作詞家のzoppさん。「青春アミーゴ」「抱いてセニョリータ」など、ジャニーズ事務所所属アーティストの楽曲を中心に、数多くの作詞を手掛けてきた。 今でこそ売れっ子のzoppさんだが、最初の1曲を世に出すまでの道のりは長かったという。書いても書いても採用されず、いつしか「ボツ」の曲数は180を超えた。それでも腐らずトライ&エラーを積み重ねた結果、ついに希代のヒット曲が生まれる――。 今回は、そうした研鑽の日々の苦悩や作詞家の道を歩むに至ったきっかけ、さらには「売れる曲」を求められる「職業作詞家」としての仕事術など、zoppさんの「人生と仕事」について伺った。 ── zoppさんは10代の頃、アメリカで暮らしていたそうですね。 zoppさん(以下、zopp):アメリカの高校と大学に通ったので、向こうの影響をかなり受けました。アメリカは多文化、多人種が交じり合っていて、青春時代にそういうものとたく