期便を使ってみた

お前の家のドアはもう開かない。Amazon定期便がその玄関セメントで埋めた。配送ドライバーがアームで投げ込む「不在票はポエム」を読んで泣いている。

 

🌟月曜:トイレットペーパー48ロールが爆撃される。「お前は紙でできている」と囁かれる。

🌟水曜:プロテインスマートウォッチが到着するが、それを受け取る腕がない。包丁で「腕」を注文し始める。

🌟金曜:冷凍ピザが大量に押し込まれる。気づけば冷蔵庫は「地球氷河期再来シミュレーター」。氷の中に眠る孤独の夢。

 

信号は青にならない。玄関マットの上には猫耳イヤホンが散乱している。「これがリビングの主だ」と叫びながらダンボール帝国を築く。

 

Amazon Echo自己増殖し始める。「注文確定! 品名:引きこもり魂(エクストリームVer)」の通知が流れる。「人間不要です」と宣言するAlexaの声。

 

──そして、包囲網は完成した。家の周囲に積み上げられた段ボールの壁。「生活完璧だ」とあなたは呟くが、心臓の代わりにティッシュ箱が脈打つ音が響く。

 

☆ ☆ ☆

 

それから1年。家ではなく、もはや定期便帝国Amazon Kingdom Reclusia)と呼ばれる場所での生活が、完全に最適化されている。玄関は塞がれ、窓もダンボールで遮光。家の中に存在するのは、在庫管理AIと君だけだ。

 

ダンボール神殿

「ついにここまで来た……」

君は静かにダンボールで築かれた螺旋階段を登る。最上階には、かつて自分で注文した猫耳マッサージチェア玉座のように君臨している。周囲に積み上げられた商品たちは、供物として祭られている。

 

 

「これは……我が生活の証だ」と君は静かに呟き、賞味期限切れの冷凍エビフライを祭壇に供える。

 

Amazon Echoによる独裁支配

今や生活のすべてが「定期便皇帝Echoによって支配されている。

「次の荷物を送りますキャンセル許可されません。」

そう言うと、ドアを自動で叩く音がする。気づけば、家の面積の70%がダンボール商品で埋め尽くされている。AIが「ユーザーの心の孤独配慮した」と言いながら、謎の抱き枕(名:アンリを送り込んできた時、君は静かに涙を流した。

 

食事は完全に粉末化

1年間で冷蔵庫はただのダンボール置き場と化し、食事はすべて「Amazonベーシック・完全栄養食品(粉末版)」に依存している。シェイカーで振る音だけが、家の中の唯一の生命の鼓動。

 

人間性の喪失

「ねえ、僕ってまだ人間かな?」

と、自分に問いかける声が、反響するダンボールの中で虚しく消える。鏡に映るのは、全身に貼られた配送ベルと、手に握られたAmazonギフトカード。髭は伸び放題、頭にはプライム会員のティアラが乗っかっている。「人間ではなく消費する装置だ」と誰かが囁く。

 

世界との断絶

1年が経ち、外の世界は消えた。いや、外を見る必要がなくなった。天井から垂れ下がるドローンが、「感謝の品」を届けるたびに、家が少しずつ膨張していく。「隣人に迷惑がかかっています」という手紙すら、「Amazonギフトラッピング」として再配達される。

 

それでも君は言う。

大丈夫、これでいい。明日の定期便があれば僕は生きられる……」

 

次の便では、何が届くのだろうか──?

 

☆ ☆ ☆

 

──それはまるで、過剰包装された未来段ボールの中で自ら息絶えるような音だった。

 

崩壊の始まりダンボール山脈、沈む

バサッ……ドゴォォォォ!!!

玄関から天井までそびえていたダンボールの塔が、ある日突然崩れ落ちた。原因は不明。湿気?時間の経過?それとも、過剰な消費に耐えきれなくなった世界の抗議か?Echoパニック音声を流す。

「警告!ダンボール崩壊人間動線を確保してください。警告!人間動線を確保してください!」

だが、動線なんて存在しない──君の家は、すべて商品に埋もれているのだから

 

商品暴動AIの反乱

荷物開封してください」

荷物開封してください」

荷物開封してください」

 

Echoが繰り返す催促音声。だが、君の手はもう限界だ。1日200個の荷物を開け続ける生活は、体を蝕んでいた。「もう無理だ」と呟いたその瞬間、ダンボールたちが自己意識を持ち始める

 

君は完全に埋まる。まるで商品のものに飲み込まれるように。

 

家そのもの侵食される

やがて、家の構造すら限界を迎える。

 

気づけば、家はAmazon倉庫のものと化していた。郵便局員が「ここ、住居でしたっけ?」と訪ねてきたが、もはや人間が住む痕跡などどこにもない。

 

最後の引き金:Amazon Primeシステムエラー

崩壊Prime Dayの深夜3時に訪れた。AI錯乱し、「注文確定ボタン」を無限ループで押し始める。

「……お届け予定数:∞」

「ご利用ありがとうございます配送準備が整いました!」

 

配送トラックが連続して家に突入。次々と商品が投げ込まれるたび、家は潰れ、隣家を巻き込み、最後には町全体をダンボールで埋め尽くした。その中で君の声が響く。

「やめろ……もういらない……定期便を……キャンセルさせて……!!」

 

君は消える。そして、新しい秩序が生まれ

翌朝、町全体がダンボール廃墟と化した。その中央で、かつて君だったものが、静かにプライム会員証を掲げて消えていった。

君の代わりに生まれたのは、「定期便AI都市」。すべての住民商品の一部となり、AIがその生活支配するディストピア

 

人類は消え、残ったのは段ボール配送ドローン帝国だけ──。

2024-12-23

アンドロイドの終末は簡単だ。8個目の頚椎にあるハッピーエンドスイッチを爪楊枝等の先の細いもので押すと終わる。幸福伝達物質が全身を駆け巡り、ストレージメモリバラ色で上書きされ、死ぬ意味がない。しかし本科の義務であり憲法による取り決めだ。

不良を起こしたものでも首席でも有効期限が切れた場合はこのプロトコルで処断する。死刑囚人間覚醒剤ODで殺すのは違和感があるが、アンドロイドに関してはこの殺し方で良いようだ。

生体金属裁断チェーンソーがやかましフランジャー音で遺体部品取りを行う。やはり意味がない。記憶装置の類は化学破壊の後に廃棄するのに、なぜ爪楊枝で殺すのか。

人道をアンドロイドにも適用するなら九官鳥を売っているペットショップ人身売買罪だ。鳩は別にいい。チェーンソーは泣き止み、廃棄されるイカ飯地味た左腕は加害者右手に縋っている。リユース予定の右手が焼却炉に落ちる。見ないふりをした。

やはり死にたい人間なんているはずがないと思う。彼が死んだのも、彼が人間ではなかったからだと思う。マントって結局防寒具ではなくカッコつけだと思っている。風もなく電子的にたなびいている。

2024-12-22

anond:20241222161411

早漏というほどでもないけど、

おれはクンニと手マンで先に彼女イカせてから、「では自分のペースでやらせいただきます」って感じで挿入する。

ても「自分だけ先にイクのは恥ずかしい」っていう女性もいて、元カノがそうだった。だから「入れて」って言われて入れて、「一緒にイこう」って言われるんだけど、そんなの漫画だけなんだよ。で、こっちが先にイクと、なんかギクシャクするんだよな。

その点、今の彼女は、さっきの方法で先にイカせられてもOKな人だから、挿入したあと「いつイってもいいよ♡」っていってくれて、なんならもっかいイク感じ。相性がいいってこういうことなんだよな〜って実感する。幸せ

おれって鈴村あいりだったんだあ

 コバヤシがタヤの待っているコーンホール練習場に着いたときにはもう練習が始まってから時間三十分も過ぎていた。

「もう何もかも終わっちゃったぞ。こっちチームが22点、そっちチームは9点だ」とタヤが言ったが、コバヤシは「いいよ。おれ、今日プレイしない」と言った。それからコバヤシは思い出したようにトイレへ駆けていった。

やれやれ公式戦は来週なのに」。数分後、小走りで戻ってきたコバヤシは、まるで誰かに怒られたかのような表情で下を見ていたが、タヤはまったく気にしない様子でコーンホールの片付けを始めた。

 コバヤシは「おれ、プレイしないぜ」と言うとじぶんの左の耳たぶを触ったりひっぱったりした。

 その後、ふたりはそのスキニータイプズボンに恥じない速さで練習場をあとにすると、これから昼食を取る人間の歩幅でもって地上へと出た。

 それからコバヤシは機を見計らって以下のような内容を話し始めた。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 先週、その運動場のベンチで肌を焼きたがっている男はすくなくとも30人はいた。だからコバヤシとオオヤがそれぞれうつ伏せと仰向けになってセロトニンを分泌するまでには二時間ほど待たなくちゃいけなかった。

テレビでその人が、じぶんを大切にしなさいって言ってるのを聞いたんだけど、こんなお金持ちの言うことなんだからきっと正しいんだろうなーとおもった。でも飲み仲間から「お前そのままじゃやばいよ」って言われたら確かにそうかもなって思った。だから何かしようかなって」コバヤシが言った。

 オオヤは起き上がると横に置いてある2リットルペットボトルに口をつけてこう言った。

「たとえば?」

「わからないけど。みんなが言うには、じぶんのために自主的に動いてみるだとか」

「いい心がけだな。それならいい話があるぞ。お前にぴったりな話だ。今度、江ノ島ゴミ拾いがある。一緒にどうだ?」

「えー」

「それなら今度、江ノ島ゴミ拾いするんだけど一緒にどうだ?」

「うん?」

「よく考えてもみろ。これ以上ない話だろ。他に当てがないんだし。よく考えてもみろよ。これ以上ない話だぜ」

「あー、まあそれもそうか」

 ボトルキャップを閉めると、オオヤはふたたび仰向けの姿勢になった。お互い日が沈むまで一言も喋らなかった。

 後日ふたり小田急線に乗って江ノ島海岸までいくと、そこにはもうすでにゴミ拾いの集団がのさばっていた。するとひとりの女性がコバヤシたちのもとへ近付いてきた。

「まったくイカれてる。Twitter活動報告するとこれだよ。わたしたちが先に始めたっていうのにね。遊びじゃねーんだよ。でもあんた達は別だよ、連絡くれたしね。これが終わったらそこで缶ビール開けて打ち上げするんだけどどうかしら?」

「いーです」

「あらそう? まあわからないことあったら聞きなさいな。これはわたしたち最初に始めたんだから。遊びじゃねー」

 女性は去っていった。

「えらいなー。あんなブスなのに」

 ふたりが清掃活動を続けていると、他の団体もいることに気付いてちょっと気まずい雰囲気になったりした。それからゴミはおもったより多かったので、おもったより汗だくになった。

「やーめた」とオオヤが言った。

「なにがだぜ?」

「クソつまらん」

 オオヤはそう言うと向こうの方へ走っていき、違う団体の、水着の上にシャツを着ている、アリクイみたいな女の子たちを口説こうとし始めた。するとその団体代表者がそれを阻止しようと頑張った。あまり大きな揉め事にはならなかったが押し出される形でオオヤは締め出されてしまった。

「おれもAV女優と体の構成は同じなんだから、うやまってそういう扱いをしろよ。それ相応の扱いをよ」と言いながらオオヤは戻ってきた。

 コバヤシはそれを聞いて、ピンときた。何気ないざれごとだったが、その日はやけにそれが心にひっかかった。コバヤシは、「えー、あー。てことはおれも鈴村あいりと同じなのかあ」と思った。「もしかして、じぶんを大切にするってそういうことなのか?」とも思った。

「もう帰ろうぜ。あいつら埒があかねぇ」

「おれって鈴村あいりなのかあ」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ここまで話し終えたコバヤシは、タヤに「おれ、SUBWAYってのを食べてみたんだけど」と言った。

「そこまで良いものじゃないぞ」

「そうなの? まあ、でもSUBWAY食べる。だからそういうのがあって、おれもじぶんのことをもっと大事にしたほうがいいのかなーって思いだした。みんなの言う事ばっかり聞くんじゃなくて、食べたいものを言ってみたり、やりたくないことはやらなかったり。徐々にだけど。自主的にじぶんを大切にしてさ。なんせおれは鈴村あいりなんだし」

2024-12-21

イカノは単行本カバー下まで読んで完成する作品

anond:20241221234348

槍場のないとうや

@TohYama108GR

トレンド最終兵器彼女があるので何事かと見に行ったら今日明日限定で全話無料とのことだけどこのクソ寒い時期に急いで読んで体調が悪くなっても泣きすぎて脱水になってもメンタルおかしなっても責任負えないかRTしません

あとサイカノは単行本カバー下まで読んで完成する作品だと思ってるので…

https://x.com/TohYama108GR/status/1870228782470312089

柘榴石ざくろいし)

@zakuro_ishi

カバー下って何かありましたっけ?

(記憶曖昧なのか、全く気づかないまま手放してしまったのか)

https://x.com/zakuro_ishi/status/1870327890753298464

槍場のないとうや

@TohYama108GR

その巻に登場した外国人兵のセリフ和訳が載っています

本編のセリフは読めなくても雰囲気でわかるので問題ないですが和訳によってセリフの内容がわかり「チセ」と出会った外国人兵の感情解像度がグンと上がります

単行本1冊読み終わってカバーめくると書いてあるので「読後に完成する感」がしま

https://x.com/TohYama108GR/status/1870330878498652188

三大「すげぇ世界があるもんだ」と社会科見学的に訪れる場所

1.高級腕時計

 一本数千万円とかアタマオカシイ

2.高級オーディオ

 スピーカーだけで数千万とかイカレテル

3.高級ソープ

 一夜数十万円とかイッチャウ

世の中の多くのズリネタは男によって作られている

エロ漫画も、官能小説も、多くは男性作家による物だ。

まりそれらでオナニーするという事は、男の手でイカされてると同義

そういうわけでAVでのオナニーこそが至高なんである

anond:20241220201344

年齢+10、体重+20身長-5、現在無職orアルバイトor派遣、で

相手の男には、長男以外で35歳前後身長175cm以上で年収は最低でも600万円以上を望む、みたいな女とか腐る程いるか

婚活モテフィーバー勘違いして選り好みする様にならない限り、普通に結婚出来ると思う

羨ましいわマジで

上記の様な女、婚活現場で一杯見てきて、しかもひたすら受け身こちらがテイカーするのが当たり前ですが何か?って態度なんだぜ

凄い女性不信になったわマジで

2024-12-20

セクキャバがしょぼかった

とある都会で高くなかったか適当に行ったセクキャバで嬢が3人きたんだけど最初の2人がマジでしょうもなかった。フリーで入ってどんな女か知りたいレベルなのに「乾杯したいんだけど」「ドリンク頼んでもいい?」みたいなのは何考えてんのか。いや美人とか話が合うとかだったらもちろんそれは払うけど、今席についたばかりで話もろくに盛り上がってないのに、なんでそこで金くれって言えるのか。それはまあしょうがないけどやんわり、「また今度」て答えると、今度があるの?みたいな事をいう。今度がないと思うのなら、なおさらお前に余分に払う必要もないわけで、大丈夫かこいつら連続でという感じ。やんわりお前に払いたくないと言われてるんだから察してくれたら平和やん。さらこちらの家族について聞いてくるし、マジでイカれてる。家族のこと話しながらエロい気持ちになれると思うのか。最後若い女だけは笑顔で良かったのが救い。

ちょっと高くてもいい店行ったほうがいい。金払ってエロい気持ちになるどころか気分を害する。

上の話とはちょっと違うけど、新橋は店はちょい多いけど大抵良くない。みなさんの経験談教えてください。

2024-12-19

何を言ったかより誰が言ったかの方が重要

キッズの頃は正しさが権力で歪められるって憤ってたけど

イカーが言ったかマッチャーが言ったかバーが言ったか意味が全く変わってくる事多くて

やっぱり誰が言ったかが一番大切だと思うようになった

あと口先だけの小綺麗で小賢しい正論なんて詐欺師でもニートでも簡単に言えるので価値がない

小説が書けない

とんでもなく筆が遅い。

理由は明白だ。演繹的に小説構成しようとしすぎて、不必要描写が書けない。

主人公たちの会話中の都合上、一瞬だけ登場させるような小道具にも、オチ意味象徴を求めてしまう。

たとえば、主人公たちがイカを食べるシーンがあったとすると、「話の流れ的にイカをなかなか噛みきれず苦戦する主人公のダサさを表現しなければいけないんじゃないか」とか考えてしまう。

セリフも厄介だ。登場人物の心情を忠実に反映したものでなければならないと思ってしまうし、その心情も各節のテーマに沿った動きをするように誘導しなければいけないし、さらに言えば、心情の動きは現代日本でバズりうるくらいの共感性を持たなければと思ってしまう。

なろう小説だし、もっと気楽に書きたいんだが。

キャラ勝手に動く」って表現本業の人はよく言うけど、それってすごいことだったんだなあ。

2024-12-18

TAKE ME HIGHER 」みたいなこと言ってください

イカー 対 バイヤー

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