■[哲学用語]Ludwig Witgenstein 1889-1951 01:04 ウィーンに生まれ、イギリスで活動した哲学者。今世紀の哲学潮流に大きな影響を残し、現在でも英米圏の枠を超えて関心を集めている。当初ラッセルの指導の下で論理学、哲学を学び、その成果は『論理哲学論考』として発表された。これによって哲学の問題は解決されたとして、脱稿後の10年間は哲学活動を中断したが、1929年にケンブリッジに戻り、数学の基礎を巡る問題に取り組み、それ以降『論考』の批判的検討を軸に独自の思想を展開した。39年から47年までケンブリッジ大学の教授を務めた。中期から後期にかけての仕事は、すべて遺稿として出版され、後期の代表作に『哲学探究』『数学の基礎』『確実性の問題』などがある。 ■[哲学用語]家族的類似性 01:04 一般に「概念」とは多くの異なる個物から、それらに共通した本質だけを抽象化することに
ゲーム的リアリズムの誕生~動物化するポストモダン2 (講談社現代新書) 作者: 東浩紀出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/03/16メディア: 新書購入: 34人 クリック: 461回この商品を含むブログ (462件) を見る東浩紀『ゲーム的リアリズムの誕生 動物化するポストモダン2』の特筆すべき点は、社会学者としての東浩紀と文芸批評家としての東浩紀が分業しているところであろう。 彼は作品分析に関して、「物語的主題」(何が語られているか)を追うのではなく、「構造的主題」(どのように語っているか)を追わねばならないとくり返し述べているが、それは本書に関しても当てはまる。つまり、東氏は一々注釈していないが、本書の読解はこの分業を構造的に区分しながら読むことが必要とされるのである*1。 どちらかといえば、社会学者としての東浩紀が勝っていた前著の『動物化するポストモダン』を読む感覚で本書
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