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重要に関するgauquiのブックマーク (61)

  • 「ガラパゴス化」する慰安婦論争 ―― なぜに日本の議論は受入れられないか/木村幹 - SYNODOS

    河野談話見直しの動きや、橋下大阪市長の慰安婦関連発言により、慰安婦問題に対する関心が、かつてないほど高まっている。しかし、それならわれわれはこの慰安婦「問題」についてどの程度知っているのだろうか。そこで稿では、この問題の歴史的展開過程を確認することにより、この問題について改めて考えてみることにしたい。 歴史問題と歴史「認識」問題 ―― 今は違う? 今はそれは認められないでしょう。でも、慰安婦制度じゃなくても風俗業ってものは必要だと思いますよ。それは。だから、僕は沖縄の海兵隊、普天間に行ったときに司令官の方に、もっと風俗業活用して欲しいっていったんですよ。 よく知られている橋下大阪市長の発言である。この文章を引用したのは、彼の発言を糾弾するためではない。ここで注目したいのは、この発言が典型的にしめしているもう一つの重要な事実である。それは、慰安婦問題に代表されるような歴史認識問題が、じつは

    「ガラパゴス化」する慰安婦論争 ―― なぜに日本の議論は受入れられないか/木村幹 - SYNODOS
  •  「The Folly of Fools」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    The Folly of Fools: The Logic of Deceit and Self-Deception in Human Life 作者: Robert Trivers出版社/メーカー: Basic Books発売日: 2011/10/25メディア: ハードカバー購入: 3人 クリック: 61回この商品を含むブログを見る 書は互恵的利他行為,親の投資,コンフリクトなどの数々の啓発的な進化理論を主導したことで知られる進化生物学者ロバート・トリヴァースによる自己欺瞞についてのだ.トリヴァースは「動物の信号が(ドーキンスのいうように)他者への操作のためだとしたら,それは相手側に嘘を見抜くような対抗進化を生じ,さらに操作側に見破られないための自己欺瞞が進化するだろう」というアイデアを最初に思いつき,それを1976年のドーキンスの「利己的な遺伝子」初版の序文で提示したことで知られて

     「The Folly of Fools」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
    gauqui
    gauqui 2012/05/23
    自己欺瞞について。相変わらずすげえ濃い書評だわ。
  • 『20世紀末・日本の美術ーそれぞれの作家の視点から』 - paint/note

    既に終了してしまったのですが、中村ケンゴさんの企画『20世紀末・日の美術ーそれぞれの作家の視点から』に参加させていただきました。 http://www.nakamurakengo.com/sympo/ 元美術手帖編集長の楠見清さんをコメンテーターに迎え、中村ケンゴさん、眞島竜男さん、僕で1990-2001年のアートシーンを検討するという内容です。 ほかの御三方は言わずとも知れた、90年代に活躍された方々で、僕は反対に90年代をほぼ沈黙して過ごしてきました。そのような立場から言えることがあるかどうか不安でしたが、主に批評空間周りのトピックを拾う、という役割を与えられて現場に臨みました。 会場は満員御礼で、ほかの登壇者の方々の力を実感いたしました。人前にほとんどたったことのない僕がなんとか割って入れたのは、(来場者の方々も含めた)皆さんのお陰だと思っています。ありがとうございます。 楠見さん

    『20世紀末・日本の美術ーそれぞれの作家の視点から』 - paint/note
  • 『魔法少女まどか☆マギカ』,全話通して見たら気がついた - FREEexなう。

    『魔法少女まどか☆マギカ』、こないだ全話を通してみたら面白かった! でもラストへの展開、なんか見覚えがある。 あれ?これって僕が2008年にやったトークイベント「遺言」で話した、幻のボツ版『トップをねらえ!2』の設定と似てるんじゃない? 生放送中だったので、とりあえず「そう思ったけど考えすぎ?」と話したら、やっぱり同じように感じた人もいたみたい。 こんなブログを見つけた。 http://go.otaking-ex.com/b2glggO1 真相がどうかとか、どうでもいい。 僕としては、自分でも忘れかけていた、幻のボツ版『トップをねらえ!2』を思い出せて、ちょっとうれしかった。 言うなれば、「死んじゃった我が子と,面影のよく似たアイドルが活躍してるのを見て応援したくなる気分」かな(笑) 頑張れ!まどマギ劇場版! ついでに、その「幻のボツ版『トップをねらえ!2』」の資料も掲載しちゃうね。 長い

  • エッセイ 実験アニメーションの過去と現在

  • マンガの色についてふたたび - 漫棚通信ブログ版

    マンガから色がなくなったのはどうしてか、と考えることがあります。 戦前の日児童マンガ単行には、一部は四色(あるいは三色)カラーが使用され、多くは二色カラーで印刷されるという伝統がありました。 坂牙城『タンクタンクロー』1935年(復刻版・小学館クリエイティブ) 第二次大戦で日の子どもマンガがほぼ絶滅してしまい、その空白のあと戦後はどうなったのか。 じつは戦後の日マンガも、色を失わないように奮闘していました。たとえば少年画報社の前身、明々社が発行した雑誌「冒険活劇文庫」1948年創刊号は、その復刻版を見ると総38ページのうち半分が二色です。 「冒険活劇文庫」1948年創刊号(復刻版・「少年画報大全」付録) 紙の悪い時代でも、子どもマンガには色をつけるべき、と考えられていたのでしょうか。多くの赤マンガも四色や二色をとりいれていました。 しかしマンガは子供のものですから安価でなけ

    マンガの色についてふたたび - 漫棚通信ブログ版
  • http://genbaken.com/essay/nakashima/nakashima2.html

  • マンガモデル論のレジュメ

    12月13日に大東文化大学で報告したレジュメをいまワードで修正してて図表も汚いけど(笑)つけたものを以下にコピペ。ただし下付き英数字なんかはワード文書ではちゃんと表記したりしてるけど以下では面倒なので修正してないかも。一応、未完成なので引用とかする際には僕の了解を得ること。研究目的でワード版を研究者個人で請求された場合は対応します。僕と面識ない方は名、住所、勤め先(学校)、電話番号を必ずメールで教えてください。いずれが欠けてもお送りしません。面倒にならないかぎり(例:請求者多数とか神経質な対応とかストーカーとかいろいろ)送ります。レジュメなのでグルンステンのを読んでて、なおかつ口頭の注記を聞いて完全レジュメと思ってください。ほぼ当たり前のことなんだけどたぶんマンガ研究の世界ではここらへんの常識が通用しない可能性があるのでわざわざ注記。 (付記)id:ITOKさんに図表を一部作成していた

    マンガモデル論のレジュメ
  • ニコニコ動画のコメントの年齢分析したら中学生がほとんどだった件 - いろいろ作りたい

    要約というか言いたいこと 調べてみると、ニコ動のコメントは10代によるものがほとんどだった(特に中学生)。 コメントの空気は彼ら小中学生が作っているんじゃないのか。 価値観がかなり違うんなら分けた方がいいんでないか。 最近のニコ動コメントと空気 最近ニコ動のコメントを見ていて、なんとなくコメントがつまんないなあと思う。 喧嘩のコメントは論外だけど、普通のコメントでも 「うーん・・・そこでウける?」 「この曲そんなにいいかなあ・・・」 みたいに、「みんな」との感覚のズレが昔に比べると目立つようになってきたように思う。 どうやら自分はニコ動内での標準的な価値観のラインから逸脱してしまったのか。 だとしたら、その「標準的な価値観」とは誰がどのように作りだすのか? 実際そこにいる人と表面上そこにいる人の違い 普通に考えると、その「標準的な価値観」は、その場にいる人間の平均的なものになるはず。 10

    ニコニコ動画のコメントの年齢分析したら中学生がほとんどだった件 - いろいろ作りたい
  • BLOGOS サービス終了のお知らせ

    平素は株式会社ライブドアのサービスを ご利用いただきありがとうございます。 提言型ニュースサイト「BLOGOS」は、 2022年5月31日をもちまして、 サービスの提供を終了いたしました。 一部のオリジナル記事につきましては、 livedoorニュース内の 「BLOGOSの記事一覧」からご覧いただけます。 長らくご利用いただき、ありがとうございました。 サービス終了に関するお問い合わせは、 下記までお願いいたします。 お問い合わせ

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  • 売春が悪とされてきた本当の理由と非モテ童貞の真の敵 - 地下生活者の手遊び

    単純売春は禁止されていない 例えば僕が金持ち父さんで、とある♀とねんごろになり、しかもその♀に経済的な援助をしていたとしますにゃ。いわゆる愛人というやつにゃんね。これは少なくとも法的にはまったく問題にゃーよね、純粋に私的な関係での話ですにゃ。 警察権力というのは民事不介入が原則なので、私的な関係において性関係があるとか経済的に援助しているとかについては介入しにゃー。介入されたら困りものにゃんな。 で、この♂と♀の私的関係にゃんが、例えば僕がある♀にヒトメボレして、しかも向こうもまんざらではにゃーようで、デート誘ったらオッケーで、飯代もホテル代も僕がもって、しかも♀が経済的に困っているのを見かねてカネをだしたとしても、愛人のケースと同じようなものだよにゃ。法で禁止するような話ではにゃー。 性関係において金銭の授受があることそのものは単純売春などといわれるけれど、この単純売春を法的に禁止するこ

    売春が悪とされてきた本当の理由と非モテ童貞の真の敵 - 地下生活者の手遊び
  • ソーシャルメディアをいかに危機管理に役立てるか

    「開かれた●●」という言葉自体が古めかしい死語 上場企業においては2000年代初めに、それまでの総会屋対策のための会社主導型・対決型の株主総会ではなく、株主と対話する「開かれた総会」という方法があたかも新鮮で特別なスタイルのように重んじられた。 その後、IT化が進み、ソーシャルメディアが登場すると、単に株主だけではなくあらゆるステークホルダーを巻き込み、しかもリアルタイムでオープンな対話が主流になった。「開かれた」という言葉自体が陳腐であり死語となった背景もそこにある。 PR活動に積極的な企業はこれをステークホルダーのエンゲージメント戦略に取り入れ、より効果的にターゲティングしようとしている。成功している企業も少なくない。お客様の声を聞き、顧客サービス、商品改良、業務改善などに役立てている。 しかし、不祥事や危機が発生したとき、ソーシャルメディアの活動領域は極端に狭められ、とても「開かれた

  • 「家族福祉論の解体」感想 - 社会学者の研究メモ

    先日の研究会にも参加してくれた久保田さんの最近の論文です。 久保田裕之、2011、「家族福祉論の解体」『社会政策』3(1): 113-123. 非常に示唆的な論考で、興味深く読みました(今年一番の収穫だったかも)。私なりに内容をまとめると...(下手なまとめかもしれませんが...)。 家族を作ることが当たり前であったのは過去の話、結婚するかしないか、子どもをつくるか作らないか、個々人が選んでいく時代になっている。 それなのに、福祉供給の対象を「家族」に設定すると(つまり「家族福祉」)、あえてその選択をしなかった人に対しては不公平だ、ということになる。 「じゃあ福祉供給を個人単位にすればいいじゃない」と言いたくなるかもしれないが、そうはいかない理由がある。家族を作るか作らないかにかかわらず、人が生活していく上で必要である条件はあるはずだから。たとえば「(非対称的な)ケア」。誰だって子どものこ

    「家族福祉論の解体」感想 - 社会学者の研究メモ
  • エレベーターとベビーカー

    ベビーカーを押している人のために満員のエレベーターを降りて譲らない人に対してキレるのは問題解決につながるか。

    エレベーターとベビーカー
    gauqui
    gauqui 2011/09/23
    そっけないタイトルの印象よりずいぶん面白い
  • 「物語り」としての日本美術史 - 同心町日記

    前回の所沢ビエンナーレのカタログに掲載させてもらった文章です。こちらの不手際で校正ミスが多く、読み難いものとなっていたので誤記を訂正してあります。アーサー・C・ダントーの『物語としての歴史』は、日歴史学に大きな影響を与えたですが、何故か美術史の分野では無視された存在となっています。 ##### ##### ##### ##### 「物語り」としての日美術史 井上幸冶 ●はじめに―「物語り」とは何か 「物語りとしての日美術史」とは、「日美術史」というナショナルヒストリーが、これまで如何にして「物語られてきた」のか、そこで何が語られてきたのかを問い直す試みである。ここでは「物語り論(narratology)」或は「歴史の物語り論(narrative theory of history)」と呼ばれる方法をもちいることで*1 、なぜ美術が「歴史」として「物語られる」のか、つまり時間的関

    「物語り」としての日本美術史 - 同心町日記
  • 仁平典宏ボランティア論@『POSSE』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    ということで、『POSSE』12号が届きました。ありがとうございます。 >撤収される避難所、再開する漁業、発表される復興計画……。 被災地の復興は、着々と進みつつあるように見えます。 しかし、被災者、特に仮設住宅に入居した都市の被災者は、徐々に「不可視化」され、貧困に陥ることが予想されます。 被災地でいったい何が起きているのか? これからの被災者支援のために、ボランティア・NPOは何ができるのか? 『POSSE』最新号では、こうした実態や課題を、被災地の現場で活動するNPOスタッフのルポや取材から浮き彫りにしていきます。 一方、震災によって貧困問題が「再不可視化」されはじめています。 しかし、これから被災者が直面するのは、まさにこれまでの日の社会保障や地域政策の欠如の問題です。 『POSSE』最新号は、その社会構造を浮き彫りにし、貧困問題と被災者支援の連続性を明らかにしながら、被災者支援

    仁平典宏ボランティア論@『POSSE』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
  • 「Why everyone (else) is a hypocrite」 第10章 その1  - shorebird 進化心理学中心の書評など

    Why Everyone (Else) Is a Hypocrite: Evolution and the Modular Mind 作者: Robert Kurzban出版社/メーカー: Princeton Univ Pr発売日: 2011/01/03メディア: ハードカバー購入: 4人 クリック: 174回この商品を含むブログ (25件) を見る 第10章 鳥のためのモラリティ 第10章の章題は「Morality is for the Birds」という見ただけではよくわからないものだ.これは道徳(特に他人への非難)の起源を進化的に考察するときに,ヒトではない動物として仮想的に思考実験してみようという趣旨から来ている.その方が冷静に考えられるということだろう. というわけで章は「なぜヒトは他人がある種のことをするのを気にするのか」についての考察ということになる. クツバンは冒頭でこう

    「Why everyone (else) is a hypocrite」 第10章 その1  - shorebird 進化心理学中心の書評など
    gauqui
    gauqui 2011/08/28
    クツバン先生冴えまくってる。思考実験、モノガミー(一夫一妻)を巡る道徳問題
  • たけくまメモ: 伊藤剛『テヅカ・イズ・デッド』を読む(4)

    テヅカ・イズ・デッド ひらかれたマンガ表現論へ 続きを書こうとまごまごしている間に、あちらこちらで『テヅカ・イズ・デッド』の感想がアップされはじめているようであります。ことにすがやみつる氏のブログ「すがやみつるの雑記帳」では、『テヅカ…』の「キャラ論」について、先に感想を書かれてしまいました。今回の当エントリの内容とかなりダブるのですが、めげずに書くことにします。すがや氏のブログはマンガ表現・マンガの歴史について自らの経験をもとにした非常に有益な内容が書かれているので、ぜひ一読をお勧めします。 http://www.m-sugaya.com/blog/archives/000256.html (3)「キャラ」と「キャラクター」の分別・1 以上の考察を経て、伊藤はいよいよ、マンガにおける「キャラクター」の問題へと論旨を進めていく。第三章「キャラクターとは何か」がそれで、書の中核といえる部分

    gauqui
    gauqui 2011/08/28
    キャラ/キャラクターのところ
  • 「コンセンサス」はいつ得られるのか――3つの条件 - on the ground

    政治・政策に関する言説に触れていると、「この問題については国民的な議論が必要である」とか「まだコンセンサスが得られているとは言えない」などといった言い回しを、よく耳にします。ところが、どうなれば国民的な議論が行われたことになり、どこまで行けばコンセンサスが得られたことになるのかは、ほとんど明らかにされません。 議論は重要ですが、永遠に議論するわけにはいきませんし、永遠に議論したとしても100%のコンセンサスが得られることはありません。いつかの時点で決定が必要とされる以上、広範な議論と合意形成を求める主張には、「最低限ここまで達成できたらコンセンサスが得られたと見なしてよい」という基準の提示が伴うべきでしょう。 難しいのは、たとえば世論調査で国民の7割から8割が原発の停止・廃炉に賛成しているとして、それをコンセンサスと見なしてよいのかどうか。もし「よい」と考えるのなら、その人はコンセンサスと

    「コンセンサス」はいつ得られるのか――3つの条件 - on the ground
    gauqui
    gauqui 2011/08/03
    「世論調査で国民の7割から8割が原発の停止・廃炉に賛成しているとしてそれをコンセンサスと見なしてよいのかどうか。もし「よい」と考えるのならその人はコンセンサスと多数決の違いを理解していません」
  • 「Why everyone (else) is a hypocrite」 第4章 その1  - shorebird 進化心理学中心の書評など

    Why Everyone (Else) Is a Hypocrite: Evolution and the Modular Mind 作者: Robert Kurzban出版社/メーカー: Princeton Univ Pr発売日: 2011/01/03メディア: ハードカバー購入: 4人 クリック: 174回この商品を含むブログ (25件) を見る 第4章 モジュラーな私 第3章で「意識モジュール」はすべてを統括する「私」ではないことを見てきた.では「意識モジュール」とは何なのか?クツバンは「意識モジュール」は大統領ではなく報道補佐官なのだと説明する. クツバンのいいたいことは,「大統領報道補佐官」は大統領が伏せておきたいと考えることは最初から知らない方がいいということだ.知らなければ絶対に彼からもれることはないが,知っていればうっかりもらしてしまったり,嘘をつくことの難しさからばれたり

    「Why everyone (else) is a hypocrite」 第4章 その1  - shorebird 進化心理学中心の書評など