映像流出 通信記録差し押さえ 11月9日 18時9分 尖閣諸島沖で起きた中国漁船による衝突事件の映像が流出した問題で、東京地方検察庁は9日、動画投稿サイトを運営する大手ネット企業から、投稿した人物に関する通信記録を差し押さえました。警視庁とも連携して記録を分析し、どこにあるパソコンから映像が投稿されたのか特定を進める方針です。 この問題で最高検察庁は、海上保安庁が東京地方検察庁と警視庁に刑事告発したことなどから、9日、捜査の主体を東京地検に移すとともに、捜査班の検察官らを新たに沖縄に派遣しました。さらに、映像が流された動画投稿サイト「ユーチューブ」を運営するアメリカの大手ネット企業の「グーグル」に対し、裁判所の令状を示したうえで、投稿した人物に関する通信記録を差し押さえました。インターネットに接続するパソコンには、それぞれ「IPアドレス」と呼ばれるネット上の住所に番号が割り当てられていて、