中国フィンテック大手アント・グループの支配株主からジャック・マー氏が外れた/Philippe Lopez/AFP/Getty Images (CNN) 中国フィンテック大手アント・グループは7日、同社の株主が株主構成の見直しに応じたことを受け、実業家の馬雲(ジャック・マー)氏は支配株主ではなくなると明らかにした。 アントの声明やCNNの計算によると、調整後、馬氏の持つ議決権の比率は6.2%に低下する。 2020年に証券取引所に提出されたアントのIPO(新規株式公開)目論見書によると、見直し前の時点では、馬氏は杭州雲鉑などの企業を通じて議決権の50.52%を保有していた。 アントは声明で、議決権の調整は株主構成を「より透明かつ多様化」するためのもので、株主の経済的利益には一切影響がないと述べた。 アントはまた、馬氏を含む10の主要株主は議決権行使の際に協調せず、単独で投票することに同意したと