気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン (前回「上海の若者がアキバへ社会科見学/宿題は『なぜ中国でアニメの産業化が進まないか?』から読む) 前回、「80後」世代(1980年代生まれ)の上海人女性Oさんと日本の動漫のメッカ、秋葉原を訪ねた。彼女は膨大な動漫キャラが商品化され、産業として成立している日本の現場を目の当たりにし、中国の消費市場との成熟度の「違い」を知った。 こうした「違い」がどうして存在するのか。その理由について彼女がどこまで考えをめぐらせたのか、正直わからない。あの国の「規制」がネックになっていることは確実だが、業界関係者からして疑うそぶりすら見せないのだから、どうしようもない話だ。そこをいたずらに突いてみても「答え」を持たない彼らの反発を買うだけだろう。 だとすれば、