エルサレム旧市街のアルアクサ・モスク敷地内にある「岩のドーム」の前でシュプレヒコールを上げるパレスチナ人のイスラム教徒ら(2017年12月15日撮影)。(c)AFP PHOTO / Ahmad GHARABLI 【12月19日 AFP】国連安全保障理事会(UN Security Council)は18日、エルサレムをイスラエルの首都と認定したドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の決定を無効とする決議案を採決したが、米国が拒否権を発動したことにより同決議案は廃案となった。 エジプトが作成した同決議案は、エルサレム問題をイスラエルとパレスチナ間の「交渉によって解決されるべき」ものであると定め、同市の地位に関する決定はいかなるものも「法的効果や拘束力がなく、無効で撤回されなければならない」と明示。トランプ氏の決定について直接言及はしないものの「最近のイスラエルに関する決定に深い