プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 (岩波文庫) 作者: マックスヴェーバー,大塚久雄出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1989/01/17メディア: 文庫購入: 14人 クリック: 188回この商品を含むブログ (232件) を見る 去年読んだのだけれど、レポートの関係で再読。概要だけさっくりつかみたかったので例の長ったらしい注釈は全部すっ飛ばして読んだら、意外とサクサク読めた。 この本から学ぶことは色々あると思うのだけれど、面白いなぁと思ったのが一つ。以下半分自分用メモ。 ウェーバーが言うには、資本主義が発展したのは営利に対して厳格な態度を取るプロテスタント、わけてもカルヴァン派の系列だ。彼らは予定説に基づき、自らが神の栄光にあずかる資格のある「選ばれた」人間だという確証を得たいがために、仕事を「天職」として全うする禁欲的な態度を取る。そこでは目的としての営利は嫌悪されるが
突然変異と自然淘汰、この2つの原理によって生物は進化する。我々はそれを教養として知っている。でもそれだけではなく、じつは直感としてもおおよそ分かっているのだと思う。だからこそ、突然変異と自然淘汰のしくみの詳細をひとつひとつ聞かされたとき、そのあまりの巧みさや強さにたしかにあっと驚くのだが、それにまして、進化はなるほど必然なんだと納得できるし、その必然の理屈はすでに分かっていた気にすらなる。(追記5.15:だから「直感」という用語はあまりよくない。「直ちに理屈がとおる感じ」というような意味だ) リチャード・ドーキンス『盲目の時計職人』を読んで、そんな感想を持った。この一冊こそ、ダーウィン主義つまりいわゆる唯一絶対の進化理論の教科書として『利己的な遺伝子』以上に役立つ、ということを確信したうえでだ。 突然変異と自然淘汰が直感として分かっているというのは、たとえば「学校っていうのは、教師と生徒と
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