ロシア・モスクワで、式典に出席するミハイル・ゴルバチョフ元ソ連大統領(2016年12月16日撮影)。(c)Vasily MAXIMOV / AFP 【8月31日 AFP】旧ソ連最後の指導者、ミハイル・ゴルバチョフ(Mikhail Gorbachev)元大統領が30日、病気のためモスクワで死去した。91歳。ロシアのメディアが報じた。「ペレストロイカ(改革)」や「グラスノスチ(情報公開)」を推進したが、ソ連崩壊を早める結果となった。東西冷戦(Cold War)の終結に貢献したことなどが評価され、ノーベル平和賞(Nobel Peace Prize)を受賞した。 報道によると、入院先のモスクワの病院がゴルバチョフ氏について「今夜、重篤で長期にわたった病気のため死去した」と述べた。 1985~1991年に政権を担った。核軍縮を進め、ロナルド・レーガン(Ronald Reagan)米大統領(当時)と共
