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2011年8月28日のブックマーク (31件)

  • なにを驚いているのかさっぱりわからない - apesnotmonkeysの日記

    昨日テレビをザッピングしていてチャンネルが「ミヤネ屋」にまわったとき、たまたま「“常識”が変わる? 聖徳太子も西郷さんも仰天新説!」と題して、新旧教科書の比較をやっていた。英語では筆記体を教えなくなったことなどがとりあげられていたが、話題の中心は歴史教科書で。「鎌倉幕府成立の年」「大仙陵古墳(仁徳天皇陵)」、そして見出しにもある聖徳太子や西郷隆盛の肖像画が教科書から消えている件などをネタにしていた。 当ブログの読者の方であれば、Wallerstein さんのエントリ「「幕府」の「差分」−源頼朝」をお読みかもしれない。歴史修正主義者が言い立てるインチキとはまったく別の意味で、歴史学において「諸説ある」とはどういうことか、「通説が変わる」とはどういうことか、のコンパクトにしてわかりやすい例証になっている。その他のトピックにしても、日史に関心のある人間にとっては常識に属するものであろう。 興味

    なにを驚いているのかさっぱりわからない - apesnotmonkeysの日記
  • 新自由主義は社民主義? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    もちろん、一般的には、あるいは世界共通に、新自由主義と社会民主主義は対立関係にあります。 それでは、なぜ、具体的な労働政策論において、 >八代先生は新自由主義、濱口先生は欧州型社会民主主義の立場と基的な思想の違いはあるが、労働経済分野での意見についてはかなりの部分合致するのではないかと思っている。 ということになるのか、まあ、わたくしが欧州型社会民主主義の代表みたいな顔をすると、怒り心頭に発する人もいるかも知れませんが、それはとりあえずおいておいて、対立する思想が政策論でなぜ接近するのかを説明せよ、と詰め寄る人が出てくるかも知れません。 実は、書自体がそれをよく説明しています。まえがきの文章から引用すると、 >問題なのは市場競争の行き過ぎではなく、それと対になるべき、政府による生活の安全網(セーフティネット)の構築が不十分だったことである。企業が従業員とその家族の生活を守り、その企業を

    新自由主義は社民主義? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
  • 佐藤順一 - Wikipedia

    佐藤 順一(さとう じゅんいち、1960年3月11日 - )は、日のアニメーション監督、演出家[1]。東映動画出身。フリーを経て2000年にハルフィルムメーカー取締役に就任し、吸収合併でTYOアニメーションズとなった後も2016年まで所属。2017年よりツインエンジン所属。 別名義として「甚目 喜一」「天上 はじめ」「ミソト ハジメ」「星野 らんちゅう」「ひかわ さくら」などがある。 愛称はサトジュン、さとし、ジュミスなど。は多くの佐藤作品で選曲[注 1]など音響関係の仕事を務めている佐藤恭野(旧姓渡辺)[注 2]。 人物[編集] 『美少女戦士セーラームーン』『おジャ魔女どれみ』『ケロロ軍曹』などの長期放映された人気作品の第1シリーズを立ち上げたヒットメーカー[2]。東映動画(現・東映アニメーション)出身で、1990年代には児童・少女向け作品のシリーズディレクター[注 3]を歴任し、数

  • 『民主主義を眺めるミネルヴァの梟(エッセイ再掲)』

    この前、8月12日 朝日新聞に 民主主義について俺が思うところを述べたインタビューが載りました。 その時の考察の出発点になっているのが、 次のエッセイです。 去年の夏に『文學界』に掲載していただいたものです。 インタビューではマイルドにするために 民主主義そのものへの疑問は述べませんでした。 「民主主義」と言うならこれぐらいのことはしないとダメだ という口調で書きました。 このエッセイでは そもそも民主主義でいいのか という疑問を提示しています。 よかったらお読みください。 民主主義を眺めるミネルヴァの梟(『文學界』2010年9月号掲載) 國分功一郎 ミネルヴァの梟は夕暮れ時に飛び立つ。 ミネルヴァの梟が飛び立てば、夕暮れ時が訪れる。 ミネルヴァの梟は飛び立った。夕暮れ時は既に訪れている。 最近、出色のレーニン論『「物質」の蜂起をめざして』(作品社)を出版した白井聡氏と対談する機会を得た。

    『民主主義を眺めるミネルヴァの梟(エッセイ再掲)』
  • 「Why everyone (else) is a hypocrite」 第10章 その1  - shorebird 進化心理学中心の書評など

    Why Everyone (Else) Is a Hypocrite: Evolution and the Modular Mind 作者: Robert Kurzban出版社/メーカー: Princeton Univ Pr発売日: 2011/01/03メディア: ハードカバー購入: 4人 クリック: 174回この商品を含むブログ (25件) を見る 第10章 鳥のためのモラリティ 第10章の章題は「Morality is for the Birds」という見ただけではよくわからないものだ.これは道徳(特に他人への非難)の起源を進化的に考察するときに,ヒトではない動物として仮想的に思考実験してみようという趣旨から来ている.その方が冷静に考えられるということだろう. というわけで章は「なぜヒトは他人がある種のことをするのを気にするのか」についての考察ということになる. クツバンは冒頭でこう

    「Why everyone (else) is a hypocrite」 第10章 その1  - shorebird 進化心理学中心の書評など
    gauqui
    gauqui 2011/08/28
    クツバン先生冴えまくってる。思考実験、モノガミー(一夫一妻)を巡る道徳問題
  • パブリックコメント - 内藤朝雄HP −いじめと現代社会BLOG−

    品安全委員会にパブリックコメントを提出する。 http://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/pc1_risk_radio_230729.html わたしが提出した文章 「放射性物質品健康影響評価に関する審議結果(案)についての御意見・情報の募集について」 1 科学的研究を行ったり、そのデータを用いる者は、科学的であるとはかぎらず、政治的であることが多い。 たとえば、製薬会社から助成金を得た医学研究と、そうでない医学研究では、データが大きく異なるという、科学的統計研究もある。原子力関係の研究は、医学研究者が製薬会社とつながっている以上に、政治とのつながりが大きい傾向がある。このことを考慮に入れる必要がある。世界の大国が原子力の後押しをしている。 2 今わかっていることは、大量のわからないことのなか のごく一部であり、さらに将来くつがえる可能性が高い。それは、放射能被曝の

    パブリックコメント - 内藤朝雄HP −いじめと現代社会BLOG−
    gauqui
    gauqui 2011/08/28
  • ■ - 偽日記@はてなブログ

    ●一昨日からつづく「黒つぐみ」についての話はちょっとお休み。 ●『輪るピングドラム』7話。ぐいぐい来てる。「生存戦略」はとうとう生殖から産卵(出産)というところにまで達した。荻野目苹果はアニメ史上かつてないヒロインへと成長しつづける。かつて、ペンギン帽のイリュージョン空間で落とし穴から這い上がり、肋骨階段を駆け上りさえした苹果は、今回、床下(妄想)と床上(現実)との境を越えて上昇しようとする。浮遊し浮上するのではなく、水没しては、這い上がる女、苹果。彼女を這い上がらせる動機は日記-ももか(姉)であるが、這い上がる力は苹果を苹果として生成させ、変化させる。どこまでもぐいぐい押してくる苹果の行動力は、その「押し」の方向性は異なるとしても、『未来少年コナン』のコナンを想起させさえする。 ●苹果は複数の層を同時に生きる。姉の日記に忠実であろうとする日記-妄想の層(床下での多蕗との同居)、晶馬とのペ

    ■ - 偽日記@はてなブログ
  • 大衆教育社会と/の教育改革――苅谷剛彦『教育と平等』(中公新書)を中心に - もどきの部屋 education, sociology, history

    昨日、越後湯沢にて、拙稿「個性化教育の可能性――愛知県東浦町の教育実践の系譜から」(宮寺晃夫(編)『再検討 教育機会の平等』岩波書店、所収)を参考文献に指定させていただいたうえで、苅谷剛彦『教育と平等』(中公新書、2009年)を中心とした苅谷的な戦後日教育史像=大衆教育社会論とそのもとで展開した90年代以降の教育改革を考えるセッションを開催し、話題提供を行った。 題目は「大衆教育社会と/の教育改革――苅谷剛彦『教育と平等』(中公新書)を中心に」である。 もちろん、苅谷先生じきじきのご参加もあり、夜中までかけてエンドレス議論を繰り広げたわけである(途中から、というか最初から飲み会モード全開であったという事実は伏せておくことにしよう)。 上記の拙稿は『教育と平等』ですでに苅谷先生が論じている問題を参照しながらも、明らかに、さしあたりそれを等閑に付し、あえてそこから教育実践レベル(書の言葉で

    大衆教育社会と/の教育改革――苅谷剛彦『教育と平等』(中公新書)を中心に - もどきの部屋 education, sociology, history
  • コミュニケーション教育!?! - xor

    laying the foundations for the real communications science to come 「コミュニケーション教育」でググってみると分かるが、この語は今や(2〜3年前から?)国・文科省のアジェンダになっている。げほげほ、と思わず咳き込んでしまうが、お役所仕事や、日常の学校運営とその細部を、もっともっと人間的に、やさしくアジャイルに、コミュニケイティブにすることが、当のアジェンダにとっても、何億倍も重要な前提でっせ。 単なる技能(スキル)として、あるいは技術(テクニック)として捉えられたコミュニケーションは、もはやまったくコミュニケーションではない。 AppleのSteve Jobs氏がCEOの座を降りてから、まるで亡くなったときの追悼文のような頌辞が世の中に氾濫していた。 だがだが、SJ氏は単に、消費者マーケティングの達人であるにすぎない。そして

    コミュニケーション教育!?! - xor
    gauqui
    gauqui 2011/08/28
  • 押して、押して、押し倒されろ! - FC2 BLOG パスワード認証

    管理人からのメッセージ 過去ログは随時noteへ移行していきます。今後ともよろしくお願いいたします。 https://note.mu/yu_ichikawa/

  • ジェフリー・ミロン:ドラッグ合法化を主張するリバタリアン経済学者 - Shouting Fire in a Crowded Theater

    以前Libertarianisim Japan Projectで書いた記事の再掲。LJPについては、諸般の事情で閉鎖されたが、こちらのurlから当時の記事を読むことができる。 ドラッグ合法化論については、ブログでも何度か取り上げられてきたが(「ドラッグ全面解禁論――THE CRISIS IN DRUG POHIBITION」、「田代政を擁護する」、橘玲「財政再建は覚醒剤合法化で」)、カナビス・スタディハウスというカナビス(マリファナ・大麻)の合法化を主張するサイトでハーバード大学教授のリバタリアン経済学者、ジェフリー・ミロン(Jeffrey Miron)に関する記事が掲載されているので紹介させてもらいたい(「ドラッグ合法化を主張するリバタリアン経済学者ジェフリー・ミロン」)。以下記事の一部引用。 リバタリアンは 「例外なくすべてのドラッグ」 を合法化すべきたと考えているのだと説明する。し

    ジェフリー・ミロン:ドラッグ合法化を主張するリバタリアン経済学者 - Shouting Fire in a Crowded Theater
  • 新宿二丁目で鱧を食う - 壺 齋 閑 話

  • platospace

    platospace Just another WordPress weblog 該当する投稿は見つかりませんでした。 platospace is proudly powered by WordPress 投稿 (RSS) と コメント (RSS)

    gauqui
    gauqui 2011/08/28
  • 千葉雅也イケメン論まとめ

    千葉雅也 Masaya Chiba @masayachiba イケメンの概念は大発明であり、この〈イケメンの発明〉は、おそらく〈ポスト・ヤンキーの加速器としてのキムタク〉の、さらにそれ以後の男性表象の問題ではないか。この〈ポスト・キムタクの時代〉に、性的に自己アピールする若い男は、装飾化し、複数化する(manからmenへ、(仮)面へ)。

    千葉雅也イケメン論まとめ
    gauqui
    gauqui 2011/08/28
    素晴らしい
  • 明海日本語8

    〈明海大学日語学科卒業論文より〉 85 少女マンガにみる女ことば 相澤 キーワード:終助詞,女ことば,男女差,ジェンダー 真波(学籍番号 11970001) 1.はじめに 日語にはことばの男女差がある。女ことば、男ことばと言われるもので、日語の特色の一つと 言える。日語の男女差には、大きく分けて二つのタイプがある。一つは、「医者」という職業を指 すとき、女性であるならば「女医」と表現したり、「大学生」の場合も女性だと「女子大生」となる ような表現差の場合がある。この場合、「男医」や「男子大生」となることはまずない。「女社長」 「女子アナ」「女性官僚」など“女性”ということを強調して示す場合がほとんどで、女性がその立 場や職業に就くことを特別視する捉え方が性差別であるとして、しばしば社会問題とされる。 稿で言う「女ことば」「男ことば」とはもう一つのタイプで、例えば女性が話

    gauqui
    gauqui 2011/08/28
    「少女マンガにみる女ことば」 pdf
  • 翻訳マンガにおけるジェンダー標示表現使用の様相

    要旨: 少年少女・男性・女性の読者を主な対象とする翻訳・翻案マンガ6作品における女性登場人物の言葉遣いを質的に分析し、女性ジェンダー標示形式の使用がどのような要因に動機付けられ、何を指標しているかを検証した。作品における女性ジェンダー標示形式の使用の効果は、作品全体が日常性を志向しているか否か、選択的使用が見られるか否か、選択の要因となっているものは何かなどの条件によって異なることが観察された。女性ジェンダー指標形式が全ての女性登場人物によって単一的に使用される作品、発話の中で好ましい属性を指標する作品など、伝統的に期待されてきたステロタイプを強化すると考えられるものもあるが、解釈的発話の中で批評的に用いられてステロタイプの価値を揺るがすように働く使用例を含む作品もある。フィクションの中の女性ジェンダー形式については、質的な面を検証することが重要である。 キーワード: 女性ジェンダー標示形

  • 読書メモ - うつし世はゆめ / 夜のゆめもゆめ

    * 哲学入門 理論構築をベースにした哲学入門ってないかな。 ここで「理論構築」ということで考えているのは比較的テクニカルなものからもう少しゆるいものまで幅広い対象を念頭に置いている。 今適当に思いつくままに書くと、指示の因果説、二次元意味論、超付値による解決、四次元主義。「理論をつくって解決しよう」というのは、分析哲学のわりと重要な部分であるような気がするのだけど、それを平易に説明して、何なら「きみもつくってみよう」というくらいのは無いだろうか。 哲学における「理論」というものがもっている独特の役割を知りたいと思ってもいる。 * 哲学に対するよくある誤解 哲学に対するよくある誤解のうち、大きなものの1つは「哲学者の仕事は新しい魅力的な世界観を提示することだ」というものではないだろうか。 しかし、大半の哲学者は(分析哲学者はといった方がよいかもしれないが)、それが自分の仕事だと考えてはいな

  • Beebe「懐疑論の仮説の制約」 - うつし世はゆめ / 夜のゆめもゆめ

    読書会のレジメをおきます。 元論文はドラフトがWebで公開されてます。 http://www.acsu.buffalo.edu/~jbeebe2/Constraints%20on%20Skeptical%20Hypotheses.pdf Beebe "Constraints on Skeptical Hypotheses" The Philosophical Quarterly Vol.60 No.240 *懐疑論に関する関心の移り変わり 伝統的な懐疑論の問題設定 -知識の基礎付け -カント的問題(認識はなぜリアリティと接触を持てるのか) 最近の懐疑論の問題設定 -知識のパズル --いくつかの常識的な仮定から、馬鹿げた結論が出てきてしまうという意味での哲学的パズル --知識に関する理解が問題 *問題意識 -過小決定underdeterminationの問題 過小決定: 経験だけからは1つの

  • デートDV防止のユニークな動き-ソウル・ヨガ(イダヒロユキ)

    gauqui
    gauqui 2011/08/28
  • 「属性表現」をめぐって--ツンデレ表現と役割語との相違点を中心に | CiNii Research

    gauqui
    gauqui 2011/08/28
  • 役割語 - Wikipedia

    忍者を想起させる役割語の例(三重県伊賀市) 役割語(やくわりご)とは、話者の特定の人物像(年齢・性別・職業・階層・時代・容姿・風貌・性格など)を想起させる特定の言葉遣いである[1][2][3]。主にフィクションにおいてステレオタイプに依存した仮想的な表現をする際に用いられる。小説家清水義範のように以前から指摘する者はあったが、日語学者の金水敏がその歴史的変遷を精査し「役割語」と命名したことを機に、言語学の研究対象として捉えられるようになった。 様々な物語作品やメディア作品(外国語作品の翻訳も含む)、特に子供向け作品やB級作品において、老人は「そうなんじゃ、わしは知っとるんじゃ」、貴婦人は「そうですわ、わたくしは存じておりますわ」のような言葉遣いを用いる。そのような言葉遣いの老人や貴婦人は現実にはほとんどいないが、日語話者であれば言葉遣いを見聞きするだけで「老人」「貴婦人」のイメージを自

    役割語 - Wikipedia
  • ツンデレ言語論(1) - ネ言 negen

    おまいら、ここでは「ツンデレ」というキャラクターを言語学的視点から捉えてみたいと思います。さて、どうなることやら。(こんなの書くよりも研究しろ、というツッコミ大歓迎。つか、誰か止めてくれ。) 取り上げる対象は、次のような発話およびそれを発話するキャラクター(属性)です。 (1) べ、別にあんたのことなんか何とも思ってないんだからねっ! (2) ぐ、偶然よ、偶然。たまたま帰り道が同じだけなんだからねっ! この例文を読んだだけで妄想の世界に飛んでいってしまったアナタは重症(俺もな)。 これらは、いわゆる「ツンデレ*1」と呼ばれるキャラクターに特徴的な表現です。というよりも、このような発話をさせることで発話者(話し手)に特定の属性を与えようという意図がある、と言い換えたほうがよいでしょう。(1)や(2)を発話すればツンデレ、あるいはツンデレであれば(1)や(2)のような発話をする、といったように

    ツンデレ言語論(1) - ネ言 negen
  • 役割語シンポジウム文字化資料

    シンポジウム メディア・教育と役割語・発話キャラクタ 日時:2009年3月28日(土)15:30~17:30 場所:神戸大学百年記念館 文字化テキスト出典: 金水 敏(編)(2010) 『役割・キャラクター・言語―シンポジウム・研究発表会報告―』 科学研究費補助金 基盤研究(B) 「役割語の理論的基盤に関する総合的研究」 研究成果報告書(課題番号:19320060、研究代表者:金水 敏) 133-170頁 出演者: 金水敏(司会) 恩塚千代(江原大学日学科招聘教授) 鄭惠先(長崎外国語大学外国語学部准教授)※(現・北海道大学留学生センター准教授) 太田眞希恵(NHK放送文化研究所研究員) 阿藤智恵(劇作家・演出家) 浜秀彦(沖縄キリスト教学院大学准教授) (発言順) 日語教科書における“ヴァーチャルリアリティ”のすすめ 金水:今から、シンポジストの皆さまを紹介いたしますが、壇上に出て

  • ぼくと俺 - 原田治ノート

    NHKの大河「龍馬伝」、考証があまりにデタラメだから見たくなんかないのに、時々のぞいてしまう。先日は黒船の頃の吉田松陰が出てきて、海岸でやたらと大声でわめいていたが、「僕は、僕は!」を連発する。一人称「僕」は、幕末から明治にかけて、薩長土肥の下層のサムライの間から流行ったといわれている。しかし物の侍なら、「拙者」や「それがし」、または「身ども」などというはず。くだけて言うなら、西日では「わし」が基で、関東以北なら「俺」でいいだろう。では、彼ら勤皇の志士たちの正体は何なのか?は、陰謀史観でなら解明できちゃうけど、ここには書けません。 それにしても男の一人称って気になるよね。こうやってブログを書く時にも、一人称をどうするか?ちょっとだけ考えてしまう。「僕」と書くべきか、シモベじゃないから「ぼく」にしようかとか。しかしいいトシしたジジイが「ぼく」を使うのもヘンかな? かといって「自分」じゃ

    ぼくと俺 - 原田治ノート
  • 日本語社会 のぞきキャラくり | 三省堂 WORD-WISE WEB -Dictionaries & Beyond-

    (短期集中連載)「いちかっこ」「いちまる」の広がり NEW! 「いちかっこ」「いちまる」の広がり その3 NEW!新着記事

    gauqui
    gauqui 2011/08/28
    役割語、キャラ
  • たけくまメモ: 伊藤剛『テヅカ・イズ・デッド』を読む(4)

    テヅカ・イズ・デッド ひらかれたマンガ表現論へ 続きを書こうとまごまごしている間に、あちらこちらで『テヅカ・イズ・デッド』の感想がアップされはじめているようであります。ことにすがやみつる氏のブログ「すがやみつるの雑記帳」では、『テヅカ…』の「キャラ論」について、先に感想を書かれてしまいました。今回の当エントリの内容とかなりダブるのですが、めげずに書くことにします。すがや氏のブログはマンガ表現・マンガの歴史について自らの経験をもとにした非常に有益な内容が書かれているので、ぜひ一読をお勧めします。 http://www.m-sugaya.com/blog/archives/000256.html (3)「キャラ」と「キャラクター」の分別・1 以上の考察を経て、伊藤はいよいよ、マンガにおける「キャラクター」の問題へと論旨を進めていく。第三章「キャラクターとは何か」がそれで、書の中核といえる部分

    gauqui
    gauqui 2011/08/28
    キャラ/キャラクターのところ
  • 伊藤剛『テヅカ・イズ・デッド』を読む(3): たけくまメモ

    テヅカ・イズ・デッド ひらかれたマンガ表現論へ ←伊藤剛氏から提供された表紙原画(画・和田洋介) 話を『テヅカ・イズ・デッド』に戻す。今までの文章をふまえて書の論旨を私なりにまとめると、だいたいこのような展開になっている。 (1)マンガはつまらなくなった言説の検証 前回までのエントリでも述べたように、90年代に入り、団塊の世代(50代~)からオタク第一世代(40代~)にかけての論客の多くが、どうしたわけか口々に「マンガはつまらなくなった」と言い始めた。しかし現行のマンガは、一時ほどではないにせよやはり売れているし、伊藤からみて面白いマンガはたくさんある。必ずしもマンガ表現総体が衰弱しているとは思えないのだが、先行世代の論者は意識的にか無意識的にか「今のマンガ」を無視しているように見える。これはなぜか。 「つまらなくなった」ということは、「それまでは面白かった」ということである。であるなら

  • 伊藤剛『テヅカ・イズ・デッド』を読む(1): たけくまメモ

    以下の文章は先頃刊行された伊藤剛の著作『テヅカ・イズ・デッド』を読んでの感想であります。とはいえ書き始めたらとまらなくなり、内容紹介を含めて相当な分量になってしまいました(しかも、まだ書き終わっていない)。マンガ論としては久しぶりに出た格的な理論的著作であり、2年半に及ぶ書の「産みの苦しみ」のプロセスを友人として端から見ていただけに、個人的にも感慨深いものがあるのは確かであります。 マンガ表現やマンガ史における新見解をいくつも含んだ野心作で、かなり専門的な内容(価格も専門書的)ですが、難解な用語をことさらに駆使しているわけではなく(むしろそれは最小限に抑えている感じ)、マンガ表現に関心のある人なら、一度は目を通して損はない出来だと断言できます。この感想はまだ執筆途中ですが、なかなか終わらないので「短期連載」にしました。書における伊藤くんの論旨には私自身のマンガ観にも反省を迫る部分があ

  • 西尾維新『クリエイターの十戒』 - 本読みのスキャット!

    8 :この名無しがすごい!:2011/08/01(月) 12:57:12.12 id:M5nzbN/S 西尾維新『クリエイターの十戒』 一、己の創造物を作品と言ってはならない(思い上がりもはなはだしい) 二、他者の創造物を批判してはならない(同右。転じて、自己批判を怠ってはならない)。 三、創造に時間をかけてはならない(時間よりも値打ちのある創造物などない)。 四、己の創造物を解説してはならない(説明が必要なものは未完成である)。 五、自分のほうが先に考えていた、と言ってはならない(むしろ先に考えておきながら後塵を拝した不明を恥じよ)。 六、昔から温めていた発想を使用してはならない(発想は常に新鮮に。熟すとは腐るという意味だ)。 七、失敗の言い訳をしてはならない(失敗に言い訳の余地はない)。 八、受け手を批判してはならない(批判はされるものであってするものではない)。 九、受け手を選んでは

    西尾維新『クリエイターの十戒』 - 本読みのスキャット!
  • 2010年へ向けて、これだけはチェックしておきたい15作品 - オトコでも読める少女マンガ

    2024/07≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 ≫2024/09 ■2010年以降も新刊が出ると思しき作品から、「おとなもこどももおねーさんも」を念頭に、「2009年盛り上がった」+「2010年もかなり期待できる」という二つの観点からチョイス。これが一応ウチの2009決定版ということで。リンクをクリックすると直近のレビューに飛びます。 2009年完結した作品ピックアップはこちら→オトコでも(ry 的、2009年これだは読んでおいて欲しかった完結作10 1.いくえみ綾「潔く柔く」 …二桁巻を据えるのは若干勇気が要るのですが、まぁこれはね。ラストへ向かって階段を駆け上がっている所。二人の主人公が出会って以降、話の深さ・上手さに加え、勢いが格段に増したように思います。今年も充実していましたが、来年はもっとくるはず。 2

  • この作品はどう考えても「買い」ですよ、お嬢さん《続刊レビュー》西炯子「娚の一生」2巻 - オトコでも読める少女マンガ

    2024/11≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 ≫2025/01 作品紹介はこちら→*新作レビュー* 西炯子「娚の一生」 西炯子「娚の一生」(2) 君の心のまん中に抜けへん固いトゲがある それが何かは問題やない ぼくはそれが抜けるのを待つ けど ぼくには君ほどたくさん時間はない ■なんだかんだで同居をすることになった海江田とつぐみ。親戚の前で堂々と「告白」をされて、つぐみの気持ちは揺れに揺れる。海江田は強くつぐみとの結婚を望むが、つぐみは彼の気持ちを素直に受け取れない。それでも少しずつ心を開いて…と思った所に、海江田を慕う秘書・西園寺さんが来襲。さらには見知らぬ子供まで…!? 今年の上半期新作オススメリストで2位に推した作品です。2巻になっても素晴らしい。もうね、最初に言っとくよ、コレ読まない人は損してるよ!なん